2月の歳時記・年中行事と言えば、節分や立春、建国記念の日、バレンタインデー、天皇誕生日と続きます。
そんな2月の歳時記・年中行事・記念日を紹介します。
2月の他の言い方・異称・別称は下記記事をご覧ください。
如月と2月の異称・別称
如月は2月の和風月名ですが、どうして如月というのか、どういう意味があるのかまで知っている方は少ないですよね。如月について詳しく説明した上で、2月の他の言い方・異称についても説明します。
2月の歳時記・年中行事・記念日
- 1月30日頃鶏始乳
年によっては変動しますが、1月30日頃の七十二候が鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)で、2月最初の七十二候となります。
鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)-大寒-末候-七十二候-第七十二候鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)は、七十二候の第七十二候の季節(略本暦による呼び名)です。大寒の末候となり、「鶏が卵を産み始める」という意味になります。鶏始乳について詳しく説明します。 - 2月1日重ね正月・二月礼者
- 2月2日
- 2月3日頃節分
- 2月4日頃立春
昔は立春もお正月と同じ意味合いを持っていました。
立春-二十四節気 第1であり正月節立春(りっしゅん)は例年2月3日もしくは2月4日に訪れる二十四節気で1番目の暦で、正月節とも言われています。旧暦の正月とも言われていますが、実際には旧暦の正月とは異なります。これからまだまだ寒くなる時期に立春という春をイメージさせる言葉になっているのか、詳しく立春について説明します。同じ日から始まる七十二候が東風解凍(こちこおりをとく)です。
東風解凍(こちこおりをとく)-立春-初候-七十二候東風解凍(こちこおりをとく)は、七十二候の第一候の季節(略本暦による呼び名)です。立春の初候となり、「東風が厚い氷を解かし始める」という意味になります。東風解凍について詳しく説明します。2月4日の記念日
2月4日の記念日・世界対がんデー・西の日・銀閣寺の日2月4日はそこそこの数の記念日が登録・制定されています。24で思い浮かぶ頃合わせはいくつか想像出来ますが、実際にどんな記念日が登録されているのか、紹介します。 - 2月5日
- 2月6日
- 2月7日
- 2月8日
- 2月9日頃
- 2月10日
- 2月11日
- 2月12日
- 2月13日
- 2月14日頃魚上氷
- 2月14日
- 2月15日
- 2月16日
- 2月17日
- 2月18日頃雨水
2月18日もしくは2月19日から二十四節気は雨水となります。
雨水-二十四節気 第2であり正月中雨水は、例年2月19日もしくは2月18日に訪れる二十四節気の2番目の暦で、正月中とも言われています。「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」と暦便覧には記されており、雪から雨に変わる頃合いとされています。あまり使われない言葉ですが、季語としても使われることが多い雨水について説明します。同じ頃から七十二候は土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)となります。
土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)-雨水-初候-七十二候-第四候土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)は、七十二候の第四候の季節(略本暦による呼び名)です。雨水の初候となり、「雨が降って土が湿り気を含む」という意味になります。土脉潤起について詳しく説明します。2月18日の記念日
2月18日・エアメールの日・嫌煙運動の日2月18日には、数少ないもののいくつかの記念日が登録・制定されています。218という数字からだと語呂合わせが想像しにくいですが、実際にはどんな記念日が登録されているのか紹介します。 - 2月19日
- 2月20日
- 2月21日
- 2月22日
- 2月23日頃霞始靆
2月23日頃から始まる七十二候が霞始靆(かすみはじめてたなびく)です。
霞始靆(かすみはじめてたなびく)-雨水-次候-七十二候-第五候霞始靆(かすみはじめてたなびく)は、七十二候の第五候の季節(略本暦による呼び名)です。雨水の次候となり、「霞がたなびき始める」という意味になります。霞始靆について詳しく説明します。 - 2月23日
- 2月24日
- 2月25日天神祭
全国の多くの天満宮・天神社では「天神祭」としてお祭りが行われます。
天神と初天神-菅原道真公の縁日と天神祭天神にはいろいろな意味合いがありますが、ここでは菅原道真公の縁日である天神について説明します。毎月25日が菅原道真公の縁日とされており、かつては暦に「天神」と記載されていました。天神および、初天神・終天神、そしてお祭りである「天神祭」について説明します。2月25日の記念日
2月25日の記念日・夕刊紙の日・ヱビスの日2月25日は、少ないながらもいくつかの記念日が登録・制定されています。225という数字の並びからあまり語呂合わせは想像できませんが、どんな記念日が登録されているのか紹介します。 - 2月26日
- 2月27日
- 2月28日頃草木萌動
- 2月29日閏年
閏年のみある2月29日ですが、必ずしも4年に1度となっている訳ではなく400年で97回となっているため、4年に1度の閏年が来ない年もあります。
2月29日と「閏年ニ関スル件」・閏年では無いオリンピックイヤーについて2月29日と言えば、4年に1度の閏年にのみ登場する日と思っている方も多いのですが、必ずしも4年に1度、閏年にはならないことはご存知ですか?閏年に関する法律は西暦1898年(明治36年)に「閏年ニ関スル件」として決められてから、ずっとそのままであり、しかも西暦や元号を基準にしていません。2月29日の記念日
2月29日の記念日・にんにくの日・富士急の日2月29日には、多くは無いもののいくつかの記念日が記念日が登録・制定されています。400年に97回しか無い閏年の2月29日、実際にはどんな記念日が登録されているのか紹介します。
2月中にある歳時記・年中行事・風物詩
日にちが決まってなかったり、流動的だけど、2月の歳時記・年中行事・風物詩として忘れていけないものを紹介します。
初午
全国で最も多いと言われている稲荷神社では2月最初の午の日を「初午」としてお祭りを行うところが数多くあります。
2月1日から2月12日の間で年によって異なります。
初午・初午の日
初午は2月最初の「午の日」のことであり、多くの稲荷神社の祭りの日となります。また雑節に数えられることもあり、昭和初期までは大切な日とされていました。初午とは何か、詳しく説明していきます。
群来(鰊群来)
年によっては1月下旬から4月上旬になりますが、主に2月3月の北海道日本海側の風物詩です。
群来-北海道で感じられる最初の春・ニシンの産卵期
群来はニシンが産卵期に入り、海岸沿いに押し寄せ、オスのニシンが白子をばら撒くことで海が乳白色に染まることです。現在は北海道のみで見られる光景で、時期は早い年であれば1月下旬くらいから始まり、通常は2月3月に見られる光景です。群来は北海道の人にとって、春を最初に感じられる自然現象と言えます。