暦いろいろ

1月の歳時記

藪入り

藪入りは現在の日本では完全に無くなった年中行事です。昭和初期までは残っていましたが、七曜の導入・労働基準法の強化に伴い無くなりましたが、落語や時代劇には時折登場する言葉です。藪入りとは何なのか、詳しく説明します。
暦いろいろ

31日無い月の覚え方、にしむくさむらい(西向く士)はいつから言われていたのか?

1ヶ月は31日ですが、31日無い月は2月・4月・6月・9月・11月の5ヶ月です。この5ヶ月の覚え方として「西向く侍・西向く士・にしむくさむらい」で覚えた方も多いのではないでしょうか?「にしむくさむらい」という言葉が登場したのは、1837年(天保8年)と言われています。
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半ドンは既に死語?半日休みのこと

仕事や学校が半日で終わることを半ドンと昔は言っていましたが、今ではほとんど使うことは無くなりました。暦を読み解く上で半ドンというものはどういうものだったのか、また現在はどれぐらいの人が知っているのか説明します。
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五十日(ごとおび)と一六日(いちろくび)

七曜・1週間が日本全国で普及したのは1945年以降の戦後とされています。それ以前まで休日や曜日的な感覚はどのようなものがあったのかといえば、五十日(ごとおび)と呼ばれるものとそれに紐づく一六日(いちろくび)です。五十日とはなにか、一六日とはなにか詳しく説明します。