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九星とは?日家九星・月家九星・年家九星について

九星とは?日家九星・月家九星・年家九星について 九星

九星(きゅうせい)は、古代中国から伝わる民間信仰で、一白・二黒・三碧・四緑・五黄・六白・七赤・八白・九紫の9つです。

ただし九星と呼ばれるものは何種類かあり、このサイトでは九星を特に指して呼ぶ場合は、紫白九星や七色星のこととしています。

暦における日家九星の意味と見方

暦(カレンダー)に記載されている日家九星、実際にどういう意味があるのだろう?と思う方の方が現在では多いと思います。

暦(カレンダー)における日家九星は、九星を学んでいる方以外なら

  • 自分の九星(本命星・生まれた年の九星)と比べて、良い関係にあるのか悪い関係にあるのか
  • 今日の方位(方角)で悪い方角はどちらなのか

これくらいの判断に使うくらいが良いと思います。

当サイトにおいては、日破と月破、歳破、そして日家九星の「相生・比和・相剋」を掲載しています。

  • 日破・月破・歳破=万人にとってよく無い方角(日と月と年)
  • 相生・比和・相剋=自分の九星との関係で吉関係か凶関係か確認

というくらいで見てもらえればと思います。

それ以上のことを知りたいとなると本格的に九星を学ばないと意味がわからなくなりますし、どの流派の九星を学んで自分に落とし込むか?ということになってきます。

年・月・日・時の九星

九星は年・月・日・時刻にそれぞれ割り当てられます。

暦・カレンダーに記載されている九星は、年家九星・月家九星・日家九星と呼ばれていて、年・月・日にそれぞれ配当されたものです。

年の九星・月家九星・本命星

九星(九星気学)でもっとも重要視されるのが年の九星・月家九星です。生まれた年の九星として九星気学での占いの基本となります。

計算方法は簡単で、西暦のそれぞれを1つの数として足していきます。これを10以下になるまで繰り返します。

例えば2021年なら「2+0+2+1」なので5となります。

1999年なら「1+9+9+9」なので28になるのでもう1度「2+8」で10とします。

1984年なら「1+9+8+4」なので22となるのでもう1度「2+2」で4とします。

最後に11から出た数を引きます。

  • 2021年なら5なので「11-5=6」
  • 1999年なら10なので「11-10=1」
  • 1984年なら4なので「11-4=7」

6なら六白金星、1なら一白水星、7なら七赤金星となります。

ただし九星における1年は立春から翌年の立春の前日、つまり節分までとなるので1月や2月上旬に生まれた方だと前の年の年の九星になります。

立春は年によって日にちが異なるので、立春の日付を入れた年の九星の一覧表があるので、自分の年の九星(本命星という)は何なのか確認してくださいね。

月の九星・月家九星・月命星

月の九星は節切りで配当されます。節切りとは、二十四節気で決める月のことです。現在の月とは1ヶ月ちょっとズレています。

参考までに2023年と2024年の節切りの月は下記の通りです。微妙に日にちがズレているのがわかりますよね。

参考までに2024年と2025年の節月は下記の通りです。

2024年の節月

  • 1月=2月4日~3月4日
  • 2月=3月5日~4月3日
  • 3月=4月4日~5月4日
  • 4月=5月5日~6月4日
  • 5月=6月5日~7月5日
  • 6月=7月6日~8月6日
  • 7月=8月7日~9月6日
  • 8月=9月7日~10月7日
  • 9月=10月8日~11月6日
  • 10月=11月7日~12月6日
  • 11月=12月7日~2025年1月4日
  • 12月=2025年1月5日~2月2日

2025年の節月

  • 1月=2月3日~3月4日
  • 2月=3月5日~4月3日
  • 3月=4月4日~5月4日
  • 4月=5月5日~6月4日
  • 5月=6月5日~7月6日
  • 6月=7月7日~8月6日
  • 7月=8月7日~9月6日
  • 8月=9月7日~10月7日
  • 9月=10月8日~11月6日
  • 10月=11月7日~12月6日
  • 11月=12月7日~2026年1月4日
  • 12月=2026年1月5日~2月3日

月の九星は下記のように配置されます。月は節切りなので実際とは1ヶ月ちょっとズレている点を忘れないでください。

年の干支 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
子・卯
午・酉
六白 八白 七赤 六白 五黄 四緑 三碧 二黒 一白 九紫 八白 七赤
丑・辰
未・戌
三碧 五黄 四緑 三碧 二黒 一白 九紫 八白 七赤 六白 五黄 四緑
寅・巳
申・亥
九紫 二黒 一白 九紫 八白 七赤 六白 五黄 四緑 三碧 二黒 一白

日の九星・日家九星

日の九星は、冬から夏にかけて数字を増やし、夏から冬にかけて数字を減らします。

  • 冬至に最も近い甲子の日を一白として増やしていく
  • 夏至に最も近い甲子の日を九紫として減らしていく

なお日の九星に限らず、数字が増えていくのを陽遁と言い、数字が減っていくのを隠遁と言います。

時の九星・刻の九星

昔の十二支による時刻、つまり概ね2時間単位での時刻に対しても九星は配置されています。

陽陰 子刻 丑刻 寅刻 卯刻 辰刻 巳刻 午刻 未刻 申刻 酉刻 戌刻 亥刻
陽遁 子・卯
午・酉
一白 二黒 三碧 四緑 五黄 六白 七赤 八白 九紫 一白 二黒 三碧
丑・辰
未・戌
四緑 五黄 六白 七赤 八白 九紫 一白 二黒 三碧 四緑 五黄 六白
寅・巳
申・亥
七赤 八白 九紫 一白 二黒 三碧 四緑 五黄 六白 七赤 八白 九紫
陰遁 子・卯
午・酉
九紫 八白 七赤 六白 五黄 四緑 三碧 二黒 一白 九紫 八白 七赤
丑・辰
未・戌
六白 五黄 四緑 三碧 二黒 一白 九紫 八白 七赤 六白 五黄 四緑
寅・巳
申・亥
三碧 二黒 一白 九紫 八白 七赤 六白 五黄 四緑 三碧 二黒 一白

十二支で表した場合の時刻というのは必ずしも2時間ではありません。あくまでもおおよその時間です。というのも十二支で時刻を表していた時代は季節によって昼と夜の時間を変更していたためです。

九星の成り立ち・歴史

九星は本来、古代中国から伝わる民間信仰でしたが、現在九星と言えば「九星気学」の占いを指すことが多くなっていますが、九星気学そのものの歴史は100年ちょっとと歴史の長いものではありません。

ただ九星そのものの歴史はかなり古く起源は夏王朝(紀元前1900年頃から紀元前1600年頃)にまで遡るとされています。夏王朝自体は今まで伝説の扱いでしたが、徐々に実在の可能性が高くなっているものの、九星の歴史が夏王朝まで遡るというのは(夏王朝そものがまだ確定していない状態では)、伝説の域を出ていません。

ただし現在の九星は下記のものを九星図に割り当てて運勢や吉凶を占うものとなっています。

  • 干支(殷王朝の頃・紀元前17世紀頃~紀元前1046年)
  • 五行説(中国 春秋戦国時代の頃・紀元前770年から紀元前221年)
  • 陰陽説(中国 春秋戦国時代の頃・紀元前770年から紀元前221年)
  • 八卦(夏王朝以前からあるとされるが実際には11世紀に体系化されたと考えられる)

特に九星の思想の元となっている陰陽説・五行説を理解しないと本質はわかりにくくなっています。

干支が実際には一番古いものですが、元々はただの数詞(数を表す語)でしたが陰陽説や五行説と交わって、占術的な要素を持つようになっていきました。

干支については干支の項目をご覧ください。

ただ九星等の占いは後にいろいろな流派が出来て、各流派が権威付けのためにいろいろな主張を繰り広げたため、インターネット上ではまともな成り立ち・歴史をたどることが難しい状況になっています。

どこも自分のところの占いが一番当たる!と言いたいためです。

そんなに当たるなら、2020年の状況をどこも当ててないとおかしいですが、誰も2019年までに当ててないですよね(笑)

陰陽・陰陽説

陰陽説は日本の場合「陰陽道」と勘違いされることがありますが、陰陽道は陰陽五行説が日本に伝わって日本独自の発展を遂げたものであり、元々の陰陽説とは異なります。

陰陽は、森羅万象・宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から陰(いん)と陽(よう)の二つのカテゴリに分類する中国の古くからの思想です。

陰と陽とは互いに対立する属性を持った二つの気であり、万物の生成消滅と言った変化はこの二気によって起こるとされます。

五行・五行説

古代中国に端を発する自然哲学の思想。万物は火・水・木・金・土の5種類の元素からなるという説である。

また、5種類の元素は「互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環する」という考えが根底に存在しています。

一白水星

一白水星の相生(吉関係)

三碧木星(水生木)・四緑木星(水生木)・六白金星(金生水)・七赤金星(金生水)

一白水星の比和(吉関係)

一白水星※

一白水星の相克(凶関係)

二黒土星(土剋水)・五黄土星(土剋水)・八白土星(土剋水)・九紫火星(水剋火)

二黒土星

二黒土星の相生(吉関係)

六白金星(土生金)・七赤金星(土生金)・九紫火星(火生土)

二黒土星の比和(吉関係)

二黒土星※・五黄土星※・八白土星

二黒土星の相克(凶関係)

一白水星(土剋水)・三碧木星(木剋土)・四緑木星(木剋土)

三碧木星

三碧木星の相生(吉関係)

一白水星(水生木)・九紫火星(木生火)

三碧木星の比和(吉関係)

三碧木星※・四緑木星

三碧木星の相克(凶関係)

二黒土星(木剋土)・五黄土星(木剋土)・六白金星(金剋木)・七赤金星(金剋木)・八白土星(木剋土)

四緑木星

四緑木星の相生(吉関係)

一白水星(水生木)・九紫火星(木生火)

四緑木星の比和(吉関係)

三碧木星・四緑木星※

四緑木星の相克(凶関係)

二黒土星(木剋土)・五黄土星(木剋土)・六白金星(金剋木)・七赤金星(金剋木)・八白土星(木剋土)

五黄土星

五黄土星の相生(吉関係)

六白金星(土生金)・七赤金星(土生金)・九紫火星(火生土)

五黄土星の比和(吉関係)

二黒土星・五黄土星※・八白土星

五黄土星の相克(凶関係)

一白水星(土剋水)・三碧木星(木剋土)・四緑木星(木剋土)

六白金星

六白金星の相生(吉関係)

一白水星(金生水)・二黒土星(土生金)・五黄土星※(土生金)・八白土星(土生金)

六白金星の比和(吉関係)

六白金星※・七赤金星

六白金星の相克(凶関係)

三碧木星(金剋木)・四緑木星(金剋木)・九紫火星(火剋金)

七赤金星

七赤金星の相生(吉関係)

一白水星(金生水)・二黒土星(土生金)・五黄土星※(土生金)・八白土星(土生金)

七赤金星の比和(吉関係)

六白金星・七赤金星※

七赤金星の相克(凶関係)

三碧木星(金剋木)・四緑木星(金剋木)・九紫火星(火剋金)

八白土星

八白土星の相生(吉関係)

六白金星(土生金)・七赤金星(土生金)・九紫火星(火生土)

八白土星の比和(吉関係)

二黒土星・五黄土星※・八白土星※

八白土星の相克(凶関係)

一白水星(土剋水)・三碧木星(木剋土)・四緑木星(木剋土)

九紫火星

九紫火星の相生(吉関係)

二黒土星(火生土)・三碧木星(木生火)・四緑木星(木生火)・五黄土星※(火生土)・八白土星(火生土)

九紫火星の比和(吉関係)

九紫火星※

九紫火星の相克(凶関係)

一白水星(水剋火)・六白金星(火剋金)・七赤金星(火剋金)

九星に関すること

九星に関するリンク

九星

九紫火星とは

九紫火星は九星の1つです。九星のおいて五行の「火」に属しています。九紫火星はどういう性格な人が多いのか、よく言われていることや基本的な属性や象意、他の九星との相性について説明します。
九星

八白土星とは

八白土星は九星の1つです。九星のおいて五行の「土」に属しています。八白土星はどういう性格な人が多いのか、よく言われていることや基本的な属性や象意、他の九星との相性について説明します。
九星

七赤金星とは

七赤金星は九星の1つです。九星のおいて五行の「金」に属しています。七赤金星はどういう性格な人が多いのか、よく言われていることや基本的な属性や象意、他の九星との相性について説明します。
九星

六白金星とは

六白金星は九星の1つです。九星のおいて五行の「金」に属しています。六白金星はどういう性格な人が多いのか、よく言われていることや基本的な属性や象意、他の九星との相性について説明します。
九星

五黄土星とは

五黄土星は九星の1つです。九星のおいて五行の「土」に属しています。五黄土星はどういう性格な人が多いのか、よく言われていることや基本的な属性や象意、他の九星との相性について説明します。
九星

四緑木星とは

四緑木星は九星の1つです。九星のおいて五行の「木」に属しています。四緑木星はどういう性格な人が多いのか、よく言われていることや基本的な属性や象意、他の九星との相性について説明します。
九星

三碧木星とは

三碧木星は九星の1つです。九星のおいて五行の「木」に属しています。三碧木星はどういう性格な人が多いのか、よく言われていることや基本的な属性や象意、他の九星との相性について説明します。
九星

二黒土星とは

二黒土星は九星の1つです。九星のおいて五行の「土」に属しています。二黒土星はどういう性格な人が多いのか、よく言われていることや基本的な属性や象意、他の九星との相性について説明します。
九星

一白水星とは

一白水星は九星の1つです。九星において五行の「水」に属しています。一白水星はどういう性格な人が多いのか、よく言われていることや基本的な属性や象意、他の九星との相性について説明します。
九星

九星 本命星 一覧(立春の日付入り)

九星における本命星、つまり自分の生まれた年の九星です。九星気学では本命星を基準にして占うのが一般的です。九星による1年は立春から翌年の立春前日、つまり節分までを1年間としていますが、立春は年によって日にちが変化するので、立春の日も記載しています。
九星

五行・五行説・五行思想について

九星気学等の占いの基本を知る上で決して欠かすことの出来ない思想が「五行」もしくは「五行説・五行思想」です。五行節・五行思想とは、古代中国を端とする自然哲学・思想です。万物は木・火・土・金・水の5つの元素からなるという考え方です。
九星

陰陽・陰陽説とは何か?

九星気学等の占いの基本を知る上で決して欠かすことの出来ない思想が「陰陽」もしくは「陰陽説」です。陰陽とは、森羅万象、宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から陰(いん)と陽(よう)の二つのカテゴリに分類する思想です。実際にはどういう考え方なのか詳しく説明します。