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東風解凍(こちこおりをとく)-立春-初候-七十二候

東風解凍(こちこおりをとく)-立春-初候-七十二候 七十二候

東風解凍(こちこおりをとく)は、七十二候の第一候の季節(略本暦による呼び名)です。

立春の初候となり、「東風が厚い氷を解かし始める」という意味になります。

東風解凍について詳しく説明します。

東風解凍の読み方と詳しい意味

東風解凍の読み方は下記の通りです。

  • こちこおりをとく
  • はるかぜこおりをとく

以前は「東風」を「こち」と読んでいましたが、最近では「はるかぜ」と読むことが増えいます。

東風の読み方はいろいろあり「あゆ、こち、こちかぜ、とうふう、とんぷう、はるかぜ、ひがしかぜ」となっています。

東風は、東から吹いてくる風という意味ですが、同じ「東風」でも歳時記では「あいの風」は夏の季語で、「こち」は春の季語となります。

季語として使う場合は「こち」と読むのが一般的です。

東風解凍は「東風が厚い氷を解かし始める」という意味ですが、もう少し詳しく言えば、冬の風から早春の東から吹く風によって厚くなった氷を解かしはじめるという季節を表したものです。

東風解凍-立春の初候の時期

東風解凍の時期・期間は概ね2月4日から2月8日ころです。

正確な期間は下記の通りです。

  • 2021年:2月3日~2月7日
  • 2022年:2月4日~2月8日
  • 2023年:2月4日~2月8日
  • 2024年:2月4日~2月8日
  • 2025年:2月3日~2月7日

二十四節気は年によって期間が変わるため、七十二候もそれぞれ期間が年によって変化します。

東風解凍の中国(宣明暦)の名称と意味

二十四節気・七十二候は元々中国で生まれたものです。二十四節気はほぼそのまま中国での書き方ですが、七十二候は中国のままだと意味が通じない部分や日本らしくない部分があり、江戸時代に入って渋川春海ら暦学者によって日本の気候風土に合うように改訂され、「本朝七十二候」が作成されました。

現在では、1874年(明治7年)の「略本暦」に掲載された七十二候が主に使われています。

元々の中国(宣言暦)の七十二候は下記のようになっています。

  • 名称:東風解凍
  • 意味:東風が厚い氷を解かし始める

「東風解凍」は日本でも中国でも同じものとなっています。

東風解凍に関すること

東風解凍に関することを紹介します。

東風解凍の季節感

東風解凍は100年以上前に考えられたもので、今の季節感にあっているかとと言えば、あまり当てはまってないと言えます。

東京で言えばまだ12月の平均気温よりも低い頃です。ただしその前の期間よりは平均気温で、0.1~0.4度ほど上昇してくる頃合いで春に近づいてきていることは確かな時期です。

東風解凍に関するリンク

東風解凍に関するリンクです。

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