天赦日-暦注下段

天赦日-暦注下段 暦注下段

天赦日は、暦中下段と呼ばれる今ではあまり見かけなくなった暦注(暦に記載される日時・方位などの吉凶、その日の運勢などのこと)の1つです。

天に赦されると書いてあるだけに何となく良さそうに思えますが、実際にはどういった内容のものなのか、詳しく解説します。

吉凶としては、大吉日となります。

天赦日とは

  • 読み方:てんしゃにち・てんしゃび
  • 別称・俗称:天しや

選日や雑注にも入れられることがある日です。

この日は、百神が天に昇り、天が万物の罪を赦(ゆる)す日とされ、最上の大吉日とされています。

そのため、天赦日にのみ「万(よろづ)よし」とも注記されます。

天赦日の吉凶

すべての良いとされていますが、特に婚姻には良いとされています。

何かをしてら凶となるというものもありません。

天赦日の由来

天赦日がいつどのように出来たのかはわかりませんが、陰陽五行説が影響して作られた暦注だとされています。

天赦日の配置と日にち

天赦日は、季節(二十四節気)と干支で決まり、年に5回もしくは6回となります。

  • 立春から立夏の前日までの戊寅の日
  • 立夏から立秋の前日までの甲午の日
  • 立秋から立冬の前日までの戊申の日
  • 立冬から立春の前日までの甲子の日

どれぐらいの期間かと言えば下記の通りです。

  • 立春から立夏前日は概ね2月4日から5月4日頃
  • 立夏から立秋前日は概ね5月5日から8月7日頃
  • 立秋から立冬前日は概ね8月8日から11月6日頃
  • 立冬から立春前日は概ね11月7日から2月3日頃

春・夏・秋・冬に1回もしくは2回ということになります。

2021年の天赦日

2021年の天赦日は下記の通りです。

今日の日にち 日干支 六曜 十二直 一粒万倍日
2021年1月16日 甲子 先負
2021年3月31日 戊寅 友引
2021年6月15日 甲午 仏滅
2021年8月28日 戊申 先負
2021年10月27日 戊申 赤口
2021年11月12日 甲子 大安

出来れば六曜や十二直と重なる日が良いでしょうし、宝くじを買うのなら一粒万倍日と重なる日が良いとされています。

上記で見ると2021年は3月31日か11月12日が良さそうです(十二直はよくありませんが)。

8月28日の午後や10月27日の正午頃も良さそうです。

また日干支として甲子の日や寅の日・巳の日は縁起が良い日とされており、特に寅の日や巳の日は金運上昇日として財布を購入するのに良い日とされています。

3月31日が寅の日と重なり、更に一粒万倍日とも重なるので、宝くじの購入や財布の購入には適しています。

天赦日と他の暦注下段が重なった時の優先度

天赦日と他の暦注下段で悪い日が重なった時、どちらが優先されるのか気になるところだと思います。

基本的には暦注下段の受死日と十死日のどちらかと重なった場合は凶日になると言われています。

また六曜や十二直の凶日と重なった時はどうかと言えば、根本となるものが全く異なるため、参考になりません。

ただ一般的には、結婚や引越し、葬儀等は六曜をもっとも気にする人が多いため、親戚が絡むのであれば、六曜を基準にした方が変な嫌味や陰口を言われることは少なくなります。

以上、天赦日についてでした。

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