己巳・己巳の日・己巳の年について

己巳・己巳の日・己巳の年について 干支

自分の生まれた年が己巳であったり、カレンダー(暦)で干支が己巳だったりして気になってここを見ている方が多いと思います。

己巳は、60通りある干支の中で6番目に位置しています。

己巳とはどういうことなのか、己巳の日・己巳の年についても詳しく説明します。

また五行説や占星術における己巳についても説明します。

基本的に己巳は吉凶で言えば「吉」もしくは「大吉」となる日です。

己巳について

  • 読み方(訓読み):つちのとみ
  • 読み方(音読み):きし
  • 吉凶:吉(もしくは大吉)
  • 陰陽五行思想:相生(火生土)
  • 納音:大林木(たいりんぼく)

己巳は60通りの干支の中で5番目に位置しています。

干支は十干(甲乙丙丁…)と十二支(子丑寅卯…)の組み合わせのことです。

元々は数詞(数を表す言葉)でしたが陰陽節・五行説等と融合していろいろな意味を持つようになりました。

己巳の年

60年周期の干支の中で4番目となる己巳は、西暦を60で割って9が余る年となります。

実際の己巳の年は下記のようになっています。

西暦1000年未満 9年・69年・129年・189年・249年
309年・369年・429年・489年・549年
609年・669年・729年・789年・849年
909年・969年・
西暦1000年から1999年 1029年・1089年・1149年・1209年
1269年・1329年・1389年・1449年
1509年・1569年・1629年・1689年
1749年・1809年・1869年・1929年
1989年
西暦2000年以降 2049年・2109年・2169年・2229年
2289年・2349年・2409年・2469年
2529年・2589年・2649年・2709年
2769年・2829年・2889年・2949年

ただし1869年以前の記録(書物等)の場合、旧暦による己巳の年としている場合もあります。理由は日本が新暦になったのは1873年(明治6年)からだからです。

また旧暦記載・節月記載のカレンダーの場合、旧暦や節月での干支の年を記載している場合があります。

己巳の月

干支を月に割り振って管理していた暦もあり、己巳の月というものが存在します。

今でも旧暦について詳しく書いてあるカレンダーだと月干支としてその月の干支が記載されている場合もあります。

月干支は60ヶ月周期になるため、西暦の下一桁が4か9(十干が甲か己)の年の4月が戊辰の月となります。

ただし干支月は、現在3種類あります。

  • 新暦の月にそのまま割り振る干支月
  • 旧暦の月に割り振る干支月
  • 節月に割り振る干支月

*当サイトの日々のカレンダーに記載している干支月は新暦のものと節月のものです。

参考:暦における月の3種類について

己巳の日

現在のカレンダーでも干支を日に割り振って掲載しているものがあります。

干支の日の配置は単に60個ある干支をずっと配置しているだけです。どの日にどの干支を置くというものは決まっていません。

選日としての己巳の日は後述します。

吉凶や陰陽五行思想における己巳・己巳の日

己巳は干支によって1から60までの数の6番目を表すものですが、陰陽五行説と結びついて吉凶を判断することもあります。

陰陽五行思想での己巳・己巳の吉凶

陰陽五行思想では、十干の己は「陰の土」、十二支の巳は「陰の火」で、相生(火生土)となっていることから「己巳」の吉凶は「吉」となっています。

己巳が基準となる選日・暦注下段

己巳が基準となる選日暦注下段には下記のものがあります。

凶会日

くえにち・くえびと読みます。

陰陽二気の調和がうまく行かず、万事に忌むべき日で、この日に吉事を行うことは凶とされています。

旧暦の4月6月10月の己巳の日が凶会日となります。

神吉日

かみよしにち、かみよしび と読みます。

神事に関すること、すなわち神社に詣でること、祭礼、祖先を祀ることに吉とされる日です。不浄事には凶となります。

33種類の干支に配当されており、乙丑の日にも配当されています。

大明日

「だいみょうにち」と読みます。暦には「大みやう」と書かれます。

「大明」は天地が開通して、隅々まで太陽の日が照る日という意味であり、全ての吉事・善事に用いて大吉です。特に建築・移転・旅行に良いとされています。

25もしくは21・19の干支の日に配置されますが、25の説で己巳が配置されます。

己巳・己巳の日

己巳の日そのものが選日となっていることがあります。この場合「巳待(みまち)」ということもあります。

福徳賦与の神である弁財天を祀る日・弁財天の縁日になっています。巳は「蛇」であり、蛇は弁財天の使者と考えられており、己巳の日に弁財天を祀るようになりました。

己巳の日には巳の刻(午前10時・前後1時間くらい)に弁財天を祀る神社やお寺がいくつかあります。

弁財天を祀る日ということで、財運・金運が上昇するとされる日と言われており「大吉日」とすることがあります。

また己巳の日に蛇柄・蛇革の財布を購入すると金運が上昇すると言われています。

2021年の己巳の日は下記の通りです。

  • 1月21日・木曜日
  • 3月22日・月曜日
  • 5月21日・金曜日
  • 7月20日・火曜日
  • 9月18日・土曜日
  • 11月17日・水曜日

占星術・四柱推命における己巳・己巳の日

東洋占星術や四柱推命として己巳について説明します。

納音としての己巳

納音としての戊辰は「大林木(たいりんぼく)」となっています。四柱推命か算命学によって運勢は若干ことなりますが、「大木林」は大きな土地に樹木が繁茂していることを意味します。

天に伸びていく様は成功を意味しますが、森林には影があるように陰とした部分もあることになっています。

占星術・四柱推命における己巳

書籍や占いの流派によって、書いてあることは異なりますが多くの書籍・流派で共通して「冷静」「賢い・賢人」となっています。

周囲からは一目おかれ、存在感があり尊敬を集めるとされており、リーダータイプだと言われることもあります。

また金運等にも恵まれお金で不自由な生活を送ることは無いともされています。

己巳に関すること

己巳に関することを記していきます。

己巳とつくもの

見た目が似た漢字が続くため、どっちがどっちかわかりにくいと思うかもしれない「己巳」ですが、選日としては有名ですが、己巳がつくようなものは特にありません。

己巳がつくものとしては、戊辰戦争は戊辰の年である1868年に始まりましたが、箱館戦争の時には干支が己巳に切り替わっていたことから「己巳の役(きしのえき)」と呼ばれることくらいでしょう。

己巳に関するリンク

干支
1 2 3 4 5 6
甲子 乙丑 丙寅 丁卯 戊辰 己巳
7 8 9 10 11 12
庚午 辛未 壬申 癸酉 甲戌 乙亥
13 14 15 16 17 18
丙子 丁丑 戊寅 己卯 庚辰 辛巳
19 20 21 22 23 24
壬午 癸未 甲申 乙酉 丙戌 丁亥
25 26 27 28 29 30
戊子 己丑 庚寅 辛卯 壬辰 癸巳
31 32 33 34 35 36
甲午 乙未 丙申 丁酉 戊戌 己亥
37 38 39 40 41 42
庚子 辛丑 壬寅 癸卯 甲辰 乙巳
43 44 45 46 47 48
丙午 丁未 戊申 己酉 庚戌 辛亥
49 50 51 52 53 54
壬子 癸丑 甲寅 乙卯 丙辰 丁巳
55 56 57 58 59 60
戊午 己未 庚申 辛酉 壬戌 癸亥

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