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丙辰・丙辰の日・丙辰の年について

丙辰・丙辰の日・丙辰の年について 干支

自分の生まれた年が丙辰であったり、カレンダー(暦)で干支が丙辰だったりして気になってここを見ている方が多いと思います。

丙辰は、60通りある干支の中で53番目に位置しています。

丙辰とはどういうことなのか、丙辰の日・丙辰の年についても詳しく説明します。

また五行説や占星術における丙辰についても説明します。

基本的に丙辰は吉凶で言えば「吉」となる日です。

丙辰について

  • 読み方(訓読み):ひのえたつ・へいかのたつ
  • 読み方(音読み):へいしん
  • 吉凶:吉
  • 陰陽五行思想:相生(火生土
  • 納音:沙中土(さちゅうど)

丙辰は60通りの干支の中で53番目に位置しています。

干支は十干(甲乙丙丁…)と十二支(子丑寅卯…)の組み合わせのことです。

元々は数詞(数を表す言葉)でしたが陰陽節・五行説等と融合していろいろな意味を持つようになりました。

丙辰は、辰(龍)の5巡目となっています。

丙辰の年

60年周期の干支の中で53番目となる丙辰は、西暦を60で割って56が余る年となります。

実際の丙辰の年は下記のようになっています。

西暦1000年未満 56年・116年・176年・236年・296年
356年・416年・476年・536年・596年
656年・716年・776年・836年・896年
956年
西暦1000年から1999年 1016年・1076年・1136年・1196年
1256年・1316年・1376年・1436年
1496年・1556年・1616年・1676年
1736年・1796年・1856年・1916年
1976年
西暦2000年以降 2036年・2096年・2156年・2216年
2276年・2336年・2396年・2456年
2516年・2576年・2636年・2696年
2756年・2816年・2876年・2936年
2996年

ただし1856年以前の記録(書物等)の場合、旧暦による丙辰の年としている場合もあります。理由は日本が新暦になったのは1873年(明治6年)からだからです。

また旧暦記載・節月記載のカレンダーの場合、旧暦や節月での干支の年を記載している場合があります。

丙辰の月

干支を月に割り振って管理していた暦もあり、丙辰の月というものが存在します。

今でも旧暦について詳しく書いてあるカレンダーだと月干支としてその月の干支が記載されている場合もあります。

月干支は60ヶ月周期になるため、西暦の下一桁が3か8(十干が癸か戊)の年の3月が丙辰の月となります。

ただし干支月は、現在3種類あります。

  • 新暦の月にそのまま割り振る干支月
  • 旧暦の月に割り振る干支月
  • 節月に割り振る干支月

*当サイトの日々のカレンダーに記載している干支月は新暦のものと節月のものです。

参考:暦における月の3種類について

丙辰の日

現在のカレンダーでも干支を日に割り振って掲載しているものがあります。

干支の日の配置は単に60個ある干支をずっと配置しているだけです。どの日にどの干支を置くというものは決まっていません。

60通りの干支が1年間をめぐるので1年で6回(稀に7回)、丙辰の日があります。

吉凶や陰陽五行思想における丙辰・丙辰の日

丙辰は干支によって1から60までの数の53番目を表すものですが、陰陽五行説と結びついて吉凶を判断することもあります。

陰陽五行思想での丙辰・丙辰の吉凶

陰陽五行思想では、十干の丙は「陽の火」、十二支の辰は「陽の土」で、相生(火生土)となっていることから「丙辰」の吉凶は「吉」となっています。

丙辰が基準となる選日・暦注下段

丙辰が関わっている・基準となる選日暦注下段には下記のものがあります。

八専

「はっせん」と読みます。

元々は吉はますます吉になり、凶はますます凶となるとされていましたが、次第に凶の性質のみが強調されるようになり、現在では、何事もうまく行かない凶日とされています。

八専は、日の干支が壬子(甲子から数えて49番目)から癸亥(同60番目)の間の12日間の中に干、支ともに同じ五行となるものが壬子、甲寅、乙卯、丁巳、己未、庚申、辛酉、癸亥と8日あるため八専と総称されています。

丙辰は、八専期間の5日目ですが、間日となっており影響を受けません。

占星術・四柱推命における丙辰・丙辰の日

東洋占星術や四柱推命として丙辰について説明します。

納音としての丙辰

納音としての丙辰は「沙中土(さちゅうど)」となっています。

砂に混じった土という意味です。

素質はあっても砂に埋もれてしまっては能力はわからない、そして土としての包容力や粘りが欠けてしまうということを表しています。

では全く駄目なのか?と言えばそんなことはなく、風に吹かれて形を変える自由さ、斬新さがあるので、行動力を持って補えば良いという解釈もできます。

占星術・四柱推命における丙辰

書籍や占いの流派によって、書いてあることは異なりますが、丙辰は「粘り強さが無い」と書かれていることが多くなっています。

それ以外はかなり占い・流派によって結果が異なっています。

  • 元々恵まれた環境にいる
  • 自分自身の判断が大切
  • 行動力をもっている

ただ深読みしてまとめると、元の能力・ポテンシャルは高いけど、粘り強さが無い分、行動力でカバーするのが良いというような結果になっていることが多くなっています。

丙辰に関すること

丙辰に関することを記していきます。

丙辰とつくもの

丙辰とつく事変・モノコトはあまりありません。

幕末に長州藩で建造された西洋式帆船の名称が「丙辰丸(へいしんまる)」となっています。新暦だと船が完成したのは1857年ですが、旧暦だと建造開始から進水まで1856年の丙辰の期間になっています。

丙辰に関するリンク

干支
1 2 3 4 5 6
甲子 乙丑 丙寅 丁卯 戊辰 己巳
7 8 9 10 11 12
庚午 辛未 壬申 癸酉 甲戌 乙亥
13 14 15 16 17 18
丙子 丁丑 戊寅 己卯 庚辰 辛巳
19 20 21 22 23 24
壬午 癸未 甲申 乙酉 丙戌 丁亥
25 26 27 28 29 30
戊子 己丑 庚寅 辛卯 壬辰 癸巳
31 32 33 34 35 36
甲午 乙未 丙申 丁酉 戊戌 己亥
37 38 39 40 41 42
庚子 辛丑 壬寅 癸卯 甲辰 乙巳
43 44 45 46 47 48
丙午 丁未 戊申 己酉 庚戌 辛亥
49 50 51 52 53 54
壬子 癸丑 甲寅 乙卯 丙辰 丁巳
55 56 57 58 59 60
戊午 己未 庚申 辛酉 壬戌 癸亥

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