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戊申・戊申の日・戊申の年について

戊申・戊申の日・戊申の年について 干支

自分の生まれた年が戊申であったり、カレンダー(暦)で干支が戊申だったりして気になってここを見ている方が多いと思います。

戊申は、60通りある干支の中で45番目に位置しています。

戊申とはどういうことなのか、戊申の日・戊申の年についても詳しく説明します。

また五行説や占星術における戊申についても説明します。

基本的に戊申は吉凶で言えば「吉」となる日です。

戊申について

  • 読み方(訓読み):つちのえさる・ぼどのさる
  • 読み方(音読み):ぼしん
  • 吉凶:吉
  • 陰陽五行思想:相生(土生金)
  • 納音:大駅土(たいえきど)

戊申は60通りの干支の中で45番目に位置しています。

干支は十干(甲乙丙丁…)と十二支(子丑寅卯…)の組み合わせのことです。

元々は数詞(数を表す言葉)でしたが陰陽節・五行説等と融合していろいろな意味を持つようになりました。

戊申は、申(猿)の4巡目となっています。

戊申の年

60年周期の干支の中で45番目となる戊申は、西暦を60で割って48が余る年となります。

実際の戊申の年は下記のようになっています。

西暦1000年未満 48年・108年・168年・228年・288年
348年・408年・468年・528年・588年
648年・708年・768年・828年・888年
948年
西暦1000年から1999年 1008年・1068年・1128年・1188年
1248年・1308年・1368年・1428年
1488年・1548年・1608年・1668年
1728年・1788年・1848年・1908年
1968年
西暦2000年以降 2028年・2088年・2148年・2208年
2268年・2328年・2388年・2448年
2508年・2568年・2628年・2688年
2748年・2808年・2868年・2928年
2988年

ただし1848年以前の記録(書物等)の場合、旧暦による戊申の年としている場合もあります。理由は日本が新暦になったのは1873年(明治6年)からだからです。

また旧暦記載・節月記載のカレンダーの場合、旧暦や節月での干支の年を記載している場合があります。

戊申の月

干支を月に割り振って管理していた暦もあり、戊申の月というものが存在します。

今でも旧暦について詳しく書いてあるカレンダーだと月干支としてその月の干支が記載されている場合もあります。

月干支は60ヶ月周期になるため、西暦の下一桁が2か7(十干が壬か丁)の年の7月が戊申の月となります。

ただし干支月は、現在3種類あります。

  • 新暦の月にそのまま割り振る干支月
  • 旧暦の月に割り振る干支月
  • 節月に割り振る干支月

*当サイトの日々のカレンダーに記載している干支月は新暦のものと節月のものです。

参考:暦における月の3種類について

戊申の日

現在のカレンダーでも干支を日に割り振って掲載しているものがあります。

干支の日の配置は単に60個ある干支をずっと配置しているだけです。どの日にどの干支を置くというものは決まっていません。

60通りの干支が1年間をめぐるので1年で6回(稀に7回)、戊申の日があります。

吉凶や陰陽五行思想における戊申・戊申の日

戊申は干支によって1から60までの数の45番目を表すものですが、陰陽五行説と結びついて吉凶を判断することもあります。

陰陽五行思想での戊申・戊申の吉凶

陰陽五行思想では、十干の戊は「陽の土」、十二支の申は「陽の金」で、相生(土生金)となっていることから「戊申」の吉凶は「吉」となっています。

戊申が基準となる選日・暦注下段

戊申が関わっている・基準となる選日暦注下段には下記のものがあります。

天一天上

「てんいちてんじょう」と読みます。

天一神(てんいちじん、てんいつじん)という神様がいて、地上と天上を行き来しており、天上に帰っている期間を天一天上と言い、天一神の祟りが無くなるとして吉日とされています。

日干支の癸巳(30番)から戊申(45番)までの16日間が天一天上の期間とされています。

辛丑は、天一天上の16日目・最終日となっています。

天赦日

てんしゃにち、てんしゃび と読みます。暦には「天しや」と書かれます。

この日は、百神が天に昇り、天が万物の罪を赦(ゆる)す日とされ、最上の大吉日です。

そのため、天赦日にのみ「万(よろづ)よし」とも注記されることがあります。

立秋から立冬の前日までの戊申の日が天赦日となっています。

占星術・四柱推命における戊申・戊申の日

東洋占星術や四柱推命として戊申について説明します。

納音としての戊申

納音としての戊申は「大駅土(たいえきど)」となっています。

人や馬(馬車)が行き交い集う街道の要所となっている場所・土を意味します。

理想よりも現実にウェイトをおき、人や物をひきつける力、包容力を持っているとされています。

ただしそれが良いのか悪いのかは、人によるとも言えます。

占星術・四柱推命における戊申

書籍や占いの流派によって、書いてあることは異なりますが、総じて勘がよく手先が器用と書かれていることが多くなっています。

それ以外は占いの流派等によってかなり異なる説明になっています。

  • 技術的な強さがある
  • おおらかさと包容力で安心感を与える
  • 気さくで人懐っこい面がある
  • 大黒柱となる安定感と対応力がある

基本的には良いことが書かれています。

戊申に関すること

戊申に関することを記していきます。

戊申とつくもの

戊申とつく事変・モノコトは明治時代に「戊申詔書」という詔書が発布されました。

明治天皇の詔書の通称。日露戦争後の社会的混乱などを是正し、また今後の国家発展に際して必要な道徳の標準を国民に示そうとしたものとされています。

戊申に関するリンク

干支
1 2 3 4 5 6
甲子 乙丑 丙寅 丁卯 戊辰 己巳
7 8 9 10 11 12
庚午 辛未 壬申 癸酉 甲戌 乙亥
13 14 15 16 17 18
丙子 丁丑 戊寅 己卯 庚辰 辛巳
19 20 21 22 23 24
壬午 癸未 甲申 乙酉 丙戌 丁亥
25 26 27 28 29 30
戊子 己丑 庚寅 辛卯 壬辰 癸巳
31 32 33 34 35 36
甲午 乙未 丙申 丁酉 戊戌 己亥
37 38 39 40 41 42
庚子 辛丑 壬寅 癸卯 甲辰 乙巳
43 44 45 46 47 48
丙午 丁未 戊申 己酉 庚戌 辛亥
49 50 51 52 53 54
壬子 癸丑 甲寅 乙卯 丙辰 丁巳
55 56 57 58 59 60
戊午 己未 庚申 辛酉 壬戌 癸亥

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