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壬申・壬申の日・壬申の年について

壬申・壬申の日・壬申の年について 干支

自分の生まれた年が壬申であったり、カレンダー(暦)で干支が壬申だったりして気になってここを見ている方が多いと思います。

壬申は、60通りある干支の中で9番目に位置しています。

壬申とはどういうことなのか、壬申の日・壬申の年についても詳しく説明します。

また五行説や占星術における壬申についても説明します。

基本的に壬申は吉凶で言えば「吉」となる日です。

壬申について

  • 読み方(訓読み):みずのえさる・じんすいのさる
  • 読み方(音読み):じんしん
  • 吉凶:吉
  • 陰陽五行思想:相生(金生水)
  • 納音:釼鋒金(じんぼうきん)

壬申は60通りの干支の中で9番目に位置しています。

干支は十干(甲乙丙丁…)と十二支(子丑寅卯…)の組み合わせのことです。

元々は数詞(数を表す言葉)でしたが陰陽節・五行説等と融合していろいろな意味を持つようになりました。

なお音読みの読み方だと「壬辰」もあるので間違えやすいので注意してください。

壬申の年

60年周期の干支の中で9番目となる壬申は、西暦を60で割って12が余る年となります。

実際の壬申の年は下記のようになっています。

西暦1000年未満 12年・72年・132年・192年・252年
312年・372年・432年・492年・552年
612年・672年・732年・792年・852年
912年・972年・
西暦1000年から1999年 1032年・1092年・1152年・1212年
1272年・1332年・1392年・1452年
1512年・1572年・1632年・1692年
1752年・1812年・1872年・1932年
1992年
西暦2000年以降 2052年・2112年・2172年・2232年
2292年・2352年・2412年・2472年
2532年・2592年・2652年・2712年
2772年・2832年・2892年・2952年

ただし1872年以前の記録(書物等)の場合、旧暦による辛未の年としている場合もあります。理由は日本が新暦になったのは1873年(明治6年)からだからです。

また旧暦記載・節月記載のカレンダーの場合、旧暦や節月での干支の年を記載している場合があります。

壬申の月

干支を月に割り振って管理していた暦もあり、壬申の月というものが存在します。

今でも旧暦について詳しく書いてあるカレンダーだと月干支としてその月の干支が記載されている場合もあります。

月干支は60ヶ月周期になるため、西暦の下一桁が4か9(十干が甲か己)の年の7月が壬申の月となります。

ただし干支月は、現在3種類あります。

  • 新暦の月にそのまま割り振る干支月
  • 旧暦の月に割り振る干支月
  • 節月に割り振る干支月

*当サイトの日々のカレンダーに記載している干支月は新暦のものと節月のものです。

参考:暦における月の3種類について

壬申の日

現在のカレンダーでも干支を日に割り振って掲載しているものがあります。

干支の日の配置は単に60個ある干支をずっと配置しているだけです。どの日にどの干支を置くというものは決まっていません。

60通りの干支が1年間をめぐるので1年で6回(稀に7回)、壬申の日があります。

吉凶や陰陽五行思想における壬申・壬申の日

壬申は干支によって1から60までの数の9番目を表すものですが、陰陽五行説と結びついて吉凶を判断することもあります。

陰陽五行思想での壬申・壬申の吉凶

陰陽五行思想では、十干の壬は「陽の水」、十二支の申は「陽の金」で、 相生(金生水)となっていることから「壬申」の吉凶は「吉」となっています。

壬申が基準となる選日・暦注下段

壬申が関わっている・基準となる選日暦注下段には下記のものがあります。

犯土(大犯土)

ぼんど もしくは つち と読みます。

犯土の期間には、土公神(どくじん)が本宮あるいは土中にいるため、土を犯してはならないとされています。

つまり、穴掘り、井戸掘り、種まき、土木工事、伐採など土いじりは一切慎むべきとされています。

特に、地鎮祭等の建築儀礼には凶日とされています。

庚午(甲子から数えて7番目)から丙子(13番目)までの7日間を大犯土(おおづち、大土などとも)、戊寅(15番目)から甲申(21番目)までの7日間を小犯土(こづち、小土などとも)と言います。

壬申は庚午から2日後なので必ず含まれます。

占星術・四柱推命における壬申・壬申の日

温泉に入る猿

東洋占星術や四柱推命として壬申について説明します。

納音としての壬申

納音としての壬申は「釼鋒金(じんぼうきん)」となっています。

四柱推命か算命学によって運勢は若干ことなりますが、釼鋒金は剣・鋒など先端が鋭利な金属のことを意味しています。

そこから「才能の切れ」「清廉な人柄」を表現していますが、自分の尺度で人を切り捨てるようなところがあると言われています。そこを自分でどう戒めるかが大切です。

占星術・四柱推命における壬申

書籍や占いの流派によって、書いてあることは異なりますが多くの書籍・流派で共通しているのは、「優雅」「秀麗」にというところです。

ただしそこから先は書籍や占いの流派によってかなり異なっています。

優雅な反面、攻撃性も持ち合わせていると説明しているところもあれば、弱音を吐かないと説明しているところもあります。

「釼鋒金」の性質まで言及している場合は、攻撃性を持っているとしていて、「釼鋒金」に触れられてない場合は努力をする人と説明している傾向にあります。

壬申に関すること

壬申に関することを記していきます。

壬申とつくもの=壬申の乱

壬申とつくもので最も有名なのは日本史でも習うことが多い「壬申の乱」でしょう。

672年に起こった古代日本最大の内乱です。壬申の乱をテーマにしたドラマ・漫画・小説は多数あります。

壬申に関するリンク

干支
1 2 3 4 5 6
甲子 乙丑 丙寅 丁卯 戊辰 己巳
7 8 9 10 11 12
庚午 辛未 壬申 癸酉 甲戌 乙亥
13 14 15 16 17 18
丙子 丁丑 戊寅 己卯 庚辰 辛巳
19 20 21 22 23 24
壬午 癸未 甲申 乙酉 丙戌 丁亥
25 26 27 28 29 30
戊子 己丑 庚寅 辛卯 壬辰 癸巳
31 32 33 34 35 36
甲午 乙未 丙申 丁酉 戊戌 己亥
37 38 39 40 41 42
庚子 辛丑 壬寅 癸卯 甲辰 乙巳
43 44 45 46 47 48
丙午 丁未 戊申 己酉 庚戌 辛亥
49 50 51 52 53 54
壬子 癸丑 甲寅 乙卯 丙辰 丁巳
55 56 57 58 59 60
戊午 己未 庚申 辛酉 壬戌 癸亥

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