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巳(み・へび)-十二支

巳(み・へび)-十二支 干支

十二支(干支)で6番目に来る「巳」、自分や家族、気になる人が巳の年だったり、来年の干支が巳年だと気になって調べることも多いと思います。

巳はどういう干支で、どういう意味があるのか、巳の日や巳の年についても詳しく説明します。

巳 詳細

  • 動物(十二生肖 ):へび(蛇)
  • 十二支での順番:6
  • 読み方(訓読み):み
  • 読み方(音読み):し
  • 陰陽:陰
  • 五行:火
  • 十二時巳(時刻/名称):9時から11時/隅中
  • 十二巳(天区):鶉尾/処女宮
  • 方位:南東微南
  • 四季:夏
  • 月:旧暦4月
  • 別称(歳名):大荒落
  • 本義:“已”に通じ、陽盛の極、漸く陰に移ろうとする所
  • 西暦での巳の年:西暦を12で割って9が余る年

巳の語源

巳は已(い・やむ、止むの意味)で、草木が繁盛の極限に到達した有り様を表しています。

訓読みの「み」は蛇の古語「へみ」よりつけられています。

巳という動物について

巳は蛇(へび)を指しています。

蛇というと日本人だと気味が悪い動物ですが、昔は縁起の良い動物となっていました。

神聖なる蛇は財産を引き寄せると中国では言われており、金運の象徴になっています。

日本でも蛇は弁財天の遣いとして金運・財運の象徴となっています。

巳を含む干支

巳を含む干支は5つあります。

陰陽の組み合わせで「巳年」は必ず陰と陰の組み合わせになります。

巳の日・巳の年について

巳の日や巳の年はどういう日・年として見られているのか、また考えられているのか説明します。

巳の日

蛇(白蛇)は弁財天の遣いであるとされており、金運・財運の縁起が良い日とされています。

そのため寅の日同様、財布を購入するのに良い日とされていたり、宝くじを買うのに良い日とされています。

また弁財天が祀られている寺社に参拝に行くのにも良い日とされています。

更に己巳の日(つちのとみのひ・60日に1度)はより縁起が良いとされています。

巳の年

巳の年は他の年と比べても、なにかある年とは言われていません。

ただ大きな出来事としては1941年の巳年に太平洋戦争があったり、1917年は第一次世界大戦の真っ只中、1905年は日露戦争の真っ只中です。

ただ戦後は巳年だから何かがあったか?というと特にありません。

巳の性格・運勢・相性

白蛇

幸運の象徴 岩国のシロヘビ

巳の年に生まれた人の性格や運勢、また相性が気になるところだと思います。巳の年生まれの人はどんな性格でどんな運勢なのか、他の十二支との相性についても説明します。

どの占いで見るかによってかなり異なりますが、暦のサイトらしく暦注に影響を与えている陰陽五行説等から考察して説明します。

巳の性格

巳は陰陽五行説で見ると「陰の火」となります。陰の火は十干で言えば「丁」です。

参考:丁(ひのと)

丁の性質に十二支の巳が持つ要素や語源を加えて考えると、一言で言えば巳は「ツンデレ」です。よく言えば「スピリチュアル」と言えるかもしれません。

普段はとてもクールで、あまり自分のことを話さないタイプですが、仲良くなって打ち解けると面白みが出てきます。

蛇はしつこい、ねちっこいと言われますが、それはこだわるし忍耐力がある表れです。

普段はクールでツンケンしているけど、忍耐力のある面白い人ということになります。

巳の運勢

基本的に金運には恵まれているのですが、途中は苦労するかもしれません。晩年は不自由をすることも無いでしょう。

巳の相性の良い十二支

巳と相性が良いのは、丑(うし)と酉(とり)、そして申(さる)です。

逆に相性が悪いのは、亥(い)と寅(とら)、そして申(さる)です。

申とは相性は良いものの、一緒にいても何も生み出さない、もしくは振り回されると言われています。

巳に関すること

巳に関することを記していきます。

蛇と信仰

蛇は忌み嫌われることが多いですが、信仰としては神と崇め祀られる存在でした。

脱皮をすることから「死と再生」の象徴としても信仰・宗教と結びつくことが多くなっています。実際に神社の御祭神として蛇を祀るところは少なくありません。龍と結びついて龍蛇神とされていることもあります。

日本神話でもかなり有名な神である大己貴命(大物主大神・大国主)も蛇神だったという説があるくらいです。

一方で邪神(蛇神)としても登場します。有名なのがヤマタノオロチです。

中国でも同様に蛇への信仰があり、十二支に選ばれたのは必然だったようにも思います。

巳に関するリンク

他の十二支

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