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申(さる)-十二支

申(さる)-十二支 干支

十二支(干支)で9番目に来る「申」、自分や家族、気になる人が申の年だったり、来年の干支が申年だと気になって調べることも多いと思います。

申はどういう干支で、どういう意味があるのか、申の日や申の年について詳しく説明します。

申 詳細

  • 動物(十二生肖 ):さる(猿)
  • 十二支での順番:9
  • 読み方(訓読み):さる
  • 読み方(音読み):しん
  • 陰陽:陽
  • 五行:金
  • 十二時申(時刻/名称):15時から17時/哺時
  • 十二申(天区):実沈/双児宮
  • 方位:南西微北
  • 四季:秋
  • 月:旧暦7月
  • 別称(歳名):涒灘
  • 本義:“呻”で、果実の成熟。陰気の支配
  • 西暦での申の年:西暦を12で割って割り切れる年

申の語源

申は、呻(しん・うめくの意味)で、草木の果実が成熟して締め付けられ固まっていく有り様を表しています。

申という動物について

猿

申は、猿(さる)を表しています。

中国において猿(中国の猿は漢字で「猴」となり類人猿を除いたサルを意味する)は縁起の良い動物で、「猴」は「候(古代中国の爵位)」と同音であることから、昇進・昇級の意味を持っているとされています。

日本において猿は昔から生息する動物であり、山神の使者、もしくは山神そのものとされていました。。

申を含む干支

申を含む干支は5つあります。

陰陽の組み合わせで「申年」は必ず陽と陽の組み合わせになります。

申の日・申の年について

申の日や申の年はどういう日・年として見られているのか、また考えられているのか説明します。

申の日

猿も分娩の軽い動物と言われており、戌の日についで安産祈願に良い日とされています。

また日枝神社では、猿が日枝神社のお使いでありことから、縁起の良い日とされています。

また庚申の日にはかつて「庚申待・宵庚申」という集まりが行われていました。

参考:庚申・庚申の日

申の年

申の年・申年は12年に1度訪れます。

直近では2004年・2016年・2028年・2040年が申年です。

申の年には政変があるとか災害があるとか、そのような迷信はありません。

ただ申年は基本的には閏年となります(ただし2100年は閏年では無い)。

申の性格・運勢・相性

申の年に生まれた人の性格や運勢、また相性が気になるところだと思います。申の年生まれの人はどんな性格でどんな運勢なのか、他の十二支との相性についても説明します。

どの占いで見るかによってかなり異なりますが、暦のサイトらしく暦注に影響を与えている陰陽五行説等から考察して説明します。

申の性格

申は陰陽五行説で見ると「陽の金」となります。陽の金は十干で言えば「庚」です。

参考:庚(かのえ)

庚の性質に十二支の申が持つ要素や語源を加えて考えると、一言で言えば申は「スネ夫」です。

クール気味だけど、目立つことも好きだし、口達者で、更に計算高い行動をする、でもどこか憎めない世渡り上手なのが申の性格と言えます。

ただ忍耐力が無いのが残念なところです。

申の運勢

運そのものは持っているので、パートナーや上司に恵まれ、慎みながら生活をすれば特に困ることは無いとされます。

飽きっぽい性格は、恋愛では不利に働くので、若いうちは苦労するかもしれません。

申の相性の良い十二支

申と相性が良いのは、子(ね)と辰(たつ)、そして巳(み)です。

逆に相性が悪いのは、寅(とら)と亥(い)、そして巳(み)です。

巳(み)とは相性は良いものの、一緒にいても何も生まれないとされています。

申に関すること

申に関することを記していきます。

申と宗教

天狗の面

日本において身近な動物だったサル(ニホンザル)は、神道・仏教で深い関係を持ってきました。

昔の人は山を恐れていて、山に住む猿は神の使者、もしくは神そのものだったためいろいろな信仰を生み出します。

日本神話で有名な猿田彦神も猿がモデルになっていますし、山王神社(日枝神社・日吉神社)系列では猿を神の遣いとしています。

天狗とも結びついていろいろな伝承が残っています。

申年・申の日と赤い下着

申年には赤い下着を身に着けたり、贈り物にすると良いという言い伝えが全国各地にあります。

特に申年の申の日に赤い下着を贈られると健康に過ごせると言われています。

また申年の申の日に赤い下着を4枚贈ることで「死(四)が去る(サル)」と言われることもあります。

もちろん昭和に入ってから下着メーカーが下着を売り込むために作ったものだという説もあります。

申に関するリンク

他の十二支

申年の1つ前の年は未年・申年の1つ後の年は酉年

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