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未(ひつじ)-十二支

未(ひつじ)-十二支 干支

十二支(干支)で8番目に来る「未」、自分や家族、気になる人が未の年だったり、来年の干支が未年だと気になって調べることも多いと思います。

未はどういう干支で、どういう意味があるのか、未の日や未の年について詳しく説明します。

未 詳細

  • 動物(十二生肖 ):ひつじ(羊)
  • 十二支での順番:8
  • 読み方(訓読み):ひつじ
  • 読み方(音読み):び
  • 陰陽:陰
  • 五行:火・土
  • 十二時未(時刻/名称):13時から15時/日昳
  • 十二未(天区):鶉首/巨蟹宮
  • 方位:南西微南
  • 四季:夏
  • 月:旧暦6月
  • 別称(歳名):叶洽
  • 本義:“昧”で、陰気の支配
  • 西暦での未の年:西暦を12で割って11が余る年

未の語源

未は味(び・あじの意味)で、草木の果実が成熟して滋味を生じた有り様を表しています。

未という動物について

ひつじ

未は、羊(ひつじ)を表しています。

中国では縁起の良い動物とされています。吉祥の祥の旁は「羊」であることから、羊は「吉祥」を意味するとされています。

なお中国も「羊」ですが、これには山羊(やぎ)と羊(ひつじ)、両方を意味しています。もしくはガゼル等の動物を含む場合もあります。

古代中国でヒツジは一般的に見られる動物では無かったのでむしろヤギの方が一般的でした。

タイやベトナムでは羊ではなく山羊が十二支になっています。

十二支が日本に入ってきた当時、羊は未知の動物の可能性がありました。見たことがあった人がいたとしても、ごく僅かな中国等へ訪れたことがある人のみです。

日本には元々羊は生息していなかったため、江戸時代後半まではほとんどの人が見たことが無い動物で、想像上の動物に近い存在でした。

未を含む干支

未を含む干支は5つあります。

陰陽の組み合わせで「未年」は必ず陰と陰の組み合わせになります。

未の日・未の年について

未の日や未の年はどういう日・年として見られているのか、また考えられているのか説明します。

未の日

未の日は、特に何も無い日になっています。中には、吉祥(幸福・繁栄を意味する)の祥には羊本来の文字が含まれているから、未の日も縁起が良いとされています。

他の動物は神様の遣いだったり、神様と関係していることが多いのですが、日本に生息していなかった未だと神様と関係させようとするのが難しかったのかもしれませんね。

未の年

未の年は政変が多いとか事件が多いとかそういうことは無く、比較的平和な年です。

未の日同様、吉祥の年として良い年になるという人もいます。

未の性格・運勢・相性

子ヒツジ

未の年に生まれた人の性格や運勢、また相性が気になるところだと思います。未の年生まれの人はどんな性格でどんな運勢なのか、他の十二支との相性についても説明します。

どの占いで見るかによってかなり異なりますが、暦のサイトらしく暦注に影響を与えている陰陽五行説等から考察して説明します。

未の性格

未は陰陽五行説で見ると「陰の土」または「陰の火」となります。陰の土として考えられることが多くなっています。

陰の土は十干で言えば「己」です。

参考:己(つちのと)

己の性質に十二支の未が持つ要素や語源を加えて考えると、一言で言えば未は「臆病」です。

性格的には非常に優しく平和主義の超安定主義で、石橋を叩いて壊すくらいと言われています。

家族や仲間との絆も大切にします。

未の運勢

自己主張出来る性格では無いので、やや遅れをとってしまう運勢です。

でも依存体質なので恋愛面ではプラスにもマイナスにもなってしまうこともあります。

金運面では仲間・家族との絆を大切にする分、家族や仲間次第と言えます。

未の相性の良い十二支

未と相性が良いのは、卯(う)と亥(い)、そして午(うま)です。

逆に相性が悪いのは、丑(うし)と戌(いぬ)、そして子(ね)です。

ヒツジは牧羊犬に追いかけられる立場で、犬と相性が悪いのは何となく想像がつきますね。

未に関すること

未に関することを記していきます。

羊とジンギスカン

管理人は北海道に住んでいますが、北海道では豚や牛と並ぶほど食べられる羊、特にジンギスカンは郷土料理として人気です。

ただ元々日本では羊肉を食べる習慣がなく、定着するまでにはそれなりに苦労があったそうです。

元々は羊毛のために飼育され始めましたが、食糧事情がまだよく無かった大正時代の北海道で肉として消費させることで価値が見出されました。

未に関するリンク

他の十二支

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