寅(とら)-十二支

寅(とら)-十二支 干支

十二支(干支)で3番目に来る「寅」、自分や家族、気になる人が寅の年だったり、来年の干支が寅年だと気になって調べることも多いと思います。

寅はどういう干支で、どういう意味があるのか、寅の日や寅の年について詳しく説明します。

寅 詳細

  • 動物(十二生肖 ):とら(虎)
  • 十二支での順番:3
  • 読み方(訓読み):とら
  • 読み方(音読み):いん
  • 陰陽:陽
  • 五行:木
  • 十二時辰(時刻/名称):3時から5時/平旦
  • 十二辰(天区):析木/人馬宮
  • 方位:北東微南
  • 四季:春
  • 月:旧暦1月
  • 別称(歳名):摂提格
  • 本義:“演”で、形をとっての発生
  • 西暦での寅の年:西暦を12で割って6が余る年

寅の語源

寅は「螾」(いん・うごくの意味)で、草木が春の初めにおいて発生する状態を表しています。寅の月はすなわち正月であり、立春の季節です。

寅という動物について

寅は虎(とら)を指しています。

十二支が生まれた中国において、虎は強さの象徴です。畏怖の象徴にもなっています。

虎に関する諺は多く、

  • 竜虎相打つ
  • 虎に翼
  • 虎穴に入らずんば虎子を得ず

となどなど他にも数多くあります。

また神聖なるものの象徴でもあり、金運の象徴にもなっています。

なお十二支はアジア全体で普及していますが、モンゴルでは虎に加えて「豹」も寅年の動物として扱われています。

寅を含む干支

寅を含む干支は5つあります。

陰陽の組み合わせで「虎年」は必ず陽と陽の組み合わせになります。

寅の日・寅の年について

寅の日や寅の年はどういう日・年として見られているのか、また考えられているのか説明します。

寅の日

寅は「千里を行って千里を帰る」という中国の諺からすぐに帰ってくるということで、旅行に行くのに良い日とされています。

また寅は黄色と黒は金運の象徴であり、最近では出ていたお金がすぐに戻ってくる解釈して、金運の良い日として財布を購入するのに良い日とされていたり、宝くじを買うのに良い日とされています。

反面、結婚だとすぐに戻ってきてしまう、葬儀だと死者が戻ってきてしまう、ということで結婚と葬儀には向いてないとされています。

つまり吉凶で言えば下記のようになっています。

  • 吉:旅行・金運(財布や宝くじの購入)
  • 凶:結婚・葬儀

寅の年

寅年そのものは、特に縁起が良いとか悪いと言われることはありません。

ただ女性も男性も特定の状態に限り良くないとされます。

五黄の寅

五黄(五黄土星)の寅年生まれは気が強いと言われ、この年に女子が産まれることを忌む俗習があります。丙午ほどではありませんし、実際にはそれほど影響していないように思われます。

五黄の寅年は1914年・1950年・1986年・2022年と36年に1回訪れています。

1914年はわかりませんが、1950年は第1次ベビーブームが終了した翌年で確かに出生率は低下していますが翌年も止まらず落ちているので関係なさそうです。

1986年も出生率に関しては五黄の寅年だからということでは落ちてないように見えます。

参考:内閣府 出生数・合計特殊出生率の推移

寅年生まれが三代続くと縁起が悪い

これは男性のみのことですが、寅年生まれの男が三代(簡単に言えば、祖父・父・息子が寅年)続くと家が滅びる、家が潰れる、縁起が悪いと言われています。

これはメスを巡ってトラブルが起きるということで言われていることです。

寅の性格・運勢・相性

虎

寅の年に生まれた人の性格や運勢、また相性が気になるところだと思います。寅の年生まれの人はどんな性格でどんな運勢なのか、他の十二支との相性についても説明します。

どの占いで見るかによってかなり異なりますが、暦のサイトらしく暦注に影響を与えている陰陽五行説等から考察して説明します。

寅の性格

寅は陰陽五行説で見ると「陽の木」となります。陽の木は十干で言えば「甲」です。

参考:甲(きのえ)

甲の性質に十二支の寅が持つ要素や語源を加えて考えると、一言で言えば寅は「孤高」もしくは「行動力」です。

十二支の中で寅は3番目ですが、月は1月(旧暦)を指します。1番の存在でありそして行動力がある寅は、チャレンジ精神旺盛で新しいことに突き進みます。そこからカリスマ性も持ち合わせると言えます。

ただ基本的には団体行動は苦手で、強すぎる意見は時に反感を買います。

孤高な存在であり1人で突き進むタイプと言えます。

寅の運勢

基本的には運は強いのですが、突き進みすぎて失敗することもあるのが寅です。

ただ成功するかどうかは自分次第といったところのようです。

寅の相性の良い十二支

寅と相性が良いのは、午(うま)と戌(いぬ)、そして亥(いのしし)です。

逆に相性が悪いのは、申(さる)と巳(へび)、そして亥(いのしし)です。

亥とは相性が良い面もあれば悪い面もあるというのは、似た者同士ということで惹かれることもあれば反発しあうこともあるということになります。

寅に関すること

寅に関することを記していきます。

寅は伝説の動物だったのか?

日本には野生の寅(虎)は生息していません。干支が入ってきた当時(遅くとも6世紀)には当然、虎はまだ想像上の動物だったと考えられます。

ただし6世紀の中頃には朝鮮や中国に渡って学ぶ人もいて、それらの人が虎を見て日本に伝えていた痕跡はいくつか見られます。

9世紀後半には、貴族階級で虎の絵が流行ったとされているので、実物は見たことは無いけど、絵としての虎はかなり昔から日本でも知られていたことになります。

一般の人が虎を見るようになったのは江戸時代とされています。見世物として虎が運ばれいたそうですが、その後危険ということで1861年に見世物にすることは禁止されました。

明治時代に入り、1887年にイタリアのサーカスがつれてきた虎が出産した子虎を上野動物園のヒグマと交換して再び見られるようになったと言われています。

寅に関するリンク

他の十二支

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