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雪下出麦(ゆきわたりてむぎいづる)-冬至-末候-七十二候-第六十六候

雪下出麦(ゆきわたりてむぎいづる)-冬至-末候-七十二候-第六十六候 七十二候

雪下出麦(ゆきわたりてむぎいづる)は、七十二候の第六十六候の季節(略本暦による呼び名)です。

冬至の末候となり、「雪の下で麦が芽を出す」という意味になります。

雪下出麦について詳しく説明します。

雪下出麦の読み方と詳しい意味

雪下出麦の読み方は下記の通りです。

  • ゆきわたりてむぎいづる

麦は地域によっても異なりますが、秋に種まきをして5月から6月に収穫期となります。

昔は二毛作といって、田んぼは秋の稲の収穫の後に麦を植え、初夏に麦を収穫した後に稲の田植えをして同じ場所で2度、異なる穀物を栽培しているところが多くなっていました。

今でも二毛作を行っているところもあります。

つまり麦は種まきされた状態で越冬して、1月になった辺りで芽を出し始めます。

寒い冬の中でも芽を出す自然の様子を表現しています。

なお小満の末候「麦秋至(むぎのときいたる)」と対となる七十二候となります。

雪下出麦-冬至の末候の時期

雪下出麦の時期・期間は概ね12月31日から1月4日ころです。

正確な期間は下記の通りです。

  • 2021年:2020年12月31日~1月4日
  • 2022年:2021年12月31日~1月4日
  • 2023年:1月1日~1月5日
  • 2024年:1月1日~1月5日
  • 2025年:2024年12月31日~1月4日

二十四節気は年によって期間が変わるため、七十二候もそれぞれ期間が年によって変化します。

同時期の中国(宣明暦)の七十二候の名称と意味

二十四節気・七十二候は元々中国で生まれたものです。二十四節気はほぼそのまま中国での書き方ですが、七十二候は中国のままだと意味が通じない部分や日本らしくない部分があり、江戸時代に入って渋川春海ら暦学者によって日本の気候風土に合うように改訂され、「本朝七十二候」が作成されました。

現在では、1874年(明治7年)の「略本暦」に掲載された七十二候が主に使われています。

元々の中国(宣言暦)の七十二候は下記のようになっています。

  • 名称:水泉動
  • 意味:地中で凍った泉が動き始める

「すいせん うごく」と読みます。寒くて凍ってしまった泉もそろそろ解けて水を出し始める頃という意味です。

雪下出麦に関すること

雪下出麦に関することを紹介します。

雪下出麦の季節感

雪下出麦は100年以上前に考えられたもので、今の季節感にあっているかとと言えば概ねあっています。

ただ地域によっては少し早いとも言えます。

雪下出麦に関するリンク

雪下出麦に関するリンクです。

 

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