1月8日にはそこそこ記念日が登録・制定されています。
1月8日にはどういった記念日があり、どういった意味で制定されたのか紹介します。
外国郵便の日
1875年1月8日、横浜郵便局(現・横浜港郵便局)で外国郵便の開業式が行われました。
横浜の外国人居留地のアメリカの郵便局が外国郵便の業務を行っていましたが、これ以降日本政府が業務を行うこととしました。
勝負事の日
勝負をする時に「一か八か」と言うこともあり、1と8で1月8日は「勝負の日」とされています。
ただしいつ、どのようにして決まったのかはわかっていません。
自然発生的なのか、それともどこかが決めたのかは不明ですが、新暦になってからのような気もします。旧暦における1月8日は、友引であり友引には「引き分け」の意味もあるので、勝負そのものにならないためです。
ただ「一か八か」についての語源は、諸説あり「一か罰か」で罰が八に変わったというもの。
サイコロの賭博の「半丁」で、半の上の部分が逆さまではあるものの「八」であり、丁の上の部分が「一」のため、一か八ということで「一か八か」になったというものです。
平成はじまりの日
1989年1月8日、前日の昭和天皇の崩御をうけて、年号が「平成」(へいせい)となったことから1月8日は「平成はじまりの日」とされています。
「平成」は「大化」以来247番目の元号です。
大戸屋・定食の日
株式会社大戸屋が制定しました。
1958年1月8日に東京・池袋で「大戸屋食堂」として創業してから2018年で60年の「大戸屋ごはん処」ですが、同社のご飯、味噌汁、おかずという定食スタイルと素材の味を活かした調理方法、醤油・味噌・麹などの発酵調味料を使うなどの伝統的な食文化を日本はもとより世界に発信するのが目的とされています。
日付は創業日であり、1月8日を「0108」として「0(オー)10(ト)8(ヤ)」と読む語呂合わせから決めたそうです。
遺影撮影の日
日本初のシニア世代専門の写真館「えがお写真館」を運営する株式会社サンクリエーションが制定しました。
生前に遺影を撮影し、後世に残すことの大切さを多くの人に知ってもらい、遺影撮影を日本の文化として世の中に根付かせるのが目的とされています。
日付は1と8で「遺(い=1)影撮(えいと=8)る日」と読む語呂合わせと、正月の晴れやかな雰囲気の中で笑顔の写真を撮ってほしいとの願いから決めたそうです。
イヤホンの日
どこにでも持ち運べて、いつでも気軽に音楽を聴ける道具のイヤホン、その普及を目的にイヤホンの総合情報サイトである「イヤホンナビ」が制定しました。
日付は1と8で「イヤホン」の語呂合わせからです。
世界中の有名メーカーのイヤホンを集めて試聴、比較できるイベントなどを行っているそうです。
毎月8日が記念日になっているもの
月に限らず、毎月8日が記念日になっているものを紹介します。
ホールケーキの日
福岡県福岡市に本社を置き、洋菓子の製造、販売などを行う「パティスリー イチリュウ」を各地に店舗展開する有限会社一柳が制定しました。
記念日を通して大切な人との時間を幸せで価値のあるものにし、年に数回しか食べないであろう「ホールケーキ」をもっと身近に感じてもらいたいとの願いが込められています。
日付は1週間ごとのカレンダーの1日の下には必ず8日があることから1をロウソクに見立て、8を丸いケーキの土台とすることで「ホールケーキ」を連想させる毎月8日にしたそうです。
歯ブラシ交換デー
ハミガキ、歯ブラシなどのオーラルケア製品をはじめとして、暮らしに役立つさまざまな日用品を製造販売するライオン株式会社が制定しました。
歯ブラシは歯と口の健康を守るうえで大切なハミガキに欠かせません。しかし、1か月間使用することで毛先が開いて歯垢を除去する力が低下してしまうことから、毎月歯ブラシを交換する習慣を広めていくのが目的です。
日付は歯ブラシの歯(ハ=8)から毎月8日にしたそうです。
生パスタの日
生めん類の製造業者の団体である全国製麺協同組合連合会が制定しました。
素材の風味、味、コシなど、生パスタの魅力を多くの人に知ってもらうのが目的です。
日付は7と8で「生=な(7)ま・パ(8)スタ」と読む語呂合わせから毎月7日と8日になっています。また、同連合会では別に7月8日も「生パスタの日」に制定しています。
信州地酒で乾杯の日
「信州地酒で乾杯の日推進協議会」が制定しました。
信州の地酒普及促進・乾杯条例に基づき、長野県で製造される清酒、ワイン、ビールなどの酒類(地酒)の普及促進が目的です。
生産から流通、販売、消費者が一丸となって信州の地酒の消費拡大、関連産業の発展を目指しているそうです。
日付は数字の8が乾杯のときに杯やグラスを重ね合わせたとき上から見た姿と似ていることから毎月8日となっています。
スッキリ美腸の日
ストレスの多い現代人のお腹の悩みを、腸に関する専門的な知識や正しい腸もみ技術を使い健やかな心と身体を育むサポートをしている一般社団法人日本美腸協会が制定しました。
同協会では「美腸」とは「食事・運動・腸もみ」の3つの基本習慣からもたらされるとの考えから、自分自身の腸を知るための入門講座や各種セミナーなどを開催しているそうです。
腸を整えることで健康と美容が維持増進できる「美腸」を広めることが目的です。
日付は「美腸」には1年を通じて継続した活動が必要であることと、腸の形状から数字の「8」がイメージできることから毎月8日を記念日としたそうです。
以上、1月8日の記念日についてでした。
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