5月5日には、数多くの記念日が登録・制定されています。
55という数字からは「ゴーゴー」や「ごご」などの語呂合わせが想像出来ますが、実際にどんな記念日が登録されているのか、紹介します。
なお、「こどもの日・端午の節句」については下記記事をご覧ください。
おもちゃの日
日本玩具協会・東京玩具人形問屋協同組合が1949年に制定しました。
日付は端午の節句にちなみんでいます。
おもちゃや人形のPRのために設けられました。
わかめの日
1983年(昭和58年)に日本わかめ協会が制定しました。
同協会は、この日を中心に周知とわかめの消費拡大キャンペーンを展開しています。
この時期は新わかめの採取が一段落し、美味しい新わかめが市場に出回り、また、わかめ料理の代表的なものでもあり、やはりこの時期に出回るタケノコとを取り合わせた
季節感たっぷりの「若竹煮」のシーズンでもあります。
この時期に「わかめ」の良さをより知って頂きたい、と「5月5日はわかめの日」としています。
自転車の日
自転車月間推進協議会が1998年に制定しました。
日付は、5月1日から5月31日は自転車月間となっており、その期間中の祝日である5月5日を「自転車」の日としたそうです。
交通安全のさらなる促進と自転車の正しい知識の普及をはかることが目的となっています。
薬の日
全国医薬品小売商業組合連合会が1987年に制定しました。
日付は、611年(推古天皇19年)のこの日、推古天皇が大和の兎田野で薬草を採取する薬狩りを催し、これから毎年この日を「薬日(くすりび)」と定めたという故事にちなみます。
手話の日(手話記念日)
日本デフ協会が写真家の後藤田三朗の提唱で2003年(平成15年)に制定しました。
日付は手話が左右の5本指を使うことから、5月5日となったそうです。
子供へ本を贈る日
株式会社トーハンが制定しました。
日付はこどもの日にちなんでです。
全国の書店でキャンペーンが実施されています。
ゴーゴーダンスの日
昭和をコンセプトにしたイベントの企画運営、シンガー、ダンサー、振り付け師などとして活動するゴーゴーガール「踊るミエ」。彼女がプロデュースする「踊るミエ企画」が制定しました。
1960年代にアメリカで始まったミニスカートにゴーゴーブーツで踊る格好よくお洒落なゴーゴーダンスをより多く人に知ってもらい、楽しんでもらうのが目的です。
日付は5と5で「ゴーゴー」と読む語呂合わせからとなっています。
丸源餃子の日
焼肉、ラーメン、お好み焼など、さまざまな外食事業を展開する株式会社物語コーポレーションが制定しました。
同社の「丸源ラーメン」などで提供する丸源餃子をより多くの人に食べてもらうのが目的です。
日付は家族みんなで味わってもらえるとの思いから5月5日の「こどもの日」としたもので、ゴールデン・ウィークの繁忙期に店内だけでなく、持ち帰り餃子、冷凍餃子の販売促進も目指しているそうです。
荒野行動の日
世界に向けてのゲームアプリを数多く手がけるNetEase Gamesが制定しました。
自社が開発した5人で行うサバイバルスマホゲーム「荒野行動」の魅力をより多くの人にPRするのが目的です。
日付は多くのユーザーに愛されている「荒野行動」が、5人ゲームで参加するeスポーツ大会「荒野Championship-元年の戦-」が2019年5月5日に開戦することからです。
同大会のスローガンは「Fight for Five」(5人のために戦う」「5人で戦う」)となっています。
メンズメイクアップの日
メイク中心のメンズ総合コスメブランド「FIVEISM×THREE」(ファイブイズム バイ スリー)を販売する株式会社ACROが制定しました。
より多くの男性にメイクを通じて自己表現を楽しんでもらうのが目的です。
日付は男性にもメイクがもつ無限の可能性を体感してほしいとの思いから男子の成長を願う「端午の節句」の5月5日にしたそうです。
たべっ子どうぶつの日
ビスケット、クッキー、チョコレート菓子などの製造販売する株式会社ギンビスが制定しました。
1978年10月に発売され、2018年に発売40周年を迎えた同社のロングセラー商品の「たべっ子どうぶつ」をさらに多くの子どもたちに食べてもらうことが目的です。
日付は子どもたちの明るい未来を築き上げたいとの思いから「こどもの日」の5月5日としたそうです。また、5月5日はギンビスの創業日、創業者の誕生日でもあるとのことです。
甘党男子の日
スイーツ好きな男性のことを「甘党男子」と命名し、男性のためのスイーツ情報&コミュニティーサイトを運営する株式会社AMT PROJECTが制定しました。
スイーツ好きな男性にお得なサービスを提供する店を増やすのが目的です。
日付は男の子の日とも言える5月5日の「端午の節句」からです。
キッズの日はキズケアの日
一般社団法人日本創傷外科学会と一般社団法人日本形成外科学会が制定しました。
外傷(ケガ)などによってできるキズ、またその傷跡の治療には創傷外科専門医・形成外科専門医がいることを広く知らせるのが目的です。
専門医が治療(ケア)することで、よりきれいに短時間に治すことが期待できます。
日付はケガをしやすいのがこども(キッズ)であることから、キッズとキズの連想から5月5日の「こどもの日」を記念日としたそうです。
こいのぼりの日(鯉のぼりの日)
全国の鯉のぼりメーカーで結成された「日本鯉のぼり協会」が制定しました。
日本の四季を彩る伝統的な五節句のひとつ「端午の節句」に、男子誕生を祝い「こいのぼり」を掲揚する文化を多くの人に広めて継承していくのが目的です。
日付は全国的に5月5日の「こどもの日」を中心に掲揚されていることからです。
植物エキスの日
岐阜県本巣市に本社を置く、研究開発型原料メーカーの一丸ファルコス株式会社が制定しました。
植物などの天然素材から化粧品や健康食品などの原料を提供する同社、植物エキスの優れた有用性を知ってもらい、広く活用してもらうのが目的となっています。
日付は『日本書紀』によると推古19年(611年)の陰暦5月5日に「薬狩り」という薬草を採取する行事が行われ、その薬草の成分を抽出したエキスを治療に役立てていたと考えられることから、新暦の同じ日付の5月5日にしたそうです。
たのしくドライブする日
「JAPAN SMART DRIVER プロジェクト」が制定しました。
クルマに乗ってドライブすることはなかなか行けない場所に行けたり、いつもは見られない景色が見えたり、ふだんは会えない誰かと会えたりする、たのしくドライブすることは新しい世界に一歩ふみ出すこと、新しい道を走ってみること、そんな想いを多くの人とシェアするのが目的となっています。
日付は同プロジェクトが参加する銀座柳まつりの開催日から5月5日になりました。
未来の日
新潟県新潟市でイベントの企画運営などを手がける株式会社アール・イーが制定しました。
こどもを未来の象徴として捉え、未来を生き、主役となるこどもたちとともに未来を創る日とするのが目的です。
日付は国民の祝日の「こどもの日」に新しい意味を加えたいとの思いから5月5日にしたそうです。
こどもたちと未来を考える「未来会議」などを企画しているそうです。
うずらの日
全国各地でうずらを飼育する養鶉(ようじゅん)農家で構成する「日本養鶉協会」が制定しました。
うずら業界の振興とうずらの卵の美味しさを多くに人に知ってもらうのが目的です。
日付は5月は陰暦で「鶉月(うずらづき)」と呼ばれ、5日は05で「たまご」と読む語呂合わせなどからです。
戦国時代の武将はうずらの鳴き声を「御吉兆(ごきっちょう)」と聴き取り、その縁起の良い声を聴いて出陣したとの言い伝えがあり、男子の成長を祈る端午の節句がふさわしいこともその理由となっています。
ゴーフルデー
兵庫県神戸市に本店を構える株式会社神戸凮月堂が制定しました。
1927年(昭和2年)の発売以来、同店を代表する銘菓として愛され続けてきたゴーフル、「味覚の芸術品」とも称されるゴーフルの魅力を多くの人に知ってもらうのが目的です。
日付は5がフルに揃った昭和55年5月5日にスタートした「ゴーフルデー」からとなっています。
かずの子の日
北海道水産物加工協同組合連合会が制定しました。
こどもたちの健やかな成長を願う5月5日の「こどもの日」に、子孫繁栄の縁起物でもある「かずの子」を食べて、あらためて両親に感謝するという日本の食文化を広めるのが目的となっています。
かずの子はニシンの魚卵であることから、両親を二親(ニシン)と読む語呂合わせにもなっています。
コミュニティファーマシーの日
薬剤師と薬局に与えられた社会的役割と責任を果たすために、人々の生活圏を舞台とした健全な地域社会づくりに貢献する一般社団法人日本コミュニティファーマシー協会が制定しました。
地域の人々に薬のこと、病気の予防、健康情報などを伝えるのが目的です。
日付は推古天皇が薬草を採取する薬狩りを行った日とされる5月5日(611年)が「薬日(くすりび)」として「日本書紀」に記載されていることからです。
かみ合わせの日
2015年に創立20周年を迎えることを記念して「特定非営利活動法人 日本咬合学会」が制定しました。
かみ合わせや咀嚼の大切さをPRすることにより、国民の健康の向上と健康長寿に寄与することが目的です。
日付は、5と5でかみ合わせを意味する「咬合(こうごう)」の語呂合わせからです。
また、「こどもの日」に最近増えつつあるこどものかみ合わせの悪さを考え、健やかな成長を願うこともその理由となっています。
午後の紅茶の日
数多くの清涼飲料の製造、販売などを手がけるキリンビバレッジ株式会社が制定しました。
自社の紅茶飲料「キリン 午後の紅茶」が2015年に発売30年目を迎えることをきっかけに、より多くの人に「 午後の紅茶」に接してもらい、5月の行楽シーズンを「午後の紅茶」と共に過ごして欲しいとの願いが込められています。
日付は5と5で「午後」と読む語呂合わせからです。
ジャグラーの日
パチスロ「ジャグラー・シリーズ」を製造販売する株式会社北電子が制定しました。
ジャグラーシリーズは全国のパチンコホールに設置されており、パチスロ設置総台数の20%以上を占める人気機種です。
日付はリール窓の左下にある「GOGO!ランプ」が点灯すれば当たりというジャグラーの明快なゲーム性をもとに、5と5が「GOGO!ランプ」の語呂合わせとなることからです。
レゴの日
「こどもの日」の5月5日は0505で「レゴレゴ」と読むこともできることから、ブロック玩具のレゴジャパン株式会社が制定しました。
2002年はデンマークでレゴ社が設立されてから70周年、日本で販売されてから40周年に当たり、より多くの人にレゴブロックをアピールするのが目的となっています。
フットサルの日
1チーム5人で行い、フィールドはサッカーの約9分の1のスペースで試合をするスポーツのフットサル、その普及を目的にフットサル大会の主催・企画・運営などを手がける株式会社エフネットスポーツが制定しました。
日付はフットサルが5人対5人で行うスポーツであることからです。
あたり前田のクラッカーの日
大阪府堺市に本社を置き、ビスケットやクラッカー、スナックなどのお菓子の製造販売を手がける前田製菓株式会社が制定しました。
同社は1960年代に放送されていたテレビ番組「てなもんや三度笠」内で流れるCMの「あたり前田のクラッカー」というフレーズで一躍有名となりました。
記念日を通して「あたり前田のクラッカー」をはじめとする前田製菓のお菓子をさらに多くの子どもたちやその家族に食べてもらうことが目的です。
日付は子どもたちの健やかな成長を願って「こどもの日」である5月5日としたそうです。
また、5月5日は同社の創業日(1918年)でもあるそうです。
わらべうた・子守唄の日
東京都多摩市に本部を置く全国わらべうたの会が制定しました。
同会は各地での研修を通じて、保育や教育にかかわる人々、唄の研究者や音楽家などと連携し、子育て支援で役立つ「わらべうた・子守唄」を広めているそうです。
日付は、子どもの幸せを願う日である「こどもの日」が記念日としてふさわしいとの考えから5月5日としたそうです。
日本の伝統や音楽文化に密接にかかわる「わらべうた・子守唄」という文化遺産を生活に根付かせる象徴的な日となるようにとの願いが込められているそうです。
関西吹奏楽の日
関西吹奏楽功労者の碑管理委員会が制定しました。
同委員会は世界に誇る指揮者であり、大阪フィルハーモニー交響楽団の創始者で、全日本吹奏楽連盟、関西吹奏楽連盟の理事長を歴任した朝比奈隆氏をはじめとして、関西の吹奏楽文化の発展に寄与した人々の功績をたたえる「関西吹奏楽功労者の碑」を兵庫県西宮市のえびす宮総本社西宮神社に2021年(令和3年)5月5日に建立しました。
同日を記念日とすることで関西一円から吹奏楽愛好者が集い、先人に感謝をするとともに、関西の吹奏楽の発展に寄与するのが目的です。
日付は碑を建立した日が「こどもの日」であり、多くのこどもたちに朝比奈隆氏の教え、吹奏楽の字のごとく「もっと吹いて、もっと奏でて、もっと楽しめる」吹奏楽の日にとの願いを込めて5月5日としたそうです。
毎月5日が記念日になっているもの
月に限らず、毎月5日が記念日になっているものを紹介します。
みたらしだんごの日
「みたらしだんご」とは砂糖醤油の葛餡をかけた串団子のことで、この商品を製造する山崎製パン株式会社が制定しました。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで幅広く販売されている「みたらしだんご」を、手軽なおやつとしてもっと食べてもらうのが目的。です。
日付は「み」(3日)たら「し」(4日)だん「ご」(5日)の語呂合わせから毎月の3日、4日、5日としたそうです。
長城清心丸の日
生薬主剤の滋養強壮薬「長城清心丸」(中国名・牛黄清心丸)を、より多くの人に知ってもらおうと、輸入元の岐阜県瑞浪市に本社を置くアスゲン製薬株式会社が2001年に制定しました。
毎月5日としたのは主薬の牛黄(ゴオウ)の語呂合わせからです。
5月5日頃(立夏)が記念日になっているもの
必ずしも5月5日では無いものの、概ね5月5日に訪れる二十四節気の「立夏」を記念日にしているものがあります。
こだますいかの日
こだますいかの全国有数の産地である茨城県筑西市と茨城県桜川市、それに北つくば農協地域農業振興協議会が制定しました。
小ぶりで取り扱いやすく、果皮が薄いうえに味が濃厚なこだますいかの魅力を多くの人に知ってもらい、美味しく味わってもらうのが目的です。
日付はこだますいかが夏を先取りする初夏の味であり、収穫盛期となることから二十四節気の「立夏」(5月5日頃)を記念日としたそうです。
熱中症対策の日
一般財団法人日本気象協会が手がける「熱中症ゼロへ」プロジェクトと、プロジェクトの公式飲料「アクエリアス」の日本コカ・コーラ株式会社が共同で制定しました。
熱中症を防ぐには細めな水分補給が大切であることを多くの人に知らせるのが目的です。
日付は暦の上で夏が始まる「立夏」とし、この頃から熱中症患者の報道が出始めるのでいち早く注意を促すそうです。
熱中症予防には水分だけでなくナトリウムを補うことができる「アクエリアス」などのスポーツドリンクが効果的とされています。
エアコンの日
日本冷凍空調工業会が2005年に制定しました。
冷房シーズンに向かう立夏を「エアコンの日」、暖房シーズンに向かう立冬を「エアコン暖房の日」と定め、パワフル、省エネ、クリーンなエアコンのPRを進めています。
パラソルの日
日本洋傘振興協議会が制定しました。
立夏となり日付が強くなる頃にパラソル(日傘)のPR活動を展開しています。
以上、5月5日の記念日についてでした。
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