【牛宿】二十八宿の「牛」について

二十八宿における「牛」「牛宿」は二十七宿には無い星宿になっています。

吉凶はは「移転・旅行・金談など全てに吉」とされています。

二十八宿「牛」「牛宿」について詳しく解説します。

牛・牛宿の詳細と吉凶

二十八宿のみに存在する「牛宿」、二十七宿では斗宿と女宿の間が無いことになります。

二十八宿の牛宿は、寅の日・午の日・戌の日の金曜日に配置されるようになっています。

1年で13回（稀に14回）が牛宿となります。

二十八宿を紹介している書籍によって吉凶は異なり、一部の書籍では「何事も迅速に進めて吉といわれる」とされています。

別の書籍では「万事に用いて吉。鬼宿につぐ吉日で、午の刻を除いて大吉祥のお日柄である」とされています。

午の刻はお昼12時の前後1時間くらい、つまり11時から13時くらいのことです。くらいというのは、季節によって時間が若干変化するためです。

牛宿に関することを記していきます。

二十八宿よりも現在では圧倒的に有名であり、気にする人が多い六曜、その中の友引は吉日とされる日ですが、牛宿と似た日になっています。

友引はお葬式以外良い日だと言われていますが、午の刻だけは凶とされています。

そう考えると牛宿と友引は似たような吉凶を表す日とも言えます。

なお六曜よりも二十八宿の方が歴史が古いと言われており、六曜もひょっとしたら二十八宿の影響を受けたのかな？なんて思いませんか？