12月9日は、少ないながらもいくつかの記念日が登録・制定されています。
129・1209という数字の並びからあまり語呂合わせは想像できませんが、どんな記念日が登録されているのか紹介します。
障害者の日
1975年(昭和50年)12月9日、国連が「障害者の権利宣言」を採択し、完全参加と平等をうたったことを記念して、1981年の国際障害者年に設けられました。
2004年には障害者基本法の改正により、12月3日から12月9日までが「障害者週間」となり、法律上「障害者の日」とは呼ばなくなったが、障害者団体などではこの日を障害者にとって大切な日としてシンポジウムなどを行っているそうです。
マウスの誕生日
「IT25・50」シンポジウム実行委員会が制定しました。
1968年12月9日に「ITの父」ダグラス・エンゲルバート氏によりマウスやウインドウ、ハイパーテキストなど、パーソナルコンピュータ、インターネットの歴史の出発点ともなるデモンストレーション(「The Demo」)が行われました。
中でもマウスはそれまで専門家しか操作できなかったコンピュータを誰もが操作できるようになる画期的なもので、その後のIT文化の基盤ともなっていることから、その誕生日として「The Demo 50周年」を祝い、「ITの過去・現在・未来」について考える日とするのが目的です。
日付は「The Demo」が行われた日からです。
ちなみに「IT25・50」とはインターネット商用化25周年&ダグラス・エンゲルバートThe Demo 50周年の意味です。
しそ焼酎「鍛高譚(たんたかたん)」の日
合同酒精株式会社をグループに置くオエノンホールディングス株式会社が制定しました。
合同酒精のロングセラー商品であるしそ焼酎「鍛高譚」(たんたかたん)が2017年で発売25周年となるのを記念して制定されました。
「鍛高譚」(たんたかたん)は北海道白糠町産の香り高い赤シソと、大雪山系を望む旭川の清冽な水を使用したさわやかな風味で人気のしそ焼酎です。
日付は「鍛高譚」(たんたかたん)の発売開始日の1992年12月9日にちなみます。
毎月9日が記念日になっているもの
月に限らず、毎月9日が記念日になっているものを紹介します。
えのすいクラゲの日
神奈川県藤沢市の新江ノ島水族館が制定しました。
同館で2011年1月より毎月9日に開催している一般参加型のプログラムでは、「えのすいトリーター」(展示飼育職員)の相模湾クラゲ調査に同行し、自然環境や生物の多様性について考えています。
こうした活動をより多くの人に知らせ、関心を持ってもらうのが目的です。
日付はクラゲの「ク」から毎月9日になっています。
クレープの日
クレープをもっと身近なおやつにしたいとの願いから、さまざまなケーキ、スイーツを製造販売している株式会社モンテールが制定しました。
日付は数字の9がクレープを巻いている形に似ていることからです。
毎月9日、19日、29日と、9の付く日を記念日とすることでより多くの人にクレープの美味しさを知ってもらうことが目的となっています。
パソコン検定の日
パソコンのスキルアップを一部の技能や知識習得だけでなく、コミュニケーション技能の習得という視点も取り入れて、幅広い年齢層を対象とした検定試験を行う財団法人全日本情報学習振興協会が制定しました。
日付は検定試験はその実力にふさわしい級(9)を判断するとの意味から毎月9日としたものです。
以上、12月9日の記念日についてでした。
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