6月18日には、少ないながらもいくつかの記念日が登録・制定されています。
618という数字の並びから語呂合わせによる記念日は想像しにくいですが、どんな記念日が登録されているのか紹介します。
海外移住の日
国際協力事業団(JICA)が1966年に制定しました。
1908年6月18日に本格的な海外移住の第一陣781人を乗せた笠戸丸が、ブラジルのサントス港に到着したことを記念した記念日です。
おにぎりの日
1987年11月に石川県鹿島郡鹿西町(ろくせいまち=現在の中能登町)の杉谷チャノバタケ遺跡の竪穴式住居跡から日本最古の「おにぎりの化石」が発見されたことから、当時の鹿西町が「おにぎりの里」としての地域おこしのために制定しました。
日付は鹿西の「ろく(6)」と、毎月18日の「米食の日」と合わせたものです。
中能登町では日本最古のおにぎりにちなみ、古代米を生産しているそうです。
考古学出発の日
1877年6月18日、大森貝塚を発見・発掘したアメリカの動物学者エドワード・S・モースが来日したことを記念して制定されました。
6月20日、モースが汽車で横浜から新橋へ向かう途中、大森駅を過ぎてすぐの崖に貝殻が堆積しているのを発見し、まもなく発掘調査が行われました。
これが日本初の科学的な発掘調査で、日本の考古学の出発点となったそうです。
毎月18日が記念日になっているもの
月に関係なく毎月18日が記念日になっているものを紹介します。
防犯の日
日本で初めての警備保障会社として1962年に創業したセコム株式会社が制定しました。
セキュリティのトップカンパニーとして社会の安全化に努めてきた同社の、企業や家庭、個人の防犯対策を毎月この日に見直して「安全、安心」に暮らしてもらいたいとの願いが込められているそうです。
日付は18の1を棒に見立てて「防」、8を「犯」とする語呂合わせから毎月18日としたそうです。
以上、6月18日の記念日についてでした。
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