11月23日には、いくつかの記念日が登録・制定されています。
1123という数字の並びから語呂合わせによる記念日は想像しにくいですが、勤労感謝の日であり、関連した記念日がありそうです。
実際にどんな記念日が登録されているのか紹介します。
Jリーグの日
Jリーグの開幕は1993年からですが、その前年にJリーグ戦の事前大会となるナビスコカップが開催されました。その決勝戦が1992年11月23日だったことことで「Jリーグの日」とされています。
ただし日本プロサッカーリーグが正式に定めている記念日は5月15日(1993年Jリーグ開幕節の初日)となっています。
ゲームの日
日本アミューズメントマシン工業協会、全日本アミューズメント施設営業者協会連合会、日本SC遊園協会が1995年に制定しました。
仕事や勉強の尊さをはっきり自覚しながら、ゆとりある遊びとしてのゲームを楽しみ、ゲームと生活との調和が感じられる日として、勤労感謝の日と同じ日に制定したそうです。
ゲームセンターでは様々なイベントが行われるそうです。
牡蠣の日
全国漁業協同組合連合会が制定しました。
牡蠣の需要のピーク(12月)直前となる勤労感謝の日に栄養ある牡蠣を食して日頃の仕事の疲れを癒そう、という趣旨とのことです。
外食の日
日本フードサービス協会が創立10周年を記念して1984年に制定しました。
いつも家事で忙しい母のために、勤労感謝の日と同じ日に設定した形になっています。
手袋の日
1981年(昭和56年)に日本手袋工業組合が制定しました。
これから寒くなり手袋が必要になる季節に向けて、既に祝日であった勤労感謝の日を記念日としたそうです。
手袋の日のキャッチフレーズは「愛を贈ろう」となっています。
なお、株式会社東和コーポレーションは10月29日を「てぶくろの日」としています。
Thanks life day
「プリンで愛を伝えよう」をコンセプトに活動する一般社団法人国際プリン協会が制定しました。
食べることは生きることを実感し、多くの人が食について関心を持ち、食に関わるすべての人への感謝を広げていく「Thanks life day」を実現させるのが目的です。
「生命そのものである卵」と「生命を育むめぐみである牛乳」から作られる「いのちのおかしプリン」をお世話になっている身近な方へ贈る取り組みを普及させていくとのことです。
日付は「勤労感謝の日」は五穀豊穣を祝う日でもあることから11月23日にしたそうです。
そこには食べ物と食べ物に携わる人々への感謝の思いが込められているそうです。
表彰で感謝を伝える日
大阪府堺市に本社を置き、トロフィーやカップ、楯、メダルなどの表彰商品の企画・制作・販売を手がけるアキツ工業株式会社が制定しました。
頑張った人を讃えるとともに、その活躍、活動に「表彰」という形で感謝の気持ちを伝える日とするのが目的です。
お世話になっている人に気軽に感謝を伝え合う風土を作っていきたいとの思いも込められているそうです。
日付は感謝を表現する意味から国民の祝日の「勤労感謝の日」の11月23日にしたそうです。
筆「手書き文字」の日
超党派の国会議員で結成された「筆『手書き文字』の日をつくる国会議員の会」が制定しました。
「筆をとり、文字をしたためる」という日本人が受け継いできた美しい文化を次世代に受け継ぎ、より発展させ洗練させていくのが目的です。
日付は11と23で「いい(11)ふみ(23)」の語呂合わせからです。
手書きで書く手紙の楽しさ、受け取るうれしさを広めたいとの願いが込められているそうです。
いい夫妻の日
全国各地で結婚式場及びパーティ会場の運営、記念日をテーマとした商品やサービスの提供などを手がけるアニヴェルセル株式会社が制定しました。
「幸せは祝福されると記念日になる」を企業コンセプトに掲げ、1986年の創業から9万6千組以上の結婚式をサポートしてきた同社によるすてきな夫妻を応援する日としています。
記念日を制定することで世の中にハッピーなニュースを提供したいとの想いが込められているそうです。
日付は11と23で「いい(11)夫妻(ふさい=23)」と読む語呂合わせからです。
ねぎらいの日
全国的に有名な深谷ねぎの産地であり、ねぎの作付面積全国1位を誇る埼玉県深谷市が制定しました。
同市では「ねぎ」に掛けて「ねぎらい」と感謝の気持ちを込めて、大切な人やいつも頑張ってる人、日頃からお世話になってる人へ「深谷ねぎ」を贈る取り組みを行っているそうです。
ねぎの主要産地が集まる全国ねぎサミットにおいても「ねぎらいの日」の連携が盛り込まれており、その全国的な展開が目的です。
日付はねぎの旬を迎える11月下旬で「ねぎらい」=「感謝」の気持ちから11月23日の「勤労感謝の日」にしたそうです。
AGAスキンクリニック・フサフサの日
発毛専門クリニックを全国に展開するAGAスキンクリニックが制定しました。
AGAとは男性型脱毛症のことで、20歳以上の日本人男性の3人に1人がAGAだと言われています。
ストレスや生活習慣の乱れから薄毛に悩む女性も増えてきていることから、薄毛は治療できる時代になったということを多くの人に知ってもらうのが目的です。
日付は毛が元気に立っているイメージの11と、多くの髪の毛を連想させる「フサフサ」という言葉から「フサ=23」と読む語呂合わせで11月23日にしたそうです。
「勤労感謝の日」にはリラックスして髪や頭皮によい行動をして欲しいという同社の願いも込められているそうです。
ラク家事の日
パナソニックブランドの家電商品の卸販売、修理やサービス業務などを行う「パナソニックコンシューマーマーケティング株式会社」が制定しました。
家事をもっと簡単に、よりラクにできるような家電製品を開発し提供することで、多くの人に豊かでゆとりある時間を創出してもらうのが目的です。
日付はいつも家事をしている人に感謝の意味を込めて「勤労感謝の日」と同じ11月23日にしたそうです。
いい入札の日
さまざまなITサービス事業を運営する「株式会社うるる」が制定しました。
全国の官公庁や自治体、外郭団体の入札情報を収集し、入札参加する企業に提供するサービス「NJSS」(エヌジェス)が2018年に10周年となることから、「入札」が民間の高い技術やサービスで国民生活に活かせることを多くの人に知ってもらうのが目的です。
日付は11と23で「いい(11)にゅうさつ(23)」と読む語呂合わせとともに、「勤労感謝の日」に生産性の高い働き方を「入札」で実現できることを啓発する意味も込めてとのことです。
ゆず記念日「いい風味の日」
高知県園芸農業協同組合連合会の「高知県ゆず振興対策協議会」が制定しました。
高知県の「ゆず」はハウス栽培と露地栽培により周年で出荷され、栽培面積、生産量とも全国一であり、ゆず玉、果汁、加工品などが開発されているそうです。
その風味豊かな高知県の「ゆず」をさらに多くの人に利用してもらうのが目的です。
日付は11と23で「い(1)い(1)風(2)味(3)」と読む語呂合わせからです。
ストレスオフの日
オリジナル化粧品「メディプラス」事業を展開する株式会社メディプラスが制定しました。
ストレスオフを意識する活動(オフ活)や、ねぎらいの気持ちを贈りあうことでストレスを軽減するなど、ストレス対策の意義を呼びかけ社会に笑顔を増やすのが目的です。
日付は互いにねぎらいあうことを趣旨とする「勤労感謝の日」と同じ11月23日にしたそうです。
フードバンクの日
フードバンク活動(食べ物の収集及び配布活動)の普及・啓発などを行う公益財団法人セカンドハーベスト・ジャパン・アライアンスが制定しました。
全国に広がる「フードバンク」について、より多くの人にその意義や目的を知ってもらうのが目的です。
日付は古くから五穀豊穣を祝う日であり、現在は「勤労感謝の日」として勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日なので、食料を大切にする日という意味合いからとのことです。
オコメールの日
香川県さぬき市に本社を構え、お米や玄米の通販・販売などを手がける「くりや株式会社」が制定しました。
精米仕立てのお米を1合から板状に真空パックに加工し、気軽に送ることが出来る「オコメール」を、日頃お世話になった方へ感謝の気持ちをコメて送る日とするのが目的です。
日付は五穀豊穣を祝う新嘗祭(にいなめさい)にちなんで11月23日にしたそうです。
日本の歴史とは切っても切り離せないお米を、年に一度送るという風習を根付かせたいとの願いがコメられているそうです。
コメニケーションの日
香川県さぬき市に本社を構え、お米や玄米の通販・販売などを手がける「くりや株式会社」が制定しました。
日頃お世話になった方へ感謝の気持ちをコメてお米を送る日を「コメニケーション(米ニケーション)の日」とするのが目的です。
日付は五穀豊穣を祝う新嘗祭(にいなめさい)にちなんで11月23日にしたそうです。
日本の歴史とは切っても切り離せないお米をコメニケーションツールとして、年に一度送るという風習を根付かせたいとの願いがコメられているそうです。
東条川疏水の日
兵庫県北播磨県民局・加古川流域土地改良事務所に事務局を置く「東条川疏水ネットワーク博物館会議」が制定しました。
全国的にも雨の少ない東条川疏水流域は古くから水に苦労をしていた地域で、1951年11月23日に国営事業として鴨川ダムが完成し、地域に水を届ける水路の建設が始まりました。
東条川疏水はこの鴨川ダムを主な水源とした108キロメートルの水路網で、加東市、小野市、三木市の農地などに水を供給しており、2006年には全国疏水百選に選定されています。
この東条川疏水の役割を多くの人に知ってもらい、地域の財産として、地域の手で次世代のために水の恵みを活かしていくことが目的です。
日付は鴨川ダムの竣工日からです。
産業カウンセラーの日
働く人たちや組織が抱える問題などの解決を支援する産業カウンセラー、その全国組織である一般社団法人日本産業カウンセラー協会が制定しました。
産業カウンセラーの認知度向上と同協会の創立55周年を記念したものです。
日付は、この日が一年で最も「働く」ということと結びつきが強い「勤労感謝の日」であり、日本産業カウンセラー協会の設立日(1960年11月23日)であることからです。
お赤飯の日
古来より日本人の慶びの食事に、ハレの日の食卓に欠かせなかった赤飯、その歴史と伝統の継承を目的に一般社団法人赤飯文化啓発協会が制定しました。
赤飯を通じて世界に誇れる日本の食文化を広める活動を行うそうです。
日付は古くは赤飯の起源ともいわれる赤米などの五穀をその年の収穫に感謝をこめて奉納してきた「新嘗祭」の日にちなんだもので、今では国民の祝日の「勤労感謝の日」となっている11月23日にしたそうです。
キンレイ感謝の日
「鍋焼うどん」「お水がいらない鍋焼うどん」など、数多くの冷凍食品を製造販売する株式会社キンレイが制定しました。
日頃からキンレイ商品を愛好してくださるお客様へ感謝の気持ちを表すのが目的です。
日付は「勤労感謝の日」と「キンレイ感謝の日」の発音が似ていることと、感謝の気持ちを伝えるとの意味から、国民の祝日である「勤労感謝の日」と同じ11月23日としたそうです。
キンカンの日
虫さされ、かゆみ、肩こり、腰痛などに優れた効果を発揮する医薬品の「キンカン」などを製造販売する株式会社金冠堂が制定しました。
「キンカン」を通じて、働いている人たちの勤労への感謝の意を表し、ねぎらうことが目的です。
日付は「勤労感謝の日」と同じ11月23日にしたそうです。
また「勤労感謝の日」は略すと「勤(キン)感(カン)の日」となることもその由来としています。
生命保険に感謝する日
「勤労感謝の日」をきっかけに、不測の事態のリスクヘッジとなる生命保険という制度をあらためて考え、その存在意義に感謝する日をとライフネット生命保険株式会社が制定しました。
この日は近代生命保険会社の根幹を作ったジェームス・ドドソンが亡くなった日とも言われており、ドドソンが作ったようなシンプルでわかりやすい生命保険を提供したいとの理念を持つ同社の願いが込められているそうです。
ワーク・ライフ・バランスの日
公益財団法人 日本生産性本部に事務局を置くワーク・ライフ・バランス推進会議が制定しました。
ワーク・ライフ・バランスとは「仕事と生活の調和」のことで、働き方と暮らし方を見直してもらうのが目的です。
日付を11月23日の「勤労感謝の日」と同日にしたのは、勤労に感謝するだけでなく、仕事以外の生活の大切さもあらためて認識し、全体にバランスのとれた生活を送ってもらいたいことからとのことです。
珍味の日
古くから伊勢神宮で行われてきた新嘗祭では、新米のご飯やお餅、さまざまな神饌(山海の珍味)が供えられてきました。
戦後、新嘗祭と同日のこの日が「勤労感謝の日」として国民の祝日になったことから、命の糧である食物の恵みに感謝し、消費者にも感謝する日にと全国珍味商工業協同組合連合会が制定しました。
珍味の素晴らしさ、美味しさをアピールするそうです。
11と23で「いいつまみ」と読む語呂合わせも兼ねているそうです。
小ねぎ記念日
福岡、大分、佐賀、高知、宮城の各県の全国農業協同組合連合会の県本部で作る「小ねぎ主産県協議会」が制定しました。
国産小ねぎの販売促進のシンボル的な日としています。
日付はこの日が「勤労感謝の日」であり「ねぎらいの日」に通じることから、ねぎらいを葱来(ねぎ)と読んでとのことです。
また、11月の下旬で小ねぎの生産が増え、鍋ものなどによく使われる季節となることもその由来のひとつとなっています。
分散投資の日
岡藤日産証券ホールディングス株式会社が制定しました。
資産形成のひとつとして、投資対象を一つだけではなく性質が異なるいくつもの資産に分散することでリスクを減らせる分散投資、その普及とPRが目的です。
日付は11と23で「いい(11)分散(23)」と読む語呂合わせからです。
日本の日
台湾の記念日です。
台南市政府が制定しました。
台南市に拠点を置く日本企業へ感謝を示し、交流の強化を図る日としています。
よしもとカレーの日
大阪府大阪市に本社を置き、お笑い芸人のマネジメントや劇場の運営などを手がける吉本興業ホールディングス株式会社が制定しました。
「よしもとカレー」は吉本興業東京本部の社員食堂「Munch Lunch(マンチ ランチ)」で最も人気の高かったオリジナルメニューです。
社員や芸人から「あの味を自宅でも気軽に食べたい」との声が多く寄せられ、2021年11月23日の勤労感謝の日に限定的にレトルト食品で発売しました。
2022年も再び同日に発売されることからこの日を記念日としたそうです。
勤労感謝の日の趣旨に則り、日頃の頑張りを一緒に働く人達と感謝することが目的です。
イケボ音声の日
AI音声技術を活用した事業を展開している株式会社CoeFont(コエフォント)が制定しました。
「イケボ」として知られる魅力的な男性の声を称賛し、それをAI技術を活用して広めるのが目的です。
声優、歌手、アーティスト、ラジオパーソナリティなど、声の演技に関わる人々に感謝するとともに、声優などのファンや音声芸術の愛好家を結びつける機会にとの思いも込められているそうです。
日付は「イケボ」が「イケてるボイス」「イケメンボイス」の略語と言われることから11と23で「いい(11)お兄さん(23)」と読む語呂合わせから11月23日を記念日にしたそうです。
共家事の日
福井県が制定しました。
同県は共働き率が全国1位の一方で家事の多くを女性が担っているとされているそうです。
こうしたことから夫婦や家族が話し合いながら家事の「見える化」を進め、共に家事を行うことで家族時間や自分時間を楽しむライフスタイルの「共家事」(ともかじ)を広めていくのが目的です。
また、苦手な家事にチャレンジするきっかけの日にとの願いも込められているそうです。
日付は11月22日の「いい夫婦の日」の翌日であり、ふだん家事をしてくれる家族やパートナーに感謝する意味で「勤労感謝の日」と同じの11月23日としたそうです。
グリーフを考える日
兵庫県西宮市に本部を置く関西学院大学「悲嘆と死別の研究センター」が制定しました。
「グリーフ」とは、大切な人やペット、身体の一部や機能、環境など、自分にとって重要な何かを失った時に感じる悲しみや喪失感を指し、身体や感情、行動などに反応が出るそうです。
「グリーフ」の存在を自覚し、広く理解を促すことで遺された人それぞれの想いが尊重され、悲しみとともに生きていくことが認められる社会となることが目的です。
日付は精神的なエネルギーを大量に消費する「グリーフワーク(喪の作業)」の途上にいる人や、それを支援する人を労う意味で「勤労感謝の日」である11月23日にしたそうです。
また亡き人への感謝の日という意味合いもあるそうです。
毎月23日が記念日になっているもの
月に限らず、毎月23日が記念日になっているものを紹介します。
乳酸菌の日
乳酸菌飲料などを手がけるカゴメ株式会社が制定しました。
体に良い乳酸菌を活用した商品で元気になってもらうのが目的です。
日付は2と3で「乳酸」と読む語呂合わせから、スーパーマーケットなどの店頭での販売促進を通年で行うため毎月23日にしているそうです。
また、2月3日も「乳酸菌の日」としています。
不眠の日
日本人の半数以上がなんらかの不眠症状を持っているといわれいます。
しかし、その中の多くの人が対処方法や改善手段の正しい知識を有していないことから、睡眠改善薬などを手がけるエスエス製薬株式会社が制定しました。
不眠の改善について適切な情報発信を行うとしています。
日付は2と3で「不眠」と読む語呂合わせから2月3日に、また、不眠の症状は一年中起こるので毎月23日も2と3で「不眠の日」としています。
国産小ねぎ消費拡大の日
福岡、大分、佐賀、高知、宮城の各県の全国農業協同組合連合会の県本部で作る「小ねぎ主産県協議会」が制定しました。
国産小ねぎの販売促進が目的です。
日付は「小ねぎ記念日」が11月23日なので、毎月23日にしたそうです。
以上、11月23日の記念日についてでした。
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