11月13日には、少ないながらもいくつかの記念日が登録・制定されています。
1113という数字からは語呂合わせは想像出来ませんが、実際にどんな記念日が登録されているのか、紹介します。
うるしの日
日本漆工芸協会が1985年(昭和60年)に制定しました。
日付は、平安時代に文徳天皇の第一皇子・惟喬親王が京都の法輪寺に参詣した時に「うるしの製法」や「漆器の製法」を虚空蔵菩薩から伝授されたという伝説から、その満願の日である11月13日にしたそうです。
チーかまの日
魚肉の練製品・レトルト食品の製造、販売などを手がける株式会社丸善が制定しました。
「チーかま」はかまぼこを基調にチーズを混ぜ合わせた製品です。
料理にはもちろん、おやつやお酒のおつまみなど、幅広い世代に愛されている「チーかま」をさらに多くの人に味わってもらうのが目的です。
日付は11月11日が「チーズの日」で11月15日が「かまぼこの日」との説があることから、その中間の日の11月13日ににしたそうです。
「チーかま」は同社の登録商標となっています。
消費者がつくったシャンプー記念日
自分たちの髪の悩みから「消費者にしかできない商品づくり」に取り組み、シャンプーを開発、さらに1000を超える試作を重ねて改良し、その商品が多くの消費者に愛されている熊本市に本社を置く株式会社ネイチャー生活倶楽部が制定しました。
日付は11と13を「いいかみ(髪)」と読む語呂合わせからです。
いいひざの日
寒さが増してひざが痛み出す時期に、コンドロイチンZS錠などの関節痛の薬を開発するゼリア新薬工業株式会社が、ひざ関節痛の治療や予防を広く呼びかけるために制定しました。
日付の理由には覚えやすいように11と13で「いいひざ」と読む語呂合わせも含まれているそうです。
茨城県民の日
明治4年11月13日(新暦1871年12月24日)、廃藩置県後の府県統廃合で茨城県の名称が初めて使われました。
これを明治100年にあたる1968年(昭和43年)に、県民一人ひとりの郷土意識を高めるために、県が「県民の日」に制定しました。
いい焼き芋の日
埼玉県戸田市に本部を置き、焼き芋の移動販売やイベントへの出張販売、焼き芋屋開業サポートなどを手がける「株式会社いも子のやきいも阿佐美や」が制定しました。
2005年から焼き芋の移動販売を行う「いも子のやきいも」は「やきいもで街をもっと明るくする」「おいしくかわいく季節を届ける」「楽しく働ける社会をつくる」をモットーにファンを広げているそうです。
さつまいもが熟成されることでおいしい焼き芋になることを知ってもらい、おやつに焼き芋を食べて健康になる人を増やすのが目的です。
日付は、さつまいもは熟成させることで甘みが増すことから「さつまいもの日」と言われる10月13日の1か月後の11月13日を記念日としたそうです。
毎月13日が記念日になっているもの
月に限らず、毎月13日が記念日になっているものを紹介します。
一汁三菜の日
和食の素材メーカー(フジッコ株式会社・ニコニコのり株式会社・キング醸造株式会社・株式会社はくばく・株式会社ますやみそ・マルトモ株式会社)で構成する「一汁三菜 ぷらす・みらいご飯®」の6社が制定しました。
いろいろな料理を組み合わせて、さまざまな栄養素がバランスよくとれる「一汁三菜」という和食のスタイルをこどもたちにつなげていくのが目的です。
日付は13が「一汁三菜」の読み方に似ていることから毎月13日にしたそうです。
石井スポーツグループ 登山の日
スキー、登山用品の専門店として名高く「人と地球のインターフェイス」をコーポレートメッセージとする株式会社ICI石井スポーツが、一人でも多くの人に山に登っていただき、地球の大自然を肌で感じ「登山」の素晴らしさを体験していただきたいとの思いから制定しました。
日付は13で「登山(とざん)」と読む語呂合わせからです。
毎月13日とすることで登山に関するさまざまな啓蒙活動を一年を通じて行っていくそうです。
お父さんの日
毎日働いて一家の大黒柱として頑張っているお父さんに、月に1回、感謝の気持ちを表す日をと株式会社ヤクルト本社が制定しました。
「人も地球も健康に」とコーポレートスローガンに掲げる同社の、お父さんが健康にとの願いが込められているそうです。
日付は13で「お父(10)さん(3)」の語呂合わせから毎月13日となりました。
以上、11月13日の記念日についてでした。
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