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乃東生(なつかれくさしょうず)-冬至-初候-七十二候-第六十四候

乃東生(なつかれくさしょうず)-冬至-初候-七十二候-第六十四候 七十二候

乃東生(なつかれくさしょうず)は、七十二候の第六十四候の季節(略本暦による呼び名)です。

冬至の初候となり、「夏枯草が芽を出す」という意味になります。

乃東生について詳しく説明します。

乃東生の読み方と詳しい意味

乃東生の読み方は下記の通りです。

  • なつかれくさしょうず

「乃東」は「だいとう」「なつかれくさ」と読みます。

「乃東」は夏枯草という花の古称で現在一般的な植物名にすると「ウツボグサ」「カゴソウ」「カコソウ」と言います。

あまり一般的な植物では無いので知らない人も多いと思いますが、漢方やハーブティーとしても使われる植物です。

夏枯草の芽が出る頃として季節を表現しています。

なお夏至の初候となる「乃東枯(なつかれくさかるる)」と対になった七十二候です。

乃東生-冬至の初候の時期

乃東生の時期・期間は概ね12月21日から12月25日ころです。

正確な期間は下記の通りです。

  • 2021年:12月22日~12月25日
  • 2022年:12月22日~12月26日
  • 2023年:12月22日~12月26日
  • 2024年:12月21日~12月25日
  • 2025年:12月22日~12月25日

二十四節気は年によって期間が変わるため、七十二候もそれぞれ期間が年によって変化します。

同時期の中国(宣明暦)の七十二候の名称と意味

二十四節気・七十二候は元々中国で生まれたものです。二十四節気はほぼそのまま中国での書き方ですが、七十二候は中国のままだと意味が通じない部分や日本らしくない部分があり、江戸時代に入って渋川春海ら暦学者によって日本の気候風土に合うように改訂され、「本朝七十二候」が作成されました。

現在では、1874年(明治7年)の「略本暦」に掲載された七十二候が主に使われています。

元々の中国(宣言暦)の七十二候は下記のようになっています。

  • 名称:蚯蚓結
  • 意味:蚯蚓が地中で塊となる

「きゅういん むすぶ」と読みます。

「蚯蚓」はミミズです。

立夏の次候「蚯蚓出(みみずいづる)」と対になった七十二候です。

乃東生に関すること

乃東生に関することを紹介します。

乃東生の季節感

乃東生は100年以上前に考えられたもので、今の季節感にあっているかといえば、概ねあっています。

乃東生に関するリンク

乃東生に関するリンクです。

 

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