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丙(ひのえ・へい)-十干の3番目

丙(ひのえ・へい)-十干の3番目 干支

丙は、十干の3番目に割り当てられた数詞です。

丙はもともと「炳(あきらかの意)をその語源としており、草木が伸長して、その姿かたちが著明になった状態を表しています。

丙にはどういう意味があり、どういう干支が割り当てられているか詳しく説明します。

丙(ひのえ)詳細

  • 十干での順番:3
  • 読み方(訓読み):ひのえ
  • 読み方(音読み):へい
  • 占い/五行読み:へいか
  • 意味:太陽の光熱
  • 陰陽:陽
  • 五行:火
  • 五星:火星
  • 兄弟(えと)の性質:火の兄
  • 五方:南
  • 四季:夏
  • 二十四方:165度
  • 本義: “炳”に通じ、陽気の発揚
  • 異名:柔兆
  • 西暦の下一桁:6

丙の語源

丙はもともと「炳(あきらかの意)をその語源としており、草木が伸長して、その姿かたちが著明になった状態を表しています。

そこから「“炳”に通じ、陽気の発揚 」という意味になります。

丙を含む干支

丙を含む干支は下記の6つです。

  • 丙寅:ひのえとら(虎)・1926年・1986年
  • 丙子:ひのえね(鼠)・1936年・1996年
  • 丙戌:ひのえいぬ(犬)・1946年・2006年
  • 丙申:ひのえさる(猿)・1956年・2016年
  • 丙午:ひのえうま(馬)・1966年
  • 丙辰:ひのえたつ(龍)・1976年

丙の性質(四柱推命的考察)

丙は、陽の火であり太陽や大きな炎を表していることから、場を温め、その場の雰囲気を明るくさせることが出来るとされています。つまり人気者にもなる資質がある訳です。

そして太陽は圧倒的なパワーを持つ存在であり、活動の象徴でもあることから財力の象徴ともなり財運にも恵まれるとされています。

また太陽の持つ力強さから、力強い、華やか、周囲を惹きつける魅力もあると言われています。

ただ暑すぎる・熱すぎると感じられることもあり、距離を置かれてしまうこともあります。

非常に熱しやすい反面、冷めやすいという性質もあるとされています。

このことからその時の気分に左右される傾向もあると言われます。

  • 場を明るくさせる
  • 人気者である
  • 財運を持っている
  • 力強く華やかであり人を惹き付ける
  • 暑い・熱いのが苦手な人には距離を取られる
  • 熱しやすく冷めやすい
  • 気分屋

ただ十干の中で最強のパワーを持っているとされています。

上記の要素に十二支の要素が加わり四柱推命等の占いが行われます。

丙に関すること

丙に関することを記していきます。

丙を数詞・区分として使っているもの

甲乙丙までは覚えている人も多く、数詞・区分として今も使われています。

  • 危険物取扱者の資格「甲種・乙種・丙種」

ただ甲乙に比べるとやや知名度は落ちています。

丙=丙午の迷信が強すぎる

丙と聞いて、丙午を想像する人は60歳以上の方ならそこそこ多いのではないでしょうか?

1966年までは丙午に関する迷信が強すぎて、丙午の年は出生率が低下するほどでしたから。

そのため「ひのえ」(陽乃江や陽野枝 等)という名前を女の子につけたいと思っても敬遠する親御さんがいるくらいです。

甲・乙を名前につける人は昭和初期までは割と多かったのですが、丙をつける人はかなり少ない印象です。

2026年が次の丙午ですが、さすがにもう迷信じみたことを信じる人がいなくなっていると思いますが、1906年・1966年に起きたようなことは無いことを願います。

丙に関するリンク

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