大寒-二十四節気 第24であり十二月中

大寒-二十四節気 第24であり十二月中 二十四節気

大寒は、例年1月20日ころに訪れる二十四節気で24番目・最後の暦で、十二月中とも言われています。

「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と暦便覧には記されており、寒さが最も厳しくなるころとされています。

あまり使われない言葉ですが、大寒について説明します。

大寒とは?

大寒は、二十四節気において24番目に配置されています。太陽黄経が300度の時です。

と書いてもわかりにくいですよね。

大寒には大きく分けて3つの意味があります。

天文学的な大寒

大寒とは太陽黄経が300度の時と説明されますが、どういう意味かと言えばまず下記の図を見てください。

黄道と赤道、天球の説明図

地球を丸い球体の中心に置いたと考えて下さい。

この球体を天球と良い、天球には太陽が通る道が出来ます。この道を黄道と言います(正確には人の目で見て太陽が通る道)。

そして自転軸に対して地球の中心から直角(垂直)にした面を天球の描いたのが「天の赤道」です。

この黄道と天の赤道が交わる瞬間が年に2回あります。南側から北側に交わる日を春分、北側から南側に交わるのが秋分となります。

春分の日は太陽黄経が0度となり、夏至が90度・秋分が180度・冬至が270度です。

大寒は冬至から春分の間で冬至寄り、太陽黄経300度となります。

天文学的に大寒の時間(瞬間)は決められています。

時間は国で違うため、大寒の日や時間も異なってきます。下記は世界時と日本での大寒の日と時間を2000年から2050年まで表したものです。

世界時の日 世界時 日本の日 日本での時間
2000年 1月20日 18:23 1月21日 3:23
2001年 1月20日 0:16 1月20日 9:16
2002年 1月20日 6:02 1月20日 15:02
2003年 1月20日 11:53 1月20日 20:53
2004年 1月20日 17:42 1月21日 2:42
2005年 1月19日 23:22 1月20日 8:22
2006年 1月20日 5:15 1月20日 14:15
2007年 1月20日 11:01 1月20日 20:01
2008年 1月20日 16:44 1月21日 1:44
2009年 1月19日 22:40 1月20日 7:40
2010年 1月20日 4:28 1月20日 13:28
2011年 1月20日 10:19 1月20日 19:19
2012年 1月20日 16:10 1月21日 1:10
2013年 1月19日 21:52 1月20日 6:52
2014年 1月20日 3:51 1月20日 12:51
2015年 1月20日 9:43 1月20日 18:43
2016年 1月20日 15:27 1月21日 0:27
2017年 1月19日 21:23 1月20日 6:23
2018年 1月20日 3:09 1月20日 12:09
2019年 1月20日 8:59 1月20日 17:59
2020年 1月20日 14:54 1月20日 23:54
2021年 1月19日 20:40 1月20日 5:40
2022年 1月20日 2:39 1月20日 11:39
2023年 1月20日 8:29 1月20日 17:29
2024年 1月20日 14:07 1月20日 23:07
2025年 1月19日 19:59 1月20日 4:59
2026年 1月20日 1:44 1月20日 10:44
2027年 1月20日 7:29 1月20日 16:29
2028年 1月20日 13:21 1月20日 22:21
2029年 1月19日 19:00 1月20日 4:00
2030年 1月20日 0:53 1月20日 9:53
2031年 1月20日 6:47 1月20日 15:47
2032年 1月20日 12:30 1月20日 21:30
2033年 1月19日 18:32 1月20日 3:32
2034年 1月20日 0:26 1月20日 9:26
2035年 1月20日 6:13 1月20日 15:13
2036年 1月20日 12:10 1月20日 21:10
2037年 1月19日 17:52 1月20日 2:52
2038年 1月19日 23:47 1月20日 8:47
2039年 1月20日 5:42 1月20日 14:42
2040年 1月20日 11:20 1月20日 20:20
2041年 1月19日 17:12 1月20日 2:12
2042年 1月19日 22:59 1月20日 7:59
2043年 1月20日 4:40 1月20日 13:40
2044年 1月20日 10:36 1月20日 19:36
2045年 1月19日 16:21 1月20日 1:21
2046年 1月19日 22:14 1月20日 7:14
2047年 1月20日 4:08 1月20日 13:08
2048年 1月20日 9:46 1月20日 18:46
2049年 1月19日 15:40 1月20日 0:40
2050年 1月19日 21:32 1月20日 6:32

上記のように大寒の時間は決まっているものの、他の天体の影響を受けてごく僅かにズレることもあります。そのため、毎年2月1日に国立天文台が翌年度の春分の日付や二十四節気、大寒の日付を発表しています。

暦・二十四節気における大寒

天文学的な大寒は瞬間ですが暦や二十四節気における「大寒」は1日もしくは、特定の期間のことを指しています。

  • 2021年は1月20日から2月2日
  • 2022年は1月20日から2月3日
  • 2023年は1月20日から2月3日
  • 2024年は1月20日から2月3日
  • 2025年は1月20日から2月2日

天文学的な大寒の時から黄道の角度で15度太陽が移動した時が「立春」になるため、その前日までの期間をとしている訳です。

月・季節としての大寒

大寒は十二月中とも言われています。

二十四節気は1つが概ね15日間で2つ合わせると約30日になり、2つの組み合わせで月を表すようことがあり、二十四節気で決める月を1月節、2月中というように「節月」と言います。

前半は節、後半が中と表します。二十四節気で12月となっている小寒は十二月節、大寒は十二月中と言います。

主に暦注(暦に記載される日時・方位などの吉凶、その日の運勢などのこと)で今でも使うことがあります。

二十四節気において、立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒は冬と決まっており、冬を表す言葉にもなっています。

大寒としての行事・風習・イベント

大寒としての行事・風習・イベントはわずかながら残っています。

一番大きいのが節分です。

寒のうちとしての大寒・寒中見舞い

寒の入りという言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?

寒の入りとは小寒と大寒の期間のことで寒の入りは小寒になった日、寒の明けは立春となります。

  • 寒の入り=小寒となる日
  • 寒の明け=立春となる日
  • 寒のうち=小寒と大寒の期間

また暑中見舞いと同様、寒中見舞いを出す方もいると思いますが、寒中見舞いはこの寒の入りから寒の明けまでの期間に出すものとされています。

節分

節分の元々の意味は季節を分けるという意味で、立春・立夏・立秋・立冬の前日のことでしたが、現在は立春の前日のみを節分ということが多くなりました。

立春の前日、つまり大寒の最終日が節分となります。

節分においては「鬼は外福は内で豆」を巻き、歳の数だけ厄除けのために豆を食べるという風習があります。地方や神社によってはこれら以外のことを行う風習もあります。

また節分までに厄年の方は厄払いをする風習もあります。

厄年(一般的には男性が数え年で25才・42歳・61歳、女性が数え年で19歳・33歳・37歳)には厄払いをするという風習がありますが、一般的には新しい年を迎える前日の節分までに行うのが良いとされています。

旧暦では、立春に最も近い新月を元日とし、月の満ち欠けを基準(月切)にした元日(旧正月)と、太陽黄経を基準(節切)にした立春は、ともに新年ととらえられていました。

だから節分までに新しい年に厄を持ち越さないために節分までに厄払いをするということになっていました。

つまり大寒の最終日、節分は大晦日的な日と昔は思われていました。

大寒に関すること

大寒に関するさまざまなことを追加していきます。

大寒の季節性

東京の平均気温を4つの二十四節気で見てみると下記のようになります。

  • 冬至(12月後半から1月初旬)=6.2度
  • 小寒(1月初旬から後半)=5.3度
  • 大寒(1月後半から2月初旬)=4.9度
  • 立秋(2月初旬から後半)=5.6度

大寒の時期が一番寒い時期になっており、納得のいく二十四節気になっています。

大寒の七十二候

二十四節気の1つを更に3つに分けている七十二候

大寒の七十二候は下記のものです。

春の気配を感じさせるものが2つ、寒さの厳しさを伝えるものが1つとなっており、寒い時は春を待ちわびる気持ちが伝わってきます。

大寒に関するリンク

 

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