11月20日には、いくつかの記念日が登録・制定されています。
1120という数字の並びから語呂合わせによる記念日は想像しにくいですが、どんな記念日が登録されているのか紹介します。
ホテルの日
1890年(明治23年)11月20日、帝国ホテルが開業したのを記念して「ホテルの日」となっています。
当時の日本には、外国人のVIPを泊められるようなホテルが無かったことから、時の外務大臣・井上馨が音頭を取り作られたと言われています。
毛皮の日
日本毛皮協会が1989年に制定しました。
日付は、「いい(11)ファー(20)」の語呂合わせからです。
タブレット通信教育の日
日本語ワープロソフト「一太郎」や日本語入力システム「ATOK」などのソフトウェア開発で知られる株式会社ジャストシステムが制定しました。
同社が展開する楽しくて、わかりやすく、長く続けられる専用タブレットだけで学ぶ通信教育で、勉強が楽しいと感じる子どもを増やすのが目的です。
日付は2012年11月20日に世界で初めてこのスタイルの通信教育「スマイルゼミ小学生コース」が誕生したことからです。
多肉植物の日
岐阜県瑞穂市に本社を置き、サボテンや観葉植物、多肉植物の生産加工販売などを行う株式会社岐孝園が制定しました。
多肉植物の個性やその魅力をより多くの人に知ってもらうのが目的です。
日付は、同社が運営する「さぼてん村」のある岐阜県瑞穂市で多肉植物が美しくきれいに変身するのが霜が降り始める11月20日頃となっているからです。
イイツーキンの日
さまざまなプロモーション事業などを展開する株式会社ドリルが制定しました。
通勤にまつわるマナーの問題が取りざたされていることから、より良い通勤を考えるための日としています。
日付は11と20で「いい(11)2(ツー)0(距離が近いことを表す)」を意味するそうです。
また、3日後の「勤労感謝の日」と合わせて、11月の第4週が通勤も含めて、働くことについてスポットの当たる週になることを展望しているそうです。
同社は通勤にまつわる様々な調査・研究結果を発信するリサーチ型メディアとして「通勤総合研究所(通勤総研)」を発足し、各種団体・研究機関と共同で、通勤と決済にまつわる調査を発表しています。
毛布の日
毛布製造業者の団体「日本毛布工業組合」が制定しました。
あたたかい家族にぬくもりある生活を届ける毛布の振興を図るのが目的です。
日付は11月は毛布の主要産地の大阪府泉大津市で長年にわたり「泉大津毛布まつり」が行われてきたことから11月に、そして、日本で毛布が初めて生産されたのが明治20年なのでその数字から20日としたものです。
組織風土の日
「企業風土改革」を専業とするコンサルティング会社の株式会社スコラ・コンサルトが制定しました。
「組織の風土・体質」に広く理解と関心を持ち、年に一度は自分たちの組織風土をメンテナンスすることを習慣にしてもらうのが目的です。
日付は11と20で「いい(11)風土(20)」と読む語呂合わせからです。
同社は2016年に設立30周年となっています。
ピザの日
ピザ業界の発展を目指して結成されたピザ協議会が制定しました。
ピザの美味しさやバランスのとれた栄養食としての魅力をさらに多くの人に知ってもらうのが目的です。
日付はピザの原型といわれる「ピッツァ・マルゲリータ」の名前の由来となったイタリアのマルゲリータ王妃の誕生日からです。
1889年にイタリアのナポリを訪れた王妃はピザ職人からトマトの赤、バジルの緑、モッツァレラの白のイタリア国旗の色を模したピザを贈られたそうです。
王妃はこれを大変気に入ってその名を冠するピザが誕生したそうです。
発芽大豆の日
天然のマルチサプリといわれる大豆を発芽させることで、さらに健康価値が高まった「発芽大豆」、その良さを多くの人に知っていただき、気軽に毎日の食事にとり入れてもらいたいとの思いから、兵庫県神戸市に本社を置く株式会社マルヤナギ小倉屋と、株式会社だいずデイズが制定しました。
日付は11と20で「いい(11)」「はつが(20日)」の語呂合わせからです。
いいかんぶつの日
海産物や農産物を干したり乾燥させたりして出来るのが、昆布、かつお節、干ししいたけ、切干大根などの「かんぶつ(干物・乾物)」、日本の伝統的な食文化である「かんぶつ」を味わい、楽しみ、学ぶ日にと、日本かんぶつ協会が制定しました。
日付は干物の「干」の字が「十」と「一」で成り立ち、乾物の「乾」の字は「十」「日」「十」「乞」から成り立っていることから、これらを組み合わせると「11月20日にかんぶつを乞う」と読むことができるためです。
山梨県民の日
明治4年11月20日(新暦1871年12月31日)、甲府県が山梨県と改称されたことに由来して「山梨県民の日」とされています。
新暦ではこの日は12月31日となっていますが、県民がこぞって祝える日として旧暦のまま採用しています。
メンズ脱毛を応援する日
大阪府大阪市に本部を置き、男性専門の脱毛に特化した「レーザースキンクリニック」を運営する医療法人社団陽美会が制定しました。
髭やムダ毛の処理が面倒などの理由で、若者を中心に脱毛を希望する人が増えています。
記念日を通して、脱毛という方法で男性美容文化を広め、清潔感を高めて明るい気持ちで過ごしたいという男性を応援することが目的です。
日付は脱毛をすることで毛がなくなり、毛穴が引き締まってつるつるすべすべになることから、11月20日を「11(いい)20(つるすべ)」と読む語呂合わせからとなっています。
競輪発祥の日
唯一の競輪振興法人として競輪関係業務、競技実施業務を行う公益財団法人JKA(ジェーケーエー)が制定しました。
日本生まれのスポーツ「競輪」が公営競技として福岡県北九州市の小倉競輪場で初めて開催されたのが1948年11月20日です。
公営競技の中で唯一のオリンピック競技でもある「競輪」を、今後もより多くの人に愛してもらうことと、その収益金は「競輪」発祥以来、長きにわたり機械工業の振興や社会福祉に役立っていることを広く知ってもらうのが目的です。
日付は「競輪」初開催の日である11月20日からとなっています。
人と人をつなぐいい通話の日
電話相談業務のコンサルティングなどを手がけるアックスラーニング株式会社が制定しました。
お客様相談室やコンタクトセンターは顧客と企業をつないで問題や相談事を解決し、より良いサービスや商品の発展に貢献する大切な仕事です。
こうした業務に従事する人々を応援するとともに、人と人をつなぐ「いい通話」ができる社会を目指すことが目的です。
日付は「人(1)と人(1)をつ(2)なぐ(0)」「イイ(11)ツー(2)ワ(0)」と読む語呂合わせから、11月20日を記念日にしたそうです。
毎月20日が記念日になっているもの
月に関係なく毎月20日が記念日になっているものを紹介します。
信州ワインブレッドの日
長野県長野市に事務局を置く信州ワインブレッド研究会が制定しました。
「信州ワインブレッド」とは長野県産ぶどうを使用したNAGANO WINEと長野県産小麦を100%使用して作られたパンのことです。
ワインの風味がほのかに漂う「信州ワインブレッド」の魅力を全国に発信するとともに、農産物の豊かな長野県をPRするのが目的となっています。
日付は日本ソムリエ協会が提唱している「ワインの日」が毎月20日であることから同じ毎月20日にしたそうです。
ワインを囲む食事に「信州ワインブレッド」を合わせて楽しんでほしいとの思いが込められているそうです。
シチューライスの日
さまざまな食品の製造加工ならびに販売などを手がけるハウス食品株式会社が制定しました。
「カレーライス」「ハヤシライス」に次いで、シチューをごはんにかける「シチューライス」という食べ方を提案し、新しいカテゴリの食品として多くの方においしく味わっていただくことが目的となっています。
日付は「5(ごはん)×(かける)4(シチュー)=20」と読む語呂合わせから毎月20日としています。
キャッシュレスの日
一般社団法人日本キャッシュレス化協会が制定しました。
スマートフォン決済、クレジットカード決済などによるキャッシュレス化を推進するのが目的です。
キャッシュレス化は現金を持つわずらわしさや盗難などの不安を解消し、ポイントの還元で得をするなどさまざまなメリットがあると言われています。
日付はキャッシュレス=現金ゼロ(0)で現金を使わないの意味から毎月0(ゼロ)のつく日となっているため、2月を除き毎月3日あります。
発芽野菜の日
広島県広島市に本社を置き、発芽野菜を手がける株式会社村上農園が制定しました。
一般の野菜よりも数倍栄養価が高く、生活習慣病の予防でも注目される発芽野菜(スプラウト)をさらにアピールするのが目的となっています。
日付は毎月20日(はつか)を「発芽(ハツガ)」と読む語呂合わせからです。
以上、11月20日の記念日についてでした。
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