9月12日には、少ないながらもいくつかの記念日が登録・制定されています。
912という数字からは語呂合わせは想像出来ませんが、実際にどんな記念日が登録されているのか、紹介します。
宇宙の日
1992年が国際宇宙年だったことを記念して、科学技術庁や文部省宇宙科学研究所などからなる「日本国際宇宙年協議会」が日本にとってふさわしい宇宙の日を公募し、毛利衛がスペースシャトルで宇宙へ飛び立った9月12日が選ばれ、制定されました。
「宇宙の日」と10月4日から10月10日までの「国際宇宙週間」の両方を含む1ヶ月間を「『宇宙の日』ふれあい月間」として、後述のふれあいフェスティバルや宇宙開発関連施設の一般公開などが行われるそうです。
水路記念日
1871年(明治4年)9月12日(旧暦7月28日)、明治政府内の兵部省海軍部に水路局が設置されたことから、運輸省水路部(後の海上保安庁水路部、現 海上保安庁海洋情報部)が1947年に制定しました。
当初は旧暦の日付をそのまま新暦に適用した7月28日を記念日としていましたが、1971年に、新暦に換算した現在の日付に変更しました。
水路業務を広く人々に理解してもらうために、展示会などを開いているそうです。
秋のメープルもみじの日
広島県広島市に本社を置き、洋菓子などを製造販売する株式会社サンエールが制定しました。
5月26日の「メープルもみじの日」と同様に、秋にも同社のブランド「楓乃樹」から発売する「メープルもみじ」シリーズの販促と、広島県がもみじの名所であることを国内外に発信することが目的です。
広島県に足を運び、美しい景色とおいしい食べ物を堪能してもらい良い思い出を残してほしいとの思いも込められているそうです。
日付は、1966年9月12日に広島県の県の木が「モミジ」に決定したことからです。
クイズの日
クイズ問題の提供、クイズイベントの企画・運営などを手がけ、日本初のクイズの総合商社として知られる株式会社キュービックが制定しました。
クイズは老若男女を問わず幅広く親しまれており、知りたい、学びたいとの思いから日常的に「何?」「なぜ?」と感じることなど、世の中のあらゆることはクイズになります。
クイズの魅力、面白さ、奥深さをさらに多くの人に知ってもらうのが目的です。
日付は9と12で「ク(9)イ(1)ズ(2)」と読む語呂合わせからです。
なお1月9日もクイズの日とされています。
毎月12日が記念日になっているもの
月に限らず、毎月12日が記念日になっているものを紹介します。
育児の日
社会全体で子育てについて考え、地域が一体になって子育てしやすい環境づくりに取り組むきっかけの日にと、兵庫県神戸市の株式会社神戸新聞社が制定しました。
日付は「育(いく=1)児(じ=2)」と読む語呂合わせから毎月12日としたそうです。
株式会社神戸新聞社は第9号「記念日文化功労賞」を受賞しています。
以上、9月12日の記念日についてでした。
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