11月5日には、いくつかの記念日が登録・制定されています。
115・1105という数字からは語呂合わせは想像出来ませんが、実際にどんな記念日が登録されているのか、紹介します。
電報の日
電報の申し込み電話番号が115であることから、11月5日を電報の日としています。
電報は日本では1870年に登場しました。
今では電報を使う方もかなり減りましたが、NTTはD-MAIL等の新しい電報サービスを行っています。
雑誌広告の日
日本雑誌広告協会が1970年に制定しました。
日付は読書週間および教育文化週間であることでこの日を記念日としたそうです。
悪質広告を排除して消費者を守り、雑誌広告の信頼を高めることを目的としているそうです。
いいりんごの日
青森県が2001年に制定しました。
日付は「いい(11)りんご(5)」の語呂合せからです。
縁結びの日
出雲路は古くから縁結びの地として知られています。
出雲地方では「神在月」(かみありづき)と呼ばれる旧暦の10月、全国から神々が集まり、結婚、恋愛、健康などさまざまな縁について会議が行われることから、人々の良いご縁が結ばれる日をと、神話の国・縁結び観光協会が制定した日を公益社団法人島根県観光連盟が継承しました。
日付は11と5で「いい(11)ご(5)縁」の語呂合わせからです。
祖父母との交流・いい孫の日
郵便業務を中心にさまざまな事業を手がける日本郵便株式会社が制定しました。
孫が祖父母に、子が祖父母になった両親に対し、日々の感謝とともに心身の健康を願いその気持ちを伝えてもらうのが目的です。
同社では孫世代が自身の写真とメッセージを往復はがきの形で届け、それを受け取った祖父母とのはがきによるコミュニケーションが出来る「マゴ写レター」というサービスを行っています。
日付は11と5で「いい(11)まご(05)」と読む語呂合わせからです。
お香文化の日
愛知県名古屋市に事務局を置く愛知県薫物線香商組合が制定しました。
「日本書記」や「枕草子」、「源氏物語」など数多くの文献にも登場するお香、その長い歴史から生まれた線香、匂い袋、練香、香木といった数々のお香とそれにまつわる周辺文化の普及促進を図ることと、記念日をきっかけにお香文化に触れてもらうことが目的です。
日付は11と5で「いい(11)おこ(5)う」と読む語呂合わせからです。
新宿日本語学校・にほんごの日
1975年から日本語教育を行う学校法人江副学園新宿日本語学校が制定しました。
独自の視覚的教授法である江副式教授法とオリジナルブレンド学習システムであるVLJ(Visual Learning .Japanese)などを活用して、多くの学生に日本語教育を行う同校の日本語教育の充実とサービスの質をより高めることが目的です。
日付は11は1が二本(にほん)なので「日本」。5は「語(ご)」と読むので合わせると「にほんご」となることから11月5日にしたそうです。
予防医学デー
北里大学北里研究所病院が制定しました。
科学的根拠をもった疾病予防・健康増進を図ることができる新たな生活習慣・社会システムを提案し普及させる「予防医学」で、多くの人の健康に寄与することが目的です。
日付は予防医学の父といわれる北里柴三郎博士が設立した北里研究所の設立日(1914年11月5日)からです。
ごまの日
全国胡麻加工組合が制定しました。
油分、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富で、栄養価が高く、健康に良いごまをより多く摂取してもらうのが目的です。
日付は11と5で「いい(11)ご(5)ま」と読む語呂合わせと、ごま和えなどごまとの相性の良いほうれんそうの旬の始まりの時期であることからです。
おいしいあなごの日
大阪府堺市のあなごの専門店「松井泉」(まついいずみ)が制定しました。
より多くの人にあなごの美味しさを知ってもらい、あなごの食文化を伝えていくのが目的です。
古くから堺ではあなご漁が盛んで、あなごを加工する技術を持った「堺もん」と呼ばれるあなご屋が軒を並べるほどにぎわい、堺名物のひとつとされてきたそうです。
日付は一年で最も脂がのっておいしい時季であることと、11と5を「「おい(1)しい(1)あな(0)ご(5)」と読む語呂合わせからです。
津波防災の日
内閣府(防災担当)が制定しました。
2011年3月11日に発生した東日本大震災を受けて、津波による被害から国民の生命、身体、財産を保護することを目的に制定された「津波対策の推進に関する法律」の中で、この日が「津波防災の日」と決められています。
「津波防災の日」の普及を通じて、津波防災に関する国民意識の向上を図るのが目的です。
日付は江戸時代の1854年に中部地方から九州地方の太平洋沿岸に大きな津波被害をもたらし、「稲むらの火」のモデルにもなった安政南海地震の発生した日にちなんでです。
いい男の日
美しい生活文化の創造のために、化粧品事業、ヘルスケア事業などを展開する株式会社資生堂が制定しました。
いきいきと素敵に生きるすべての男性を応援する日としています。
日付は11と5で「いい男」の語呂合わせからです。
いい酵母の日
埼玉県鴻巣市に本社を置き、酵母の製品を扱う株式会社日健協サービスが制定しました。
酵母を摂取することの大切さを広くアピールするのが目的です。
日付は11と5を「い(1)い(1)酵(5)母」と読む語呂合わせからです。
同社では4月15日を「よい酵母の日」に制定しています。
音楽NFTの日
アーティストのプロデュースやマネジメントなどを行う音楽プロダクションの株式会社ヒップランドミュージックコーポレーションが制定しました。
ブロックチェーンを使った一点モノのデジタルオーディオデータである音楽NFT、記念日を通して多くの人に音楽NFTについて知ってもらい、ファンダムエコノミーやクリエイターエコノミーの啓蒙活動と販売を促進することが目的です。
日付は11月5日を英語にし「November」の「N」と「Fifth」の「F」と「T」を繋げると「NFT」となることから11月5日としたそうです。
おいしい魚「アイゴ」を食べる日
大分県佐伯市で水産物の加工や直売事業などを手がけ、「アイゴ」の干物も販売する株式会社やまろ渡邉と、日本財団 海と日本プロジェクト「海のレシピプロジェクト」が制定しました。
「アイゴ」は海藻をよく食べる魚で、海藻が少なくなる「磯焼け」の一因とも言われています。
また、ひれに毒があるため加工が難しく、市場に並ぶことはほとんどないそうです。
しかし、歯ごたえのある白身は独特のうま味があり濃厚な味わいがあるそうです。
「アイゴ」をおいしく食べることで「磯焼け」を減少させ豊かな未来につなげていくことが目的です。
日付は11と5を「ア(1)イ(1)ゴ(5)」と読む語呂合わせから11月5日を記念日としたそうです。
毎月5日が記念日になっているもの
月に限らず、毎月5日が記念日になっているものを紹介します。
みたらしだんごの日
「みたらしだんご」とは砂糖醤油の葛餡をかけた串団子のことで、この商品を製造する山崎製パン株式会社が制定しました。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで幅広く販売されている「みたらしだんご」を、手軽なおやつとしてもっと食べてもらうのが目的。です。
日付は「み」(3日)たら「し」(4日)だん「ご」(5日)の語呂合わせから毎月の3日、4日、5日としたそうです。
長城清心丸の日
生薬主剤の滋養強壮薬「長城清心丸」(中国名・牛黄清心丸)を、より多くの人に知ってもらおうと、輸入元の岐阜県瑞浪市に本社を置くアスゲン製薬株式会社が2001年に制定しました。
毎月5日としたのは主薬の牛黄(ゴオウ)の語呂合わせからです。
以上、11月5日の記念日についてでした。
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