5月11日には、少ないながらも記念日が登録・制定されています。
511という数字からは語呂合わせによる記念日は想像しにくいですが、実際にどんな記念日が登録されているのか、紹介します。
長良川鵜飼開きの日
毎年、長良川の鵜飼は5月11日から始まることにちなんで5月11日は「長良川鵜飼開きの日」となっています。
長良川鵜飼は、岐阜県岐阜市の長良川で毎年5月11日から10月15日まで行われています。
中秋の名月と増水時を除く毎夜行われています。
中秋の名月に行われないのは、篝火で驚かせた鮎を捕らえる鵜飼では、「月が明る過ぎると篝火の効果が薄れるため」といわれることもありますが、他の満月の際には催されるので、これは伝統的な公休と言えます。
正倉院所蔵の大宝年間の戸籍から、1300年以上前、既に鵜飼いを生業とする集団が美濃国に居たと推測されています。
ご当地スーパーの日
全国各地にある地域に根ざしたご当地スーパーと、その土地ならではの食品を製造するご当地食品メーカーを応援し、日本の豊かな食文化を守り伝えていくことを目指す一般社団法人全国ご当地スーパー協会が制定しました。
地元色豊かなローカルスーパーの「ご当地スーパー」の魅力を、より多くの人に再認識してもらうのが目的です。
ご当地スーパーバスツアーなど、さまざまなイベントを通じてご当地スーパーを愛する人を増やしていくそうです。
日付は5と11で「ご(5)とう(10)ち(1)」と読む語呂合わせからです。
ご当地キャラの日
滋賀県彦根市に本部を置く一般社団法人日本ご当地キャラクター協会が制定しました。
地域の活性化を目指し、街を元気にするご当地キャラクター(キャラ)同士の連携を深め、それぞれのローカルキャラクターを全国に発信するのが目的です。
日付は5と11で「ご(5)当(10)地(1)」と読む語呂合わせからです。
エベレスト日本人初登頂記念日
1970年(昭和45年)5月11日、日本山岳会エベレスト登山隊の松浦輝夫氏と植村直己氏が、日本人として初めてエベレスト登頂に成功しました。
そこで、竹内洋岳氏が日本山岳会、植村直己冒険館の了承を得て制定しました。
Nagase Viitaの日
岡山県岡山市に本社を置き、2024年4月1日付で株式会社林原から社名を変更したナガセヴィータ株式会社が制定しました。
「Nagase Viita(ナガセヴィータ)」の「Viita」は事業のテーマである「生命、暮らし」を表すラテン語のvitaにiを加えた造語で、並んだiiは共生と共創を表しているそうです。
社員や地域の方々をはじめ、社内外のステークホルダーに「Nagase Viita」に込めた想いを知ってもらい、親しみを持ってもらうことが目的です。
日付は「Viita」がローマ数字のV(5)ii(11)が並んでいるように見えること、週間カレンダーで「みどりの日」(5月4日)の真下で支えており、自然と共生する未来を共創するとの想いに通じることからとなっています。
毎月11日が記念日になっているもの
月に限らず、毎月11日が記念日になっているものを紹介します。
ロールちゃんの日
しっとりとしたスポンジ生地と美味しいクリーム。そして、ボリューム感で人気のハンディタイプのロールケーキ「ロールちゃん」、その見た目のかわいらしさと美味しさをより多くの人に知ってもらおうと「ロールちゃん」を製造販売する山崎製パン株式会社が制定しました。
日付はパッケージに描かれているキャラクター「ロールちゃん」の長い両耳が数字の11に似ていることから毎月11日としたそうです。
めんの日<毎月11日>
全国製麺協同組合連合会が制定しました。
1年を通じてめん類への関心を持ってもらうおうと、細く長いめんのイメージと、11を「いい」と読む語呂合わせから、毎月11日を記念日としたそうです。
数字の1が4つ並ぶ11月11日はその中のシンボル的な記念日となっているそうです。
ダブルソフトの日
パン、和洋菓子などさまざまな食品を製造販売する山崎製パン株式会社が制定しました。
やわらかな食感でソフト食パンの代名詞となっている同社の人気商品「ダブルソフト」、そのままでももちろん、トーストしても耳までサクッとソフトで食べやすい「ダブルソフト」をPRするのが目的です。
日付は「ダブルソフト」は真ん中から半分に分けられる特徴があり、半分に分けたときにそれぞれが数字の1に見えます。1(ワン)が2個(ダブル)並ぶことから毎月11日を記念日としたものです。
以上、5月11日の記念日についてでした。
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