3月7日にはいくつかの記念日が登録、制定されています。
語呂合わせで考えれば「3」と「7」で「サ」と「ナ」がつくものが思いつきますが、どういった記念日があるのか紹介します。
十歳の祝いの日(ととせのいわいのひ)
10歳の節目を迎えるこどもたちの健全な成長を願い、未来像を描いてもらう日をと、京都市に事務局を置く「十歳(ととせ)の祝い普及促進協議会」が制定したのが「十歳の祝いの日」です。
七五三のようなこどもの成長を祝う行事である10歳の「二分の一成人式」「立志式」にならい、通過儀礼のひとつとして和装、洋装の晴れ着を着る機会の提供、親子の絆、地域でこどもを見守る風土の醸成などが目的となっています。
日付は3月は年度替わりの月で、対象のこどもの多くが10歳を迎え終わることと、3と7を足すと10になることから、この日が選ばれました。
十歳を「ととせ」と読むことで日本らしさ、祝いの日らしさを表現しているそうです。
消防記念日
1948年(昭和23年)の3月7日、消防組織法が施行されたことに由来して「消防記念日」が制定されました。
消防組織法が施行されるまでは、消防は警察の所管となっていましたが、この日からは新設された消防庁の所管となった。消防のPR活動などの行事が行われています。
消防庁において式典が開催されるとともに、消防活動に貢献のあった者に対して感謝状の贈呈等が行われているそうです。
警察制度改正記念日
1948年(昭和23年)の3月7日、戦後の新憲法に則り、警察制度が改正されたことに由来して「警察制度改正記念日」となりました。消防記念日とも関連しています。
戦前の警察のあり方が問題になってGHQの元、改正されました。
みんなの銀行の日
福岡県福岡市に本社を置き、日本初のデジタル銀行である株式会社みんなの銀行が制定したのが「みんなの銀行の日」です。
本当は知りたいけど気軽に話題にできない「お金」のことや、ひとりだと改善点に気がつけない「くらし」のことなどを、みんなでオープンにコミュニケーションをとることで、みんなの生活の質やリテラシーを高めることが目的とされています。
みんなの銀行を中心としてみんなで考える機運を高めていきたいという想いが込められているそうです。
日付は3と7で「み(3)んな(7)」と読む語呂合わせからとなっています。
家計の見直しの日
熊本県熊本市に本社を置き、住宅紹介、土地の分譲、生命保険などのライフプランニング事業を展開する株式会社みらいコンシェルジュが制定しました。
人生で一番大きな買い物と言われる住宅を購入する機会に、家計の見直しを行うことで後悔のない住宅購入を広めるのが目的となっています。
日付は3と7で「見直し」の「み(3)な(7)おし」の語呂合わせからとなっています。
さかなの日
さかなジャパンプロジェクト推進協議会が制定しました。
和食の中心となる食材の魚介類をもっとたくさん食べてもらい、魚介類を身近に感じてもらうのが目的とされています。
日付は3(さ)と7(な)の付く日は魚を食べることを提案していることから、その二つが合わさる3月7日としたそうです。
すたみな太郎の日
ファミリーレストランチェーン店「すたみな太郎」を全国展開する株式会社江戸一が制定しました。
豊富なメニューを食べ放題で楽しめる同店をアピールするのが目的となっています。
日付は3と7で「すたみ(3)な(7)太郎は、老若男女みん(3)な(7)で楽しめるお店」と読む語呂合わせから決めたそうです。
また、3月の新たな出会いの時期に同店で楽しい時間を過ごしてもらいたいとの願いが込められているとされています。
サウナの日
サウナおよびスパに関係する調査研究、サウナとスパの正しい知識の普及などを行っている公益社団法人日本サウナ・スパ協会が制定しました。
サウナは気持ちよく発汗して、交感神経や副交感神経などに作用することで精神の安定に効果があるとされています。
疲れている人々にサウナで健康な生活を送ってもらうことが目的となっています。
日付は3と7でサウナと読む語呂合わせから、決められました。
メンチカツの日
コロッケやメンチカツをはじめとして、各種の冷凍食品の製造販売を手がけ、全国の量販店、コンビニ、外食産業などに流通させている香川県三豊市の株式会社「味のちぬや」が制定しました。
日付は関西ではメンチカツのことをミンチカツと呼ぶところも多く、3と7で「ミンチ」と読む語呂合わせから決めたそうです。
また、受験シーズンにメンチカツを食べて受験に勝ってほしいとの願いも込められているそうです。
ななつのしあわせミックスナッツの日
宮崎県都城市に本社を置き、インターネットショップ「タマチャンショップ」を運営する有限会社九南サービスが制定しました。
同社ではクルミ、アーモンド、ピーカンナッツ、カシューナッツ、マカデミアナッツ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオの7種類のナッツをミックスした「ななつのしあわせミックスナッツ」を販売しています。
それぞれのナッツの栄養素を一度に摂取できるこのミックスナッツの魅力をより多くの人に知ってもらい、利用してもらうのが目的です。
日付は3と7で「ミ(3)ックスナ(7)ッツ」と読む語呂合わせからです。
シンガーソングライター・小林未奈の日
シンガーソングライターの小林未奈(こばやしみな)さんが制定しました。
応援してくれるファンの方々に感謝を伝え、一緒に歩んでいく大切な日とするのが目的です。
全国の「みな」さんに「同じ名前のアーティストがいる」と親近感を持ってもらい、「今日は私の日!」とワクワクするような嬉しい気持ちを共有して、たくさんの人と繋がる特別な日にとの願いも込められているそうです。
日付は「小林未(3)奈(7)」の語呂合わせから3月7日を記念日としたそうです。
毎月7日が記念日になっているもの
月に限らず、毎月7日が記念日になっているものを紹介します。
生パスタの日
生めん類の製造業者の団体である全国製麺協同組合連合会が制定しました。
素材の風味、味、コシなど、生パスタの魅力を多くの人に知ってもらうのが目的です。
日付は7と8で「生=な(7)ま・パ(8)スタ」と読む語呂合わせから毎月7日と8日になっています。また、同連合会では別に7月8日も「生パスタの日」に制定しています。
Doleバナ活の日
バナナ、パイナップル、アボカド、グレープフルーツなど、大地の恵みを受けた栄養価の高い、美味しい果物の生産、加工、販売などを手がける株式会社ドールが制定しました。
食物繊維、レジスタントスターチ(難消化性でん紛で短鎖脂肪酸を供給し、善玉菌を増殖するとされる成分)、GABA(自立神経のバランスを整える成分)など、身体に良い栄養素が含まれているバナナを継続的に食べることで健康になる活動「バナ活」を広めるのが目的です。
日付はバナナは一年を通じて販売されていることと、バナナの「ナナ」(7)から毎月7日としたそうです。
以上、3月7日の記念日についてでした。
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