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熊蟄穴(くまあなにこもる)-大雪-次候-七十二候-第六十二候

熊蟄穴(くまあなにこもる)-大雪-次候-七十二候-第六十二候 七十二候

熊蟄穴(くまあなにこもる)は、七十二候の第六十二候の季節(略本暦による呼び名)です。

大雪の次候となり、「熊が冬眠のために穴に隠れる」という意味になります。

熊蟄穴について詳しく説明します。

熊蟄穴の読み方と詳しい意味

熊蟄穴の読み方は下記の通りです。

  • くまあなにこもる

日本に生息する熊はツキノワグマ(本州と四国の一部)とヒグマ(北海道)の2種類です。

環境や個体、雄雌によって冬眠する時期は異なりますが、ともに12月くらいから4月くらいまで冬眠をします(一部冬眠しない熊もいます)。

七十二候が編纂された江戸時代、ヒグマはまだ本州では馴染みの無い熊だったことから、ツキノワグマについて書かれたものと推測出来ます。

エゾヒグマ

エゾヒグマ

12月も中旬となり熊が冬眠をする様子を表現しています。

ただ熊は冬眠というよりは冬籠りと言われることがあります。というのも睡眠は非常に浅く、ちょっとしたことで起きてしまうからだと言われています。

熊蟄穴-大雪の次候の時期

熊蟄穴の時期・期間は概ね12月12日から12月15日ころです。

正確な期間は下記の通りです。

  • 2021年:12月12日~12月16日
  • 2022年:12月12日~12月16日
  • 2023年:12月12日~12月16日
  • 2024年:12月11日~12月15日
  • 2025年:12月12日~12月16日

二十四節気は年によって期間が変わるため、七十二候もそれぞれ期間が年によって変化します。

同時期の中国(宣明暦)の七十二候の名称と意味

二十四節気・七十二候は元々中国で生まれたものです。二十四節気はほぼそのまま中国での書き方ですが、七十二候は中国のままだと意味が通じない部分や日本らしくない部分があり、江戸時代に入って渋川春海ら暦学者によって日本の気候風土に合うように改訂され、「本朝七十二候」が作成されました。

現在では、1874年(明治7年)の「略本暦」に掲載された七十二候が主に使われています。

元々の中国(宣言暦)の七十二候は下記のようになっています。

  • 名称:虎始交
  • 意味:虎が交尾を始める

「とら はじめて つるむ」と読みます。

ストレートな表現ですが、中国やロシア等の北方の虎の繁殖期は冬です。

熊蟄穴に関すること

熊蟄穴に関することを紹介します。

熊蟄穴の季節感

熊蟄穴は100年以上前に考えられたもので、今の季節感にあっているかとと言えば合っています。

ただ普通の人は熊の冬眠を見ることは無いため、熊は冬眠するということを習って初めて知ることになりますよね。

熊蟄穴に関するリンク

熊蟄穴に関するリンクです。

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