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霎時施(こさめときどきふる)-霜降-次候-七十二候-第五十三候

霎時施(こさめときどきふる)-霜降-次候-七十二候-第五十三候 七十二候

霎時施(こさめときどきふる)は、七十二候の第五十三候の季節(略本暦による呼び名)です。

霜降の次候となり、「小雨がしとしと降る」という意味になります。

霎時施について詳しく説明します。

霎時施の読み方と詳しい意味

霎時施の読み方は下記の通りです。

  • こさめときどきふる

「霎」は「こさめ」と読みます。つまり小雨のことです。または「時雨(しぐれ)」のことを指すと言われています。

時雨は、秋から冬にかけて一時的降ったり止んだりする雨のことであり、そんな季節であることを「霎時施」として表しています。

なお時雨は冬の季語です。

霎時施-霜降の次候の時期

霎時施の時期・期間は概ね10月28日から11月1日ころです。

正確な期間は下記の通りです。

  • 2021年:10月28日~11月1日
  • 2022年:10月28日~11月1日
  • 2023年:10月29日~11月2日
  • 2024年:10月28日~11月1日
  • 2025年:10月28日~11月1日

二十四節気は年によって期間が変わるため、七十二候もそれぞれ期間が年によって変化します。

同時期の中国(宣明暦)の七十二候の名称と意味

二十四節気・七十二候は元々中国で生まれたものです。二十四節気はほぼそのまま中国での書き方ですが、七十二候は中国のままだと意味が通じない部分や日本らしくない部分があり、江戸時代に入って渋川春海ら暦学者によって日本の気候風土に合うように改訂され、「本朝七十二候」が作成されました。

現在では、1874年(明治7年)の「略本暦」に掲載された七十二候が主に使われています。

元々の中国(宣言暦)の七十二候は下記のようになっています。

  • 名称:草木黄落
  • 意味:草木の葉が黄ばんで落ち始める

「そうもく こうらくす」と読みます。そのまま草木が黄葉して落ち葉になってくる季節という意味です。

霎時施に関すること

霎時施に関することを紹介します。

霎時施の季節感

霎時施は100年以上前に考えられたもので、今の季節感にあっているかとと言えば、概ねあっています。

ただ時雨という言葉をあまり使わなくなった昨今、言葉は使われないといけないな~って思いました。

霎時施に関するリンク

霎時施に関するリンクです。

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