7月26日は、少ないながらもいくつかの記念日が登録・制定されています。
726という数字の並びからあまり語呂合わせは想像できませんが、どんな記念日が登録されているのか紹介します。
幽霊の日
文政8年7月26日(新暦1825年9月8日)に鶴屋南北作の「東海道四谷怪談」が江戸・中村座で初演されたことに由来して「幽霊の日」とされてています。
鶴屋南北は4代目です。
なお四谷怪談という文字から東京都新宿区を想像しますが、実際には江戸の雑司ヶ谷四谷町(現・豊島区雑司が谷)が舞台となっています。
うな次郎の日
新潟県新潟市に本社を置き、水産練り製品の製造販売などを手がける一正蒲鉾株式会社が制定しました。
うなぎの蒲焼きをイメージした魚のすり身で作った練り製品の「うなる美味しさうな次郎」をより多くの人に味わってもらうのが目的です。
日付は7月26日を0726と見立てて「う(0)な(7)次(2)郎(6)」と読む語呂合わせからです。
夏の土用の丑の日も近く、「うなる美味しさうな次郎」を食べて、精をつけてもらいたいとの願いも込められているそうです。
ナプロアースの日
福島県伊達市、山形県高畠町などに工場を構え、自動車及び自動車部品の販売、使用済み車輌の適正処理などを手がける株式会社ナプロアースが制定しました。
同社は福島第一原子力発電所の事故で在庫などを失い福島県浪江町の本社から伊達市梁川町に移転しましたが、残った社員と新しい社員で復興を果たしたこの日を、事故と昔の社員の功労を忘れない日としました。
また、それは会社創業の原点に戻る日であり、7と26で社名の「ナプロ」にもなっているそうです。
ふくしま桃の日
福島県福島市のふくしま未来農業協同組合が制定しました。
桃は「フルーツ王国ふくしま」を支える代表的な果物です。
中でも福島県産桃を代表する品種「あかつき」は作付面積も多く、圧倒的な人気を誇っているそうです。
同JA管内の伊達郡桑折町(こおりまち)は皇室に献上する「献上桃」の産地としても有名です。
そんなふくしまの桃の美味しさを知ってもらうことが目的です。
日付は「ふくしまの桃」がおいしい時期である7月から8月で、「あかつき」の個体番号が「れ-13」であることから、7月13日を起点に13日周期で7月26日、8月8日の三日を記念日としたそうです。
つるむらさきの日
愛媛県宇和島市のえひめ南農業協同組合(JAえひめ南)が制定しました。
同地で盛んに栽培される「つるむらさき」は、βカロテンやビタミンC、カルシウムなどを豊富に含む緑黄色野菜です。
加熱すると粘りが出るのが特徴で、お浸しや和え物などで食べられることが多い「つるむらさき」の知名度向上と販売促進が目的です。
日付は夏野菜であることから「夏(な=7つ)のつ(2)るむ(6)らさき」の語呂合わせからとなっています。
毎月21日が記念日になっているもの
月に限らず、毎月26日が記念日になっているものを紹介します。
ツローの日
広島県広島市に本社を置き、釣用品総合卸商社として全国に数多くの店舗を展開する「かめや釣具株式会社」が制定しました。
ひとりでも仲間とでも楽しめる釣りは老若男女を問わず幅広い層の人に愛されています。
記念日を通じて自然とふれあう釣りの楽しさを広めるとともに、釣り人をサポートするのが目的です。
日付は26を「釣(ツ=2)ろ(ロ=6)ー」と読む語呂合わせで、1年を通じて釣りを楽しんでもらいたいとの思いから毎月26日としています。
プルーンの日
世界ナンバーワンの生産・販売量を誇るプルーンメーカーのサンスウィートの日本支社であるサンスウィート・インターナショナル日本支社が制定しました。
プルーンの魅力の伝えて販売促進につなげるのが目的です。
日付は2を「プ」6を「ルーン」と読む語呂合わせからです。
毎月26日を記念日としたのは、1年中美味しいプルーンを食べてもらいたいとの願いを込めてのことです。
風呂の日
1985年に東京ガスが制定しました。
それとは別に自然発生的に全国的の銭湯や温泉で「風呂の日」が設定されていることが数多くあります。
自治体によっては銭湯や温泉を無料で開放していることもあります。
民間運営の銭湯・温泉施設でもポイントカードを発行しているところではポイントアップや入浴料が割引になるなどのサービスを行っているところもあります。
日付は、ふ(2)ろ(6)からの語呂合わせからです。
以上、7月26日の記念日についてでした。
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