12月13日には、いくつかの記念日が登録・制定されています。
1213という数字からは語呂合わせは想像出来ませんが、実際にどんな記念日が登録されているのか、紹介します。
双子の日
1874(明治7)年12月13日、「双子の場合は、先に産まれた方を兄・姉とする」という太政官布告が出されたことにちなみ「双子の日」とされています。
それまでは、後に産まれた子を兄・姉とする地方もあったそうです。
ビタミンの日
「ビタミンの日」制定委員会が2000年9月に制定しました。
1913年12月13日、鈴木梅太郎が、米ぬかから抽出した脚気を予防する成分に「オリザニン」と命名したことを東京化学会で発表したことを記念したものです。
オリザニンは後に、この1年後に発見されたビタミンB1と同じ物質であることが判明したそうです。
美容室の日
美容師の正宗卓が2003年に制定しました。
日付は、12月は美容室に多くの客が訪れる月で、13日は「13」をくっつけるとBeautyの頭文字Bになることからです。
くにのりたけるが絵に目覚めた日
兵庫県神戸市出身のくにのりたける氏が制定しました。
幼いころから絵を描くことに苦手意識を持っていたくにのり氏だが、2019年12月13日にホワイトボードにクマの絵を描いたところ、その絵を見た小学4年生の女の子が笑ってくれたそうです。
そのことをきっかけに自身の下手くそな絵でも人を笑顔にできる、心を動かせることに気づいたといいます。
記念日を通して「絵は上手でなくてはならない」という固定観念を無くし、誰もが気軽に自由に絵を表現し、発信できる世界にとの思いが込められているそうです。
日付はくにのり氏がまさに絵に目覚めた日の12月13日にしたそうです。
「胃に胃散」の日
医薬品、医薬部外品、健康食品などの製造販売を手がける株式会社太田胃散が制定しました。
「いい薬です」のCMでお馴染みの胃腸薬「太田胃散」を通じて、胃を酷使する忘年会シーズンの12月に、身体と特に胃腸を大切にしてもらうのが目的です。
日付は12と13で「胃に(12)胃散(13)」と読む語呂合わせからです。
大掃除の日
大阪市に本店を置き、ビルの運営と管理、ハウスクリーニングなどを手がける株式会社東和総合サービスが制定しました。
一年の積もり積もった汚れを落としてきれいに新年を迎えてもらうことが目的です。
日付はこの日が古くから「正月事始め・煤払いの日」とされていることからです。
師走に遺産(相続)を考える日
大阪府大阪市に事務局を置き、相続税に関しての専門サイト「税理士のチカラ」を運営するスタックインベストメント株式会社が制定しました。
毎年この日に相続にまつわる川柳を募集し、難しくとっつきにくいイメージの相続について、より身近なものとして捉えてもらうことが目的です。
年末年始に家族で話し合うきっかけにしたり、自分たちの相続について考える機会にして欲しいという願いが込められているそうです。
日付は師走ということから12月、1と3で「遺(1)産(1)」と読む語呂合わせから12月13日としたそうです。
毎月13日が記念日になっているもの
月に限らず、毎月13日が記念日になっているものを紹介します。
一汁三菜の日
和食の素材メーカー(フジッコ株式会社・ニコニコのり株式会社・キング醸造株式会社・株式会社はくばく・株式会社ますやみそ・マルトモ株式会社)で構成する「一汁三菜 ぷらす・みらいご飯®」の6社が制定しました。
いろいろな料理を組み合わせて、さまざまな栄養素がバランスよくとれる「一汁三菜」という和食のスタイルをこどもたちにつなげていくのが目的です。
日付は13が「一汁三菜」の読み方に似ていることから毎月13日にしたそうです。
石井スポーツグループ 登山の日
スキー、登山用品の専門店として名高く「人と地球のインターフェイス」をコーポレートメッセージとする株式会社ICI石井スポーツが、一人でも多くの人に山に登っていただき、地球の大自然を肌で感じ「登山」の素晴らしさを体験していただきたいとの思いから制定しました。
日付は13で「登山(とざん)」と読む語呂合わせからです。
毎月13日とすることで登山に関するさまざまな啓蒙活動を一年を通じて行っていくそうです。
お父さんの日
毎日働いて一家の大黒柱として頑張っているお父さんに、月に1回、感謝の気持ちを表す日をと株式会社ヤクルト本社が制定しました。
「人も地球も健康に」とコーポレートスローガンに掲げる同社の、お父さんが健康にとの願いが込められているそうです。
日付は13で「お父(10)さん(3)」の語呂合わせから毎月13日となりました。
以上、12月13日の記念日についてでした。
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