12月3日には、いくつかの記念日が登録・制定されています。
123・1203という数字から語呂合わせは想像しにくいですが、実際にはどんな記念日が登録されているのか、紹介します。
奇術の日
日本奇術協会が1990年に制定しました。
日付は、奇術を行う際の掛け声「ワン、ツー、スリー」にちなんでとのことです。
妻の日
1995年に凸版印刷が制定しました。
1年間の妻の労をねぎらう日としています。
日付は、1年の最後の月である12月と、感謝を表す「サン(3)クス(Thanks)」の語呂合わせに由来するそうです。
みかんの日
全国果実生産出荷安定協議会と農林水産省が制定しました。
日付は「いい(11)みか(3日=みっか)ん」の語呂合わせで、11月3日と12月3日を「みかんの日」としています。
魚群探知機の日
兵庫県西宮市に本社を置き、船用事業、産業用事業、無線LAN・ハンディターミナル事業などを手がける古野電気株式会社が制定しました。
同社は1948年に世界で初めて魚群探知機の実用化に成功しました。
これは世界の漁業にとって画期的な発明であり、その後の漁業の在り方を大きく進歩させました。
今もなお進化を続けている魚群探知機を通じて同社と日本の漁労をアピールするのが目的です。
日付は同社の前身となる合資会社古野電気工業所が設立され、魚群探知機の製造・販売を開始した1948年12月3日からです。
「暮らしに除菌を」の日
大阪府和泉市に本社を置き、香料製品の企画、開発、製造。アルコール除菌剤「暮らしに除菌を」を製造販売する株式会社プラネットが制定しました。
毎年、12月頃からインフルエンザウイルスが流行りだし、2020年は新型ウイルスの世界的な感染が起きたことから暮らしの中で、1・手洗い 2・うがい 3・除菌 を行うことで衛生的な生活環境を意識してもらうことが目的です。
日付は「いちにのさんで除菌♪」の標語から1と2と3が並ぶ12月3日としたものです。
わらべうた保育の日
首都圏を中心に「 わらべうた保育園」を各地で運営するHITOWAキッズライフ株式会社が制定しました。
日本伝統のこどもが遊びながら歌う「わらべうた」を保育の中で大切にし、「わらべうた」遊びを広めていくのが目的です。
日付は代表的な「わらべうた」の中にある「せっせっせーのよいよいよい」の「よいよいよい」を414141と見立て、4×3=12と1×3=3で12月3日としたものです。
同社では6月21日も「太陽の子保育の日」として記念日登録をしています。
カレンダーの日
カレンダーに関する全国組織の全国団扇扇子カレンダー協議会と全国カレンダー出版協同組合連合会が、カレンダーのさらなる普及と発展を目指して制定しました。
日付は太陰太陽暦が明治5年12月2日で打ち切られ、翌、12月3日が太陽暦の明治6年1月1日となった明治改暦の史実に基づくそうです。
この改暦により、日本は太陽暦を採用している諸外国と外交上の足並みを揃えられることになりました。
個人タクシーの日
1959年(昭和34年)12月3日に、173名の個人タクシー第一次免許者が誕生しました。
2009年に50周年となることから、これを記念して一般社団法人全国個人タクシー協会が制定しました。
個人タクシーは「乗って安心」と評判が高く、事故率も低い安全で確実な輸送手段として定着しているそうです。
着うた®の日
2002年12月3日に「着うた®」の配信を、世界で初めてスタートさせた株式会社レコチョクが制定しました。
「携帯で選んで、携帯で買って、携帯で聞く」という音楽を楽しむスタイルが定着した今、携帯と音楽の楽しみ方をさらに追及するとともに、携帯の違法ダウンロードを社会的に排除することを目的としているそうです。
ひっつみの日
岩手県の伝統食である「ひっつみ」を全国にPRしようと、岩手県生めん協同組合が制定しました。
「ひっつみ」とは、小麦粉を水で練り、ねかしたのちに、野菜を入れたしょうゆ味の出汁にちぎって入れ、煮たものを食べる料理です。
日付は12と3を「ひいふうみい」と呼ぶ語感と「ひっつみ」とが似ていることからです。
いつも見てるよ空からの日
東京都杉並区高円寺などで気象予報士の受験講座を開く「気象予報士のかてきょ夢☆カフェ」代表の中島俊夫氏が制定しました。
中島氏は高円寺にある日本で唯一の気象神社の境内に10年以上住み着いていた三毛猫のミケが2017年12月3日に社殿を拝むような姿でなくなっていたことを知り、ミケが空から見守ってくれているとの思いから命日を記念日としたそうです。
「い(1)つ(2)も見(3)てるよ」の語呂合わせでもあり、見守ってくれているミケのためにも高円寺の気象の記念日にとの願いが込められているそうです。
視覚障害者ガイドヘルパーの日
日本視覚障害者団体連合 同行援護事業所等連絡会が制定しました。
視覚障害者の移動を支援する同行援護制度を広く社会に知らせるとともに、その担い手である視覚障害者ガイドヘルパーの必要性を周知し、新たなガイドヘルパーの養成につなげていくのが目的です。
視覚障害者の社会参加が促進され、共生社会を実現するという願いが込められているそうです。
日付は同行支援制度を創設した改正障害者自立支援法が成立した日(2010年12月3日)から12月3日を記念日としたそうです。
肝炎医療コーディネーターさんありがとうの日
肝臓病患者会である特定非営利活動法人 東京肝臓友の会が制定しました。
「肝炎医療コーディネーター」とは肝炎に関する知識や情報を提供し、患者の身近な相談役として肝炎医療を支援する人のことです。
記念日を通して、肝炎患者のために日々頑張っているコーディネーターさんの労をねぎらい、ありがとうと感謝を伝えるのが目的です。
日付は、2022年12月3日に熊本で開催された第120回日本消化器病学会において、九州の肝炎医療コーディネーターさんによる活動報告の後に肝炎患者が登壇し、初めてコーディネーターさんに謝意を伝えたことを記念して12月3日としたそうです。
自動車電話の日
1979年12月3日に日本電信電話公社(現在のNTT)が自動車電話を東京23区でサービスを開始したことで、コードレス電話の日・自動車電話の日とされています。
毎月3日が記念日になっているもの
月に限らず、毎月3日が記念日になっているものを紹介します。
くるみパンの日
日本におけるアメリカのカリフォルニア産のくるみの最大の用途が製パンであることから、定期的に「くるみパン」に親しんでもらおうと、カリフォルニアくるみ協会が毎月3日に制定しました。
日付は「毎月来る3日」を「毎月来るみっ日(か)」と読み「くるみ」にかけて「くるみパンの日」としたそうです。
くるみはビタミンやミネラルなど健康に過ごすための栄養成分を多く含む食材として知られるそうです。
みたらしだんごの日
「みたらしだんご」とは砂糖醤油の葛餡をかけた串団子のことで、この商品を製造する山崎製パン株式会社が制定しました。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで幅広く販売されている「みたらしだんご」を、手軽なおやつとしてもっと食べてもらうのが目的。です。
日付は「み」(3日)たら「し」(4日)だん「ご」(5日)の語呂合わせから毎月の3日、4日、5日としたそうです。
ビースリーの日
兵庫県神戸市に本社を置き、婦人・紳士・子供服の製造・卸し・小売などを手がける株式会社バリュープランニングが制定しました。
同社が展開する美脚ストレッチパンツ専門店「ビースリー」のPRが目的です。
BーThree(ビースリー)はFit Better.Feel Better.Look Betterの3つのBetterがコンセプトです。
日付は3つのBから毎月3日としたそうです。
以上、12月3日の記念日についてでした。
コメント