10月19日には、いくつかの記念日が登録・制定されています。
1019という数字の並びから語呂合わせによる記念日は想像しにくいですが、どんな記念日が登録されているのか紹介します。
バーゲンの日
1895年(明治28年)10月19日、東京駅上の大丸呉服店が冬物の大売出しを開催し、日本初のバーゲンを行ったことに由来して「バーゲンの日」とされています。
ただし日本初のバーゲンセールは、諸説あります。
またいつ誰が「バーゲンの日」を言い出したのかは不明です。
海外旅行の日
「遠 (10) くへ行く (19)」の語呂合せから「海外旅行の日」とされています。
海外旅行の楽しみ方等について考える日としていますが、いつ誰が制定したのかは不明です。
TOEICの日
日本でTOEIC Programの実施と運営をする一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が制定しました。
1979年から始まったTOEIC Listening & Reading Testは多くの企業や学校で活用され、ビジネスの場におけるコミュニケーション英語能力を測定するグローバルスタンダードとなっています。
同協会では人と企業の国際化の推進を基本理念としており、記念日を通して英語の楽しさや自分の英語能力を確認するきっかけにしてほしいとの願いが込められているそうです。
日付は10と19で「トー(10)イック(19)」と読む語呂合わせからです。
洗濯を楽しむ日
パナソニック株式会社ランドリー・クリーナー事業部が制定しました。
秋晴れの季節であり、気温、湿度ともに洗濯日和になりやすいこの時期に、単なる家事労働の軽減ではなく、積極的に「洗濯・乾燥」などを楽しめる日とするのが目的です。
体育祭や文化祭などの学校行事で汚れた洗濯物を新しい洗濯機で気持ちよく洗ってもらいたいとの願いも込められているそうです。
日付は10月19日を1019として「せん(1000)」「とく(19)=たく」と読む語呂合わせからです。
レッカーの日
レッカー事業やロードサービス事業などを行う事業者で構成された全日本高速道路レッカー事業協同組合が制定しました。
けん引技術の向上や人材の育成および人材の確保、災害支援活動などの社会貢献を果たしているレッカー業界のことをさらに多くの人に知ってもらうのが目的です。
日付はレッカーとは「けん引」のことであり、「けん引」を英語にするとtowingとなるため10と19で「towing=トー(10)イング(19)」と読む語呂合わせからです。
トイレクイックルの日
生活に役立つ数多くの製品を手がける花王株式会社が制定しました。
いつでも誰でも手軽にトイレ掃除ができるトイレクイックルを使って、家族みんなで清潔で快適なトイレにしてもらいたいという同社の想いが込められているそうです。
日付は10と19で「トイ(101)レク(9)イックル」と読む語呂合わせからです。
ほめ育の日
子どもたちの教育への投資(寄付)団体である「一般財団法人ほめ育財団」が制定しました。
「ほめ育」を通して、世界中の国の人たちを輝かせることが目的です。
日付は同財団の代表理事である原邦雄氏が「ほめ育」の活動をスタートした2007年10月19日からです。
大切な人や自分への「一日一ほめ」で、ほめ言葉であふれる毎日をとの願いが込められているそうです。
伊勢の神棚の日
三重県伊勢市で神棚、神具などを製造販売する株式会社宮忠が制定しました。
伊勢の神棚製造技術を知ってもらうことで、伊勢の伝統工芸品の認知度を高め、伊勢の活性化を図ることが目的です。
日付は伊勢神宮の建築様式である「唯一神明造」を模した「伊勢の神殿」が三重県指定伝統工芸品に認定された1994(平成6)年10月19日からです。
医療用ウィッグの日
大阪府大阪市に本社を置き、抗がん剤治療における脱毛および脱毛症(円形脱毛症)などの人が治療中も髪のおしゃれを楽しめる医療用ウィッグを手がける株式会社グローウィングが制定しました。
安心安全な医療用ウィッグを普及させるのが目的です。
日付は病院のマークが漢字の十に似ているので数字に置き換えて10月、「ウィッグ」の語呂合わせで19日としたものです。
愛知のいちじくの日
県の特産物であり日本一の出荷量を誇る愛知県産のいちじくを、もっと多くの人にアピールして、その美味しさを知ってもらおうとJAあいち経済連が制定しました。
日付は愛知県産のいちじくが数多く出回る7月から10月までの4ヶ月の、「いちじく」の語呂合わせからそれぞれ19日としたそうです(7月19日・8月19日・9月19日・10月19日)。
いちじくは古くから栽培されていた果実で、果糖、ブドウ糖、ビタミン、カリウムなどのさまざまな成分が含まれ、食物繊維も豊富な独特の甘みのある果実とのことです。
イクメンの日
男性の育児休暇を推進すべく、パパが育児を楽しみ、頑張る日をと「イクメンオブザイヤー実行委員会」が制定しました。
イクメンとは「子育てを楽しむだけでなく、ママを幸せにできちゃうパパのこと」とのことです。
日付は10(トウサン=父さん)と19(イクジ=育児)の語呂合わせからです。
いか塩辛の日
宮城県気仙沼市に本社を置き、いか塩辛などの海産物を手がける株式会社小野万(おのまん)が制定しました。
新鮮な素材の良さを生かし、豊かな風味を加えた美味しい小野万の塩辛は多くの人に愛されているそうです。
日付はいかの10本の足から10月、熟(19)成された味から19日にしたそうです。
また、原材料のいかの旬が秋でもあることも由来のひとつとなっています。
住育の日
大阪府大阪市に本部を置くNPO法人日本健康住宅協会が制定しました。
住宅の健康とそこに住む人の健康を守るために、業種を超えた専門家が集まり研究活動などを行っている同協会が、住宅についての教育を行う「住育」の大切さをアピールするのが目的です。
日付は10月が住宅月間であることと、10と19で「住(10)育(19)」と読む語呂合わせからです。
毎月19日が記念日になっているもの
月に関係なく毎月19日が記念日になっているものを紹介します。
いいきゅうりの日
全国のきゅうりの出荷団体など(21のJA、13の県連、1の卸会社)で結成された「いいきゅうりの日プロジェクト」が制定しました。
低カロリーで美味しく、さまざまな料理に活用できるきゅうりの消費拡大が目的となっています。
日付は4月を除いた毎月19日で「1(い)い9(きゅう)り」と読む語呂合わせからです。
ちなみに4月19日はJAあいち経済連の西三河冬春きゅうり部会が「良いきゅうりの日」を登録していることから除いています。
クレープの日
クレープをもっと身近なおやつにしたいとの願いから、さまざまなケーキ、スイーツを製造販売している株式会社モンテールが制定しました。
日付は数字の9がクレープを巻いている形に似ていることからです。
毎月9日、19日、29日と、9の付く日を記念日とすることでより多くの人にクレープの美味しさを知ってもらうことが目的となっています。
松阪牛の日
日本を代表する和牛の松阪牛(まつさかうし)の個体識別管理システムの運用が開始された2002年8月19日にちなみ、毎月19日を記念日としたのは全国で松阪牛を通信販売する千葉県船橋市の株式会社やまとダイニングです。
松阪牛の美味しさをアピールし、業界全体を盛り上げるのが目的となっています。
熟カレーの日
熟カレーを発売している大阪市に本社を置く江崎グリコ株式会社が制定しました。
毎月19日を記念日としたのは19で「熟(じゅく)」と読む語呂合わせと、カレールウは毎月20日前後がよく売れることからとのことです。
材料費が安く、調理も手軽なカレーライスは給料日前によく食べられるそうです。
シュークリームの日
スーパー、コンビニなどで大人気の「牛乳と卵のシュークリーム」をはじめとしたさまざまなスイーツを製造している株式会社モンテールが制定しました。
シュークリームをより身近なおやつにするのが目的となっています。
日付はシュークリームの語感と似ていることから毎月19日にしたそうです。似てるかな?
イクラの日
神奈川県横浜市に本社を置き、全国で「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイト株式会社が制定しました。
同社の人気食材である美味しい「イクラ」のネタをお客様に喜んでもらうとともに、「イクラ」という誰もが知っている食材の記念日を設けることで業界全体を活気づけることが目的です。
日付は19を「イク(19)ラ」と読む語呂合わせから毎月19日にしたそうです。
以上、10月19日の記念日についてでした。
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