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禾乃登(こくものすなわちみのる)-処暑-末候-七十二候-第四十二候

禾乃登(こくものすなわちみのる)-処暑-末候-七十二候-第四十二候 七十二候

禾乃登(こくものすなわちみのる)は、七十二候の第四十二候の季節(略本暦による呼び名)です。

処暑の末候となり、「稲が実る」という意味になります。

禾乃登について詳しく説明します。

禾乃登の読み方と詳しい意味

禾乃登の読み方は下記の通りです。

  • こくものすなわちみのる

「禾」の通常の読み方は「いね」「のぎ」と読みます。「禾」の意味は穀物の総称として使われています。

稲刈りの時期には少し早いものの、穀物が実る季節になってきたと現しています。

禾乃登-処暑の末候の時期

禾乃登の時期・期間は概ね9月2日から9月6日ころです。

正確な期間は下記の通りです。

  • 2021年:9月2日~9月6日
  • 2022年:9月2日~9月7日
  • 2023年:9月3日~9月7日
  • 2024年:9月2日~9月6日
  • 2025年:9月2日~9月6日

二十四節気は年によって期間が変わるため、七十二候もそれぞれ期間が年によって変化します。

同時期の中国(宣明暦)の七十二候の名称と意味

二十四節気・七十二候は元々中国で生まれたものです。二十四節気はほぼそのまま中国での書き方ですが、七十二候は中国のままだと意味が通じない部分や日本らしくない部分があり、江戸時代に入って渋川春海ら暦学者によって日本の気候風土に合うように改訂され、「本朝七十二候」が作成されました。

現在では、1874年(明治7年)の「略本暦」に掲載された七十二候が主に使われています。

元々の中国(宣言暦)の七十二候は下記のようになっています。

  • 名称:禾乃登
  • 意味:稲が実る

「禾乃登」は日本でも中国でも同じものとなっています。

禾乃登に関すること

禾乃登に関することを紹介します。

禾乃登の季節感

禾乃登は100年以上前に考えられたもので、今の季節感にあっているかとと言えばあっています。もちろん日本は東西に長いため地域によっては異なるものの、稲が実ってきている季節には間違いありません。

禾乃登に関するリンク

禾乃登に関するリンクです。

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