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竹笋生(たけのこしょうず)-立夏-末候-七十二候-第二十一候

竹笋生(たけのこしょうず)-立夏-末候-七十二候-第二十一候 七十二候

竹笋生(たけのこしょうず)は、七十二候の第二十一候の季節(略本暦による呼び名)です。

立夏の末候となり、「筍が生えて来る」という意味になります。

竹笋生について詳しく説明します。

竹笋生の読み方と詳しい意味

竹笋生の読み方は下記の通りです。

  • たけのこしょうず

「竹笋」は「タケノコ(竹の子・筍)」と読みます。

意味はそのまま竹の子が生えてくるという意味です。

でも筍の旬は春じゃないの?と思うかもしれませんが、春が旬となる筍は「孟宗竹」であり、5月から6月が旬となる筍は「真竹」もしくは「チシマザサ」という筍です。

そのため、真竹のことだと言われています。

竹笋生-立夏の末候の時期

竹笋生の時期・期間は概ね5月15日から5月20日ころです。

正確な期間は下記の通りです。

  • 2021年:5月16日~5月20日
  • 2022年:5月16日~5月20日
  • 2023年:5月16日~5月20日
  • 2024年:5月15日~5月19日
  • 2025年:5月15日~5月20日

二十四節気は年によって期間が変わるため、七十二候もそれぞれ期間が年によって変化します。

竹笋生の中国(宣明暦)の名称と意味

二十四節気・七十二候は元々中国で生まれたものです。二十四節気はほぼそのまま中国での書き方ですが、七十二候は中国のままだと意味が通じない部分や日本らしくない部分があり、江戸時代に入って渋川春海ら暦学者によって日本の気候風土に合うように改訂され、「本朝七十二候」が作成されました。

現在では、1874年(明治7年)の「略本暦」に掲載された七十二候が主に使われています。

元々の中国(宣言暦)の七十二候は下記のようになっています。

  • 名称:王瓜生
  • 意味:王瓜(からすうり)の実が生り始める

「王瓜」はカラスウリと読みます。日本の七十二候には無いものです。

竹笋生に関すること

竹笋生に関することを紹介します。

竹笋生の季節感

竹笋生は100年以上前に考えられたもので、今の季節感にあっているかとと言えば先述した通り、真竹と考えればあっているものです。

大きく伸びると苦みが少なくなり先端部を収穫して「穂先タケノコ」として食用にされます。

竹笋生に関するリンク

竹笋生に関するリンクです。

 

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