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蛙始鳴(かわずはじめてなく)-立夏-初候-七十二候-第十九候

蛙始鳴(かわずはじめてなく)-立夏-初候-七十二候-第十九候 七十二候

蛙始鳴(かわずはじめてなく)は、七十二候の第十九候の季節(略本暦による呼び名)です。

立夏の初候となり、「蛙が鳴き始める」という意味になります。

蛙始鳴について詳しく説明します。

蛙始鳴の読み方と詳しい意味

蛙始鳴の読み方は下記の通りです。

  • かわずはじめてなく

「蛙」は「かえる・かわず」という読み方がありますが、古典の場合は概ね「かわず」と読むことが多くなっています。

蛙が冬眠から覚めて、繁殖活動に入り始めるのが5月くらいからで、この頃に蛙が鳴き始めます。

なお蛙は春の季語ですが、雨蛙・青蛙は夏の季語となります。

蛙始鳴-立夏の初候の時期

蛙始鳴の時期・期間は概ね5月5日から5月9日ころです。

正確な期間は下記の通りです。

  • 2021年:5月5日~5月9日
  • 2022年:5月5日~5月10日
  • 2023年:5月6日~5月10日
  • 2024年:5月5日~5月9日
  • 2025年:5月5日~5月9日

二十四節気は年によって期間が変わるため、七十二候もそれぞれ期間が年によって変化します。

同時期の中国(宣明暦)の七十二候の名称と意味

二十四節気・七十二候は元々中国で生まれたものです。二十四節気はほぼそのまま中国での書き方ですが、七十二候は中国のままだと意味が通じない部分や日本らしくない部分があり、江戸時代に入って渋川春海ら暦学者によって日本の気候風土に合うように改訂され、「本朝七十二候」が作成されました。

現在では、1874年(明治7年)の「略本暦」に掲載された七十二候が主に使われています。

元々の中国(宣言暦)の七十二候は下記のようになっています。

  • 名称:螻蟈鳴
  • 意味:螻蟈が鳴き始める

螻蟈は「ろうこく」「けら」と読みます。この場合の読み方は「ろうこくなく」です。

「螻蟈」は蛙(雨蛙)の意味です。

蛙始鳴に関すること

蛙始鳴に関することを紹介します。

蛙始鳴の季節感

蛙始鳴は100年以上前に考えられたもので、今の季節感にあっているかとと言えば合っています。

蛙は繁殖期になるとオスはメスを呼ぶために鳴いて求愛活動をしている訳です。

ただ子供の頃に田んぼの近くで育った人だと田植えが始まり田んぼに水が貯まってからの6月くらいが一番蛙の声を聞いた時期かもしれませんね。

蛙始鳴に関するリンク

蛙始鳴に関するリンクです。

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