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「お日柄」とは何か?

「お日柄」とは何か? 六曜

本日はお日柄もよく…

結婚式等のスピートではお馴染みの言葉ですが、この「お日柄」という言葉の意味はご存知でしょうか?

六曜のことでしょ?とすぐに出る方は最近だと稀になってきました。

「お日柄」とは何か詳しく説明します。

お日柄=その日の吉凶

柄という言葉、そしてテレビドラマ等の結婚式・結婚披露宴の晴れ渡る景色の良い場所・シーンからのイメージで「お日柄」は天気のことだと思っている方も最近では多くなっています。

しかし異なります。

お日柄とは、その日の吉凶(運勢の良い・悪い)で運勢の良い日のことを指す言葉です。

一般的には結婚式等の祝い事において六曜の大安・友引・先勝(午前中のみ)・先負(午後のみ)は、「お日柄の良い」日となり、仏滅・赤口は「お日柄の悪い」日となります。

つまりその日の六曜の吉凶のことを「お日柄」と言っています。

ただし、「お日柄」という言葉が使われるようになったのは、歴史的にはそれほど古くはなく、現在の結婚披露宴が一般的になった戦後以降の言葉だと考えられます。

戦前までは日々の吉凶は六曜よりも十二直を重視することが多かったため、六曜でお日柄を決めることを考えれば、必然的に戦後から使われるようになった言葉だとわかってきます。

ただし年配の方だと今でも十二直二十八宿、更に選日暦注下段を気にする方もいて、それら昔からの暦に書かれた吉凶を表すものトータルで「お日柄」が良いか悪いかを判断されることもあります。

ただし六曜以外に、十二直・二十八宿・選日・暦注下段を含めてすべてのおいて吉となる日は年間で3~7日程度しか無く、すべてを考慮していたら「お日柄」の良い日なんて、無くなってしまいます。

だからなのか、現在は六曜だけで判断することが「お日柄」となっています。

お日柄が良いと言える状態

具体的にお日柄の良い六曜はどうなっているかと言えば一般的には下記の表とされています。

六曜 11時まで 11時から13時
基本は正午
13時以降
大安
友引
先勝 概ね吉
先負 概ね吉
赤口
仏滅

六曜における1日の分け方は、午の刻が基準です。

午の刻というのはお昼12時のことですが、六曜が使われ始めた江戸後期は、午の刻は11時から13時頃であって概ね2時間くらいの枠がありました。

概ねとしたのは江戸時代まで時間というのは季節によって少しズレたからですが、24時間制になって厳密な時間を求められるようになり、説明上、11時から13時とされるようになりました。

友引などは、縁起が良い日だと思われていますが、お昼の頃だけは「凶」とされています。

以上、お日柄についてでした。

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