10月20日には、多くはないもののいくつかの記念日が登録・制定されています。
1020という数字の並びから語呂合わせによる記念日は想像しにくいですが、どんな記念日が登録されているのか紹介します。
リサイクルの日
日本リサイクルネットワーク会議が1990年に制定しました。
「ひとまわり」(10)&「ふたまわり」(20)にちなんで10月20日したそうです。
新聞広告の日
日本新聞協会が1974年に制定しました。
日付は新聞週間(毎年10月)の中で覚えやすい20日を記念日としたそうです。
頭髪の日
日本毛髪科学協会が制定しました。
日付は「とう(10)はつ(20)」の語呂合せからです。
ヘアブラシの日
全日本ブラシ工業協同組合が制定しました。
日付は「とう(10)はつ(20)」の語呂合せからです。
アップルペイント外壁塗装の日
長野県松本市で総合リフォーム・住宅防水塗装などを手がけるアップルペイント株式会社が制定しました。
建物を長く維持していくために不可欠な外壁塗装の大切さと、その内容を正しく理解してもらうのが目的です。
日付は10で「と(10)」、20を二つという意味の「双(そう)」と読む語呂合わせからです。
床ずれ予防の日
一般社団法人日本褥瘡(じょくそう)学会が制定しました。
「床ずれ」は医学的には褥瘡(じょくそう)と言い、寝具や車椅子などと長時間皮膚が接触することで、血の流れが悪くなり、皮膚やその下の組織がダメージを受ける創傷のことです。
この「床ずれ」という病気に対する理解を深め、適切な予防・管理を広めるのが目的です。
日付は10と20で「床(10)ずれ(20)」と読む語呂合わせからです。
はっかない恋デー
北海道北見市の「まちづくりプランニング」が制定しました。
北見地方は昭和初期に世界の70%を超す生産量を誇るハッカの名産地だったが、現在では天然のハッカがありません。そんな「ハッカが無い」と「はかない」をかけて記念日を制定し、はかない恋に悩んでいる人の手助けをし、まちづくりに役立てるのが目的です。
日付はハッカを収穫して精油の製造時期であり、恋の神様のいない神無月である10月と、はっか(10日=はつか)ないの語呂合わせからです。
老舗の日
日本は創業100年を超える企業が世界一多いといわれています。
その日本が世界に誇るべき老舗の良さを見直すのを目的として、老舗の商品を扱う「老舗通販.net」を運営するスターマーク株式会社が制定しました。
日付は商売の神様として知られる恵比寿様の祭り、恵比寿講の日にちなんでです。
恵比寿講は、10月20日に行われます(11月20日や1月10日・1月15日に行うところもあります)。
豆腐干の日
豆腐干を専門に扱う株式会社優食が制定しました。
豆腐干とは中国の伝統食材で豆腐に圧力をかけて水分を抜き、軽く乾燥させた食品。低糖質高たんぱくなヘルシー食材として前菜から炒め物や煮物など、さまざまな料理に活用できるそうです。
記念日を通して、豆腐干の認知度を上げることが目的です。
また、環境負荷の低い大豆由来製品を広めることでSDGsにも貢献したいという願いも込められているそうです。
日付は1020で「とう(10)ふ(2)」と読み、豆腐干の干と同じ読みの環(かん)から「環=0」と合わせて10月20日としたそうです。
HelloWineの日
埼玉県上尾市に本社を置き、数々の通販事業を運営する株式会社ベルーナでワイン通販を手がけるMy Wine Club(マイワインクラブ)が制定しました。
「ハロウィンにはワインを飲む」という文化を作り、イベントや食事との相性が良いワインをより多くの人に気軽に楽しんでもらいたとの思いが込められているそうです。
日付はハロウィンのある10月と、フランス語の数字の20がvingt(ヴァン)でワインのvin(ヴァン)と音の響きが似ていることから20日を組み合わせて10月20日にしたそうです。
記念日名はHalloween(ハロウィン)にかけてHelloWine(ハローワイン)と読みます。
ゴースト血管対策の日
「Tie2(タイツー)活性化、リンパ管・血管の安定化」をコンセプトに活動する「Tie2・リンパ・血管研究会」が制定しました。
Tie2とは、毛細血管を強くする役割を担う血管内皮細胞に存在する受容体です。
加齢やストレスなどでTie2の働きが弱くなると、血流が途絶えて血管がゴースト化するそうです。
それは免疫力低下や内臓不調など、体にさまざまな支障をきたす原因となるそうです。
記念日を通して、Tie2やゴースト血管、それを防ぐための対策についての知識を広め、自身の健康について考えてもらうことが目的です。
日付は毛細血管の長さが10万キロあることから10月、Tie2の2と血流の循環を意味する0を合わせて20日で、10月20日を記念日にしたそうです。
スズラン印の日
1919年の創業以来、北海道産のてん菜(ビート)から砂糖などを製造している日本甜菜(てんさい)製糖株式会社が制定しました。
同社食品のトレードマークであるスズラン印の認知度を向上させ、製品を愛用しているお客様に感謝の想いを伝えることが目的です。
日付は同社の糖製品の意匠をスズラン印に統一した日(1962年10月20日)をスズラン印の誕生日と設定していることから、10月20日を記念日にしたそうです。
毎月20日が記念日になっているもの
月に関係なく毎月20日が記念日になっているものを紹介します。
信州ワインブレッドの日
長野県長野市に事務局を置く信州ワインブレッド研究会が制定しました。
「信州ワインブレッド」とは長野県産ぶどうを使用したNAGANO WINEと長野県産小麦を100%使用して作られたパンのことです。
ワインの風味がほのかに漂う「信州ワインブレッド」の魅力を全国に発信するとともに、農産物の豊かな長野県をPRよりするのが目的となっています。
日付は日本ソムリエ協会が提唱している「ワインの日」が毎月20日であることから同じ毎月20日にしたそうです。
ワインを囲む食事に「信州ワインブレッド」を合わせて楽しんでほしいとの思いが込められているそうです。
シチューライスの日
さまざまな食品の製造加工ならびに販売などを手がけるハウス食品株式会社が制定しました。
「カレーライス」「ハヤシライス」に次いで、シチューをごはんにかける「シチューライス」という食べ方を提案し、新しいカテゴリの食品として多くの方においしく味わっていただくことが目的となっています。
日付は「5(ごはん)×(かける)4(シチュー)=20」と読む語呂合わせから毎月20日としています。
キャッシュレスの日
一般社団法人日本キャッシュレス化協会が制定しました。
スマートフォン決済、クレジットカード決済などによるキャッシュレス化を推進するのが目的です。
キャッシュレス化は現金を持つわずらわしさや盗難などの不安を解消し、ポイントの還元で得をするなどさまざまなメリットがあると言われています。
日付はキャッシュレス=現金ゼロ(0)で現金を使わないの意味から毎月0(ゼロ)のつく日となっているため、2月を除き毎月3日あります。
発芽野菜の日
広島県広島市に本社を置き、発芽野菜を手がける株式会社村上農園が制定しました。
一般の野菜よりも数倍栄養価が高く、生活習慣病の予防でも注目される発芽野菜(スプラウト)をさらにアピールするのが目的となっています。
日付は毎月20日(はつか)を「発芽(ハツガ)」と読む語呂合わせからです。
以上、10月20日の記念日についてでした。
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