11月15日には、いくつかの記念日が登録・制定されています。
1115という数字からは語呂合わせによる記念日は想像しにくいですが、実際にどんな記念日が登録されているのか、紹介します。
七五三に関連した記念日が多いようです。
かまぼこの日
全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会が1983年に制定しました。
蒲鉾が初めて文献に登場したのが永久3年(1115年)の祝宴の膳の図に描かれていたものとされていることから、1115年の数字の並びから11月15日を記念日としたそうです。
七五三に際して子供の成長を祈って紅白のかまぼこを供したことも理由としています。
昆布の日
社団法人日本昆布協会が1982年に制定しました。
日付は「七五三」のお祝いにあたるこの日に、昆布を食べ元気に育って欲しいという願いを込めてとのことです。
生コンクリート記念日
全国生コンクリート工業組合連合会が制定しました。
1949年11月15日、生コンクリートが初めて市場に出荷されたことを記念したものです。
いい遺言の日
家庭内での遺産相続をめぐるトラブルを防ぐためにりそな銀行が2006年(平成18年)11月に制定しました。
過去には日本記念日協会の認定を受けていました。
また、この記念日の制定とあわせて、夫婦の遺言週間(11月15日~22日)も制定されました。
なお、日本財団が、同じく日本記念日協会の認定を受けて、1月5日を「遺言の日」として制定しています。
イベリコ豚の日
大阪府大阪市に本社を置き、イベリコ豚を中心とした貿易事業や飲食事業などを展開するTAISHI CO.株式会社が制定しました。
牛肉にランク分けがあるようにイベリコ豚にもランク分けが行われています。
餌の質や育てている環境の違いです。
何世代にもわたり受け継がれている伝統的な育て方があることなど、知られていないイベリコ豚のランク分けについて多くの人に知ってもらうのが目的です。
日付は11と15で「いい(11)イ(1)ベリコ(5)」と読む語呂合わせからです。
いいインコの日
大阪府大阪市と東京都文京区に本社を置く文具メーカーのセキセイ株式会社が制定しました。
同社は創業者がセキセイインコを飼っていたことから社名をセキセイにし、社章にもセキセイインコを使用するなどインコとの縁が深いため、インコの可愛さを多くのインコファンとともに広めていくのが目的です。
日付は11と15で「いい(11)インコ(15)」と読む語呂あわせからです。
のど飴の日
1981年(昭和56年)11月に、日本で初めて商品名に「のど飴」と名のつくのど飴「健康のど飴」を発売したカンロ株式会社が制定しました。
2011年の発売30周年を記念したものです。
日付は発売月の11月と、11月中旬より最低気温が一桁になりのど飴の需要期になること、11と15で「いいひと声」と読む語呂合わせなどからです。
口腔がん検診の日
2008年11月15日に開催された「第21回・日本歯科医学総会」において、口腔がん検診の普及をテーマにシンポジウムが行われ、口腔がん撲滅運動のシンボル「レッド&ホワイトリボン」が発表されました。
このことを記念して口腔がん検診の普及と啓発を目的に、公益社団法人東京都玉川歯科医師会が制定しました。
きものの日
全国2000店の呉服店で組織する日本きもの連盟が制定しました。
きものを着る運動のシンボル的な日として、きものの美しさ、文化的な要素をアピールしていくのが目的です。
日付は古くから七五三のお宮参りの日であり、子どもたちの成長を願う日として、きもの姿が似合う日であることからです。
蔵(KURA)の日
信州を愛する大人の情報誌「KURA」(くら)の創刊日(2001年11月15日)を記念して、出版元である長野県長野市のカントリープレスが制定しました。
「KURA」は知恵や資産の詰まった蔵になぞらえ、信州の暮らしに関わる「情報の蔵」を目指す人気月刊誌です。
敬護の日
埼玉県さいたま市に本社を置き、全国でリハビリデイサービス「コンパスウォーク」を中心に、自立支援型デイサービス、訪問介護などを手がけるリハプライム株式会社が制定しました。
同社の理念である「敬護(けいご)=お年寄りを介助して護る介護ではなく、人生の大先輩を敬って護る介護」という言葉を多くの人に知ってもらい、超高齢化社会において高齢者が最期まで住み慣れた町で、ワクワクと主体的に生きがいや誇りを持って生活を送れる社会(ハッピーリタイアメント社会)を創るのが目的です。
日付は11と15で「いい(11)けいご(15)」と読む語呂合わせからとなっています。
うずしおベリー記念日
徳島県鳴門市の株式会社フルーツガーデンやまがたが制定しました。
「うずしおベリー」は海由来の肥料を独自の配合でブレンドして開発した甘味と酸味と旨味のバランスが絶妙な同社のオリジナルいちごです。
同社は「うずしおベリー」の加工品やスイーツも作っており、徳島県・鳴門市の地域のブランドいちごとしての認知度を高めるのが目的です。
日付は「良い(11)いちご(15)」の語呂合わせと、苺シーズンの幕開けを祝う意味から11月15日を記念日にしたそうです。
以上、11月15日の記念日についてでした。
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