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虹蔵不見(にじかくれてみえず)-小雪-初候-七十二候-第五十八候

虹蔵不見(にじかくれてみえず)-小雪-初候-七十二候-第五十八候 七十二候

虹蔵不見(にじかくれてみえず)は、七十二候の第五十八候の季節(略本暦による呼び名)です。

小雪の初候となり、「虹を見かけなくなる」という意味になります。

虹蔵不見について詳しく説明します。

虹蔵不見の読み方と詳しい意味

虹蔵不見の読み方は下記の通りです。

  • にじかくれてみえず

冬になってきて、太陽の光は弱まり、曇った日も増えてきて、乾燥してくるため大気中の水分も減って虹が出にくい季節になった様子を表現しています。

清明の末候に「虹始見(にじはじめてあらわる)」とあり、虹蔵不見と対になった七十二候となっています。

虹蔵不見-小雪の初候の時期

虹蔵不見の時期・期間は概ね11月22日から11月26日ころです。

正確な期間は下記の通りです。

  • 2021年:11月22日~11月26日
  • 2022年:11月22日~11月26日
  • 2023年:11月22日~11月26日
  • 2024年:11月22日~11月26日
  • 2025年:11月22日~11月26日

二十四節気は年によって期間が変わるため、七十二候もそれぞれ期間が年によって変化します。

同時期の中国(宣明暦)の七十二候の名称と意味

二十四節気・七十二候は元々中国で生まれたものです。二十四節気はほぼそのまま中国での書き方ですが、七十二候は中国のままだと意味が通じない部分や日本らしくない部分があり、江戸時代に入って渋川春海ら暦学者によって日本の気候風土に合うように改訂され、「本朝七十二候」が作成されました。

現在では、1874年(明治7年)の「略本暦」に掲載された七十二候が主に使われています。

元々の中国(宣言暦)の七十二候は下記のようになっています。

  • 名称:虹蔵不見
  • 意味:虹を見かけなくなる

「虹蔵不見」は日本でも中国でも同じものとなっています。

虹蔵不見に関すること

虹蔵不見に関することを紹介します。

虹蔵不見の季節感

虹蔵不見は100年以上前に考えられたもので、今の季節感にあっているかとと言えば合っています。

日本海側であればどんよりとした冬の天気となり余計に気が滅入る季節に入ってきており、たまには虹でも見られる天気になれば良いのにな~と思う頃合いです。

虹蔵不見に関するリンク

虹蔵不見に関するリンクです。

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