5月7日には、多くは無いもののいくつかの記念日が登録・制定されています。
57という数字からは「こな」などの語呂合わせが想像出来ますが、実際にどんな記念日が登録されているのか、紹介します。
粉の日・コナモンの日
「こ(5)な(7)」という語呂合わせから、粉の日とされています。
また日本コナモン協会によって、「コナモンの日」にもなっています。
日本コナモン協会は、コナモン(粉食、粉物)の認知と普及、また粉物文化の継承と発展を主な目的として設立された任意団体です。
「コナモンの日」は日本記念日協会に登録されていましたが、現在は記載が無いため、特には登録されてないようです。
博士の日
1888年(明治21年)5月7日、植物学者の伊藤圭介・数学者の菊池大麓・物理学者の山川健次郎ら25人に日本初の博士号が授与されたことにちなみ、博士の日となっています。
1887年(明治20年)5月21日、学位令(明治20年勅令第13号)が公布せられ、同令第1条により、博士と大博士の二等の学位が定められ、第2条により法学博士、医学博士、工学博士、文学博士、理学博士の五種が定められました。
さらに、第3条により、博士学位は大学院の定規試験を通過した者、もしくは同等以上の学力があるとして帝国大学評議会の議を経た者に、文部大臣が授与しました。
また、この頃は、課程の試験もしくは論文の提出以外の他に、推薦による博士学位の授与が存在していたそうです。
推薦を行う権限を有していたのは、文部大臣、帝国大学総長、そして、博士授与者からなる博士会とされています。
世界エイズ孤児デー
2002年に国連子ども特別総会が開催されたニューヨークで制定されました。
エイズ孤児とは、
- 両親のいずれかもしくは両方をエイズによって失った子供(孤児)
- HIV感染、或はAIDS患者の孤児
の両方をさします。
ブラックモンブランの日
佐賀県小城市に本社を置き、アイスクリームやチョコレート菓子などを製造販売する竹下製菓株式会社が制定しました。
2019年に発売50周年となる同社の看板商品の「ブラックモンブラン」、こだわりのバニラアイスにチョコレートとザクザク食感のクランチがコーティングされた九州で大人気のこのアイスクリームを全国に広めるのが目的です。
日付は「ブラックモンブラン」が初めて発売された1969年5月7日からです。
ココナッツの日
果実のプロとして知られ、さまざまな清涼飲料水を製造販売するキリン・トロピカーナ株式会社が制定しました。
海外では定番のココナッツウォーターを中心にココナッツの普及、促進が目的です。
ココナッツは高い栄養価と豊富なミネラル分で近年注目を集めている果実です。
日付は5と7で「ココ(5)ナッ(7)ツ」の語呂合わせからとなっています。
木原昇・トランペットソロの日
トランペット愛好家の木原昇氏が制定しました。
木原氏は京都橘高校吹奏楽部の演奏を見て感動したそうです。
とくにトランペットのソロが気に入り、一度も吹いたことがなかったトランペットを手に入れて79歳からトランペット教室に通いはじめました。
琵琶湖に向かって『琵琶湖周航の歌』をソロで演奏することを目標に努力を重ねているそうです。
2023年に80歳の傘寿を迎える5月7日の誕生日を記念日として、自身の健康のバロメータであり長生きのしるしとなるトランペットソロを広めることが目的です。
毎月7日が記念日になっているもの
月に限らず、毎月7日が記念日になっているものを紹介します。
生パスタの日
生めん類の製造業者の団体である全国製麺協同組合連合会が制定しました。
素材の風味、味、コシなど、生パスタの魅力を多くの人に知ってもらうのが目的です。
日付は7と8で「生=な(7)ま・パ(8)スタ」と読む語呂合わせから毎月7日と8日になっています。また、同連合会では別に7月8日も「生パスタの日」に制定しています。
Doleバナ活の日
バナナ、パイナップル、アボカド、グレープフルーツなど、大地の恵みを受けた栄養価の高い、美味しい果物の生産、加工、販売などを手がける株式会社ドールが制定しました。
食物繊維、レジスタントスターチ(難消化性でん紛で短鎖脂肪酸を供給し、善玉菌を増殖するとされる成分)、GABA(自立神経のバランスを整える成分)など、身体に良い栄養素が含まれているバナナを継続的に食べることで健康になる活動「バナ活」を広めるのが目的です。
日付はバナナは一年を通じて販売されていることと、バナナの「ナナ」(7)から毎月7日としたそうです。
以上、5月7日の記念日についてでした。
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