7月2日には、それほど多くは無いものの、いくつかの記念日が登録・制定されています。
72という数字からは語呂合わせは想像出来ませんが、実際にはどんな記念日が登録されているのか、紹介します。
なお例年7月2日は七十二候の半夏生となることが多いため、半夏生にちなんだ記念日が多くなっています。
ユネスコ加盟記念の日
1951年7月2日、日本が国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)に加盟したことを記念して「ユネスコ加盟記念の日」としています。
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関、United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization U.N.E.S.C.O.)は、諸国民の教育、科学、文化の協力と交流を通じて、国際平和と人類の福祉の促進を目的とした国際連合の専門機関です。
蛸の日
蛸研究会が制定しました。
日付は関西地方では7月2日頃の半夏生に蛸を食べる人が多いことからです。
布ナプキンの日
ベルメゾン等を運営する千趣会が制定しました。
日付は「ナ(7)プ(2)キン」の語呂合せと、同社が布ナプキン(布製の生理用ナプキン)の発売を始めた日からです。
北海道米「ななつぼし」の日
北海道札幌市に事務局を置く、北海道米販売拡大委員会が制定しました。
北海道米の作付面積の約半数を占める「ななつぼし」は北海道を代表するブランド米です。
バランスの取れた味わいと冷めても美味しい特徴から北海道で最も食べられています。
記念日を通して北海道米「ななつぼし」をさらに多くの人に愛着を持ち、ファンとなってもらうことで消費拡大につなげるのが目的です。
日付は7と2で「なな(7)つ(2)ぼし」と読む語呂合わせからです。
通称は「ななつぼしの日」です。
中央シャッターの日
東京都足立区に本社を置き、重、軽量シャッターの製造販売、修理及びメンテナンスなどを手がける株式会社中央シャッターが制定しました。
1970年に市川文胤氏が創業した同社が2020年に創業50周年を迎えたことを記念し、その創業の精神である「人喜んでこそ商売なり」を受け継いでいくのが目的です。
日付は社名の「中央」にちなんで一年365日の真ん中の日にあたる7月2日としたそうです。
アマニの日
製粉事業、食品事業などを手がけ、アマニの粒や粉末、油などを製造販売する株式会社ニップンが制定しました。
体内で作ることができないために必須脂肪酸と呼ばれ、健康管理に必要とされるオメガ3脂肪酸を豊富に含むアマニを使った料理を食べて、健康管理や生活習慣の改善に取り組むきっかけの日としてもらうのが目的です。
日付は一年のほぼ真ん中で雑節の「半夏生」の頃にあたり、夏の健康管理にもふさわしい日であることから7月2日にしたとのことです。
全国なまずサミット・なまずの日
なまずを活用してまちおこしを行っている全国の自治体などで開催する全国なまずサミットが制定しました。
なまずの魅力を全国に向けて発信することで、関連産業の発展と観光文化の振興を図り、地域の振興に寄与するのが目的です。
日付は7月2日を0702と見立て、その702を「な(7)ま(0)ず(2)」と読む語呂合わせからです。
真ん中の日
神奈川県横浜市で食品や化粧品の販売、食文化の提案やイベント企画などを手がけるアッカープランニングが制定しました。
1年365日のちょうど真ん中の日を「半分」「シェア」「折り返し」「真ん中」などをキーワードに、みんなで笑顔でお祝いするのが目的です。
日付は1月1日からも12月31日からも数えて183日目の真ん中になるので7月2日にしたそうです。
たわしの日
「亀の子束子(かめのこたわし)」を中心に多くの洗浄用品などを製造・販売している株式会社亀の子束子西尾商店が制定しました。
「亀の子束子」は丈夫で長持ち、機能的な形と洗い心地の良さから多くの家庭で愛されています。
その名前は形が長寿で縁起の良い亀に似ていること、亀は水にも縁があることなどにより親しみやすい亀の子から命名されたものです。
「たわし」と言えば「亀の子束子」を思い浮かべる人も多くなっています。
日付は1915年(大正4年)7月2日に亀の子束子西尾商店の初代社長 西尾正左衛門氏が「束子(たわし)」の特許を取得したことからです。
谷川岳の日
1920年7月1日、藤島敏男・森喬(日本山岳会)の2名が、土樽の案内人剣持政吉を伴い土樽村から入り、仙ノ倉山に至り三ノ沢に下降、翌日の7月2日に矢場尾根から茂倉岳・谷川岳に至り天神峠から谷川温泉に下ったそうです。
この日本登山史に残る谷川岳初登頂の日を記念日としたのは谷川岳の麓に位置する群馬県みなかみ町です。
町のシンボルである谷川岳をアピールする日としています。
柿渋の日
青い未熟の渋柿を圧搾してできた果汁を発酵させた柿渋は、古くからその防腐、防水効果から塗料や染料などに使われてきました。
環境問題が叫ばれる今、その自然素材は世界的にも注目を集めています。
柿渋を扱う大阪市の株式会社柿多冨(かきたふ)が柿渋の素晴らしさをPRするために制定しました。
日付は7月2日頃が暦の上の「半夏生」にあたり、この頃になると山里に山柿が小さな青い実を付け始めて柿渋造りの準備に入ることと、夏季7月2日を「かきしぶ」と読む語呂合わせからです。
うどんの日
香川県製麺事業協同組合が、うどんの消費拡大を目指して、1980年(昭和55年)に設けた日です。
香川県地方の農家では農繁期が一段落した半夏生の頃にうどんを食べて、労をねぎらう習慣があったことに由来するそうです。
CELFの日
コンサルティング、システム開発、検証サービス、ITインフラ構築、ITマネジメント、ITハード・ソフト販売などさまざまなITサービスを提供するSCSK株式会社が制定しました。
「CELF」(セルフ)とは表計算ソフトのExcelと同じ見た目・操作性で、予算実績管理や販売管理などの業務アプリケーションの作成を簡単に行うことができ、工数削減や生産性向上を図れるノーコードのシステム開発ツールです。
記念日を通じて「CELF」の営業活動やイベント、キャンペーンなど、さまざまなプロモーションに活用するのが目的です。
日付は「CELF=セルフ」を7(セ)0(ル)2(フ)と読む語呂合わせから7月2日にしたそうです。
おへそケアの日
ヘルスケア用品、スキンケア用品などを製造販売する花王株式会社が制定しました。
おへそケアの重要性と、へそのごまがスポッ!ととれる製品「SPOT JELLY へそごまパック」のことを知ってもらうのが目的です。
おへそにこびりついた垢やニオイ汚れをすっきりキレイにして、おへそへの愛を深めてもらいたいとの思いが込められているそうです。
日付はおへそが体の真ん中にあるので、1年の真ん中の7月2日を「おへそをいたわる日」にしたそうです。
夏の長野県産レタスの日
全国農業協同組合連合会長野県本部(JA全農長野)が制定しました。
全国1位の生産量を誇り、特に夏場のシェアは圧倒的な長野県産レタス、高原の冷涼な気候を生かして栽培されるみずみずしくシャキシャキとした歯ざわりで、甘く美味しい長野県産レタスの販売促進と消費拡大が目的です。
日付は「な(7)つ(2)」と読む語呂合わせから7月2日を記念日にしたそうです。
また気温上昇に伴い、サラダの材料としての需要が高まることもその理由としています。
毎月2日が記念日になっているもの
月に限らず、毎月2日が記念日になっているものを紹介します。
Life2.0の日
「今日を生きる。明日をひらく。」をブランドスローガンに掲げるマニュライフ生命保険株式会社が制定しました。
同社では未来を前向きに自分らしく行動する生き方を「Life2.0」と名付けており、未来について考えるきっかけの日としてもらうのが目的です。
日付は「Life2.0」から2日、さらに一年を通じて自分が何かを始める日との意味を込めて毎月としたそうです。
以上、7月2日の記念日についてでした。
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