白露-二十四節気 第15であり八月節

白露-二十四節気 第15であり八月節 二十四節気

白露は、例年9月8日頃に訪れる二十四節気の15番目の暦で、八月節とも言われています。

「陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也」と暦便覧には記されており、大気が冷えてきて、露ができ始めるころとされています。

あまり使われない言葉ですが、白露について説明します。

なお南斗白鷺拳の「白鷺」とは全く関係ありません。漢字がそろそも違います。白鷺拳の「鷺」は鳥のサギです。

白露とは?

白露は、二十四節気において15番目に配置されています。太陽黄経が165の時です。

と書いてもわかりにくいですよね。

白露には大きく分けて3つの意味があります。

天文学的な白露

白露とは太陽黄経が度の時と説明されますが、どういう意味かと言えばまず下記の図を見てください。

黄道と赤道、天球の説明図

地球を丸い球体の中心に置いたと考えて下さい。

この球体を天球と良い、天球には太陽が通る道が出来ます。この道を黄道と言います(正確には人の目で見て太陽が通る道)。

そして自転軸に対して地球の中心から直角(垂直)にした面を天球の描いたのが「天の赤道」です。

この黄道と天の赤道が交わる瞬間が年に2回あります。南側から北側に交わる日を春分、北側から南側に交わるのが秋分となります。

春分の日は太陽黄経が0度となり、夏至が90度・秋分が180度・冬至が270度です。

白露は夏至から秋分の間、秋分の手前で、太陽黄経が165度となります。

天文学的に白露の時間(瞬間)は決められています。

時間は国で違うため、白露の日や時間も異なってきます。下記は世界時と日本での白露の日と時間を2000年から2050年まで表したものです。

世界時の日 世界時 日本の日 日本での時間
2000年 9月7日 7:59 9月7日 16:59
2001年 9月7日 13:46 9月7日 22:46
2002年 9月7日 19:31 9月8日 4:31
2003年 9月8日 1:20 9月8日 10:20
2004年 9月7日 7:13 9月7日 16:13
2005年 9月7日 12:57 9月7日 21:57
2006年 9月7日 18:39 9月8日 3:39
2007年 9月8日 0:29 9月8日 9:29
2008年 9月7日 6:14 9月7日 15:14
2009年 9月7日 11:58 9月7日 20:58
2010年 9月7日 17:45 9月8日 2:45
2011年 9月7日 23:34 9月8日 8:34
2012年 9月7日 5:29 9月7日 14:29
2013年 9月7日 11:16 9月7日 20:16
2014年 9月7日 17:01 9月8日 2:01
2015年 9月7日 23:00 9月8日 8:00
2016年 9月7日 4:51 9月7日 13:51
2017年 9月7日 10:38 9月7日 19:38
2018年 9月7日 16:30 9月8日 1:30
2019年 9月7日 22:17 9月8日 7:17
2020年 9月7日 4:08 9月7日 13:08
2021年 9月7日 9:53 9月7日 18:53
2022年 9月7日 15:32 9月8日 0:32
2023年 9月7日 21:26 9月8日 6:26
2024年 9月7日 3:11 9月7日 12:11
2025年 9月7日 8:52 9月7日 17:52
2026年 9月7日 14:41 9月7日 23:41
2027年 9月7日 20:28 9月8日 5:28
2028年 9月7日 2:21 9月7日 11:21
2029年 9月7日 8:11 9月7日 17:11
2030年 9月7日 13:52 9月7日 22:52
2031年 9月7日 19:49 9月8日 4:49
2032年 9月7日 1:37 9月7日 10:37
2033年 9月7日 7:19 9月7日 16:19
2034年 9月7日 13:13 9月7日 22:13
2035年 9月7日 19:01 9月8日 4:01
2036年 9月7日 0:54 9月7日 9:54
2037年 9月7日 6:44 9月7日 15:44
2038年 9月7日 12:25 9月7日 21:25
2039年 9月7日 18:23 9月8日 3:23
2040年 9月7日 0:13 9月7日 9:13
2041年 9月7日 5:52 9月7日 14:52
2042年 9月7日 11:44 9月7日 20:44
2043年 9月7日 17:29 9月8日 2:29
2044年 9月6日 23:15 9月7日 8:15
2045年 9月7日 5:04 9月7日 14:04
2046年 9月7日 10:42 9月7日 19:42
2047年 9月7日 16:37 9月8日 1:37
2048年 9月6日 22:26 9月7日 7:26
2049年 9月7日 4:04 9月7日 13:04
2060年 9月7日 9:59 9月7日 18:59

上記のように白露の時間は決まっているものの、他の天体の影響を受けてごく僅かにズレることもあります。そのため、毎年2月1日に国立天文台が翌年度の春分の日付や二十四節気、白露の日付を発表しています。

暦・二十四節気における白露

天文学的な白露は瞬間ですが暦や二十四節気における「白露」は1日もしくは、特定の期間のことを指しています。

  • 2021年は9月7日から9月22日
  • 2022年は9月8日から9月22日
  • 2023年は9月8日から9月22日
  • 2024年は9月7日から9月21日
  • 2025年は9月7日から9月22日

天文学的な白露の時から黄道の角度で15度太陽が移動した時が「秋分」になるため、その前日までの期間をとしている訳です。

月・季節としての白露

白露は八月節とも言われます。

二十四節気は1つが概ね15日間で2つ合わせると約30日になり、2つの組み合わせで月を表すようことがあり、二十四節気で決める月を1月節、2月中というように「節月」と言います。

前半は節、後半が中と表します。

主に暦注(暦に記載される日時・方位などの吉凶、その日の運勢などのこと)で今でも使うことがあります。

二十四節気において、立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降は秋と決まっており、秋を表す言葉にもなっています。

白露としての行事・風習・イベント

白露・二十四節気としての行事や風習は特にありません。

雑節として二百二十日があります。

二百二十日

二百二十日とは、雑節(二十四節気・五節句などの暦日のほかに、季節の移り変りをより適確に掴むために設けられた、特別な暦日のこと)の1つで、立春を起点日として220日目(立春後の219日目)の日です。

およそ9月11日頃になります。台風の上陸が多い時期で台風に備えることが重要です。

十五夜や重陽の節句

白露の時期に十五夜(中秋の名月)や重陽の節句があるので、二十四節気と関係しているのでは?と思うかもしれませんが、直接は関係していません。

ただし中秋の名月は秋分と少し関係してきます。秋分は、北半球では太陽と月の角度により月の(地球から見た)位置が観月に最も適しており、ちょうど中秋の名月である十五夜が白露内に来ることが多くなっています。

ただし十五夜の半分ほどは、秋分の期間になります。

秋の社日

社日(しゃにち)は、雑節の一つで、産土神(生まれた土地の守護神)を祀る日です。春と秋にあり、春のものを春社(しゅんしゃ、はるしゃ)、秋のものを秋社(しゅうしゃ、あきしゃ)とも言います。

古代中国に由来し、「社」とは土地の守護神、土の神を意味します。

春分または秋分に最も近い戊(つちのえ)の日が社日となります。

ただし戊と戊のちょうど中間に春分日・秋分日が来る場合(つまり春分日・秋分日が癸(みずのと)の日となる場合)は、春分・秋分の瞬間が午前中ならば前の戊の日、午後ならば後の戊の日とします。またこのような場合は前の戊の日とする決め方もあります。

そのため白露内に社日が来ることもあれば、秋分内に社日が来ることがあります。

秋の彼岸入り

秋分の日を挟んで前後3日間・合計7日間が秋の彼岸とされており、白露の期間に彼岸入りします。

白露に関すること

白露に関するさまざまなことを追加していきます。

白露の季節性

白露は、大気が冷えてきて、露ができ始めるころとされていますが、9月の20日頃はまだまだ暑いこともあって、草木に露(水滴)がつくことはまだ少ないかもしれません。

そもそも二十四節気が登場した中国の内陸部の様子を伝えている言葉なので、日本の気候とは一致しないことが多くなっています。

ただ関東より東・北であれば、白露の季節になってきています。

白露の七十二候

二十四節気の1つを更に3つに分けている七十二候

白露の七十二候は下記のものです。

鳥が2つも現れる七十二候になっています。

白露に関するリンク

 

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