2月25日は、少ないながらもいくつかの記念日が登録・制定されています。
225という数字の並びからあまり語呂合わせは想像できませんが、どんな記念日が登録されているのか紹介します。
夕刊紙の日
1969年(昭和44年)2月25日、日本初の駅売り専門の夕刊紙「夕刊フジが創刊したことにちなみ、夕刊紙の日とされています。
夕刊フジは日本初・唯一の駅売りタブロイド紙として創刊しました。
創刊翌年(1970年)に産業経済新聞社から子会社として分離されたフジ新聞社へ発行元を移行しましたが、1987年にサンケイスポーツ新聞社と共に産経新聞社と再度合併しています。
新聞名はフジテレビジョンに由来しています。創刊当初から見出しにオレンジ(橙)色を採用したことから「オレンジ色のニクい奴」というキャッチコピーが付いたそうです。
箱根用水完成の日(深良用水完成の日)
寛文10年2月25日(新暦1670年4月14日)、箱根山をトンネルで貫く灌漑用水路「深良用水」が完成したことにちなみ、箱根用水完成の日(深良用水完成の日)となっています。
正式には「深良用水完成の日」ですが「箱根用水完成の日」ということが多くなっているようです。
深良用水は、駿河国駿東郡深良村(現・静岡県裾野市深良)の名主・大庭源之丞が農民のかんばつ被害を解決するために建設した用水路です。
全長1280メートル、合流地点での高低差1mという難題を見事に解決したため、当時の測量技術の高さを示す建造物としても評価されています。
とちぎのいちごの日
1月25日・2月25日・3月25日の3日間ある記念日です。
JA全農とちぎに事務局を置く「栃木いちご消費宣伝事業委員会」が制定しました。
1968年(昭和43年)からいちごの生産量日本一を誇る栃木県、「とちおとめ」「スカイベリー」など美味しい栃木のいちごをより多くの人に知ってもらい、食べてもらうのが目的となっています。
日付はいちごの流通の多い1月から3月の中の「と(10)ちぎのいちご(15)」を10+15=25とした25日をそれぞれ記念日としたもので、1月25日、2月25日、3月25日の3日間となっています。
ひざ関節の日
福岡県福岡市に本社を置き、機能性表示食品の「ひざサポートコラーゲン」を開発・販売するキューサイ株式会社が制定しました。
ひざの痛みがなく、自分の足で100歳まで歩けるような身体づくりをすることで、健康寿命を延ばす同社の「100歳まで楽しく歩こうプロジェクト」のPRが目的です。
日付は「ひざ」を英語で「ニー(knee)」ということからの2と、楽しいことを「ニッコリ」と表現することの25を組み合わせとなっています。
ヱビスの日
東京・恵比寿に本社を置くサッポロビール株式会社が自社のヱビスビールをより多くの人に知っていただくために制定しました。
ヱビスビールはドイツのビール純粋令に則った戦後初の麦芽100%ビールで、通常の1.5倍の長期熟成をすることで深いコクを生み出しています。
日付は1890年(明治23年)2月25日にヱビスビールが初めて発売されたことにちなんでいます。
225の日
個人投資家向けに日経225先物などの情報提供を行っている株式会社ゲイターズが、自社の運営サイト「225ラボ」にちなんで制定しました。
日付は多くの個人投資家や投資関連企業に活用してもらえるようにと、2と25で「225の日」とシンプルにしたものということです。
ヌヌコ記念日
福岡県福岡市在住でベネッセのチャレンジタッチの「ニャッチ」や、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の公式マスコットキャラクター「ミライトワ」「ソメイティ」などのキャラクターデザイナーとして知られる谷口亮氏が制定しました。
ヌヌコは谷口氏のオリジナルの猫キャラクターで、福岡県内においてさまざまな民間企業のイベントなどに起用されており、記念日を通して全国的に親しみやすくクリーンなイメージの「まったりと和風なヌヌコ」を多くの人に知ってもらうのが目的です。
日付は「ヌヌコ」の音の響きを「ににご」と連想して2月25日としたそうです。
また、この日は「ヌヌコ」の誕生日でもあるそうです。
毎月25日が記念日になっているもの
月に限らず、毎月25日が記念日になっているものを紹介します。
プリンの日
牛乳や加工乳、乳飲料、ヨーグルトなどの乳製品メーカーで、岡山県岡山市に本社を置くオハヨー乳業株式会社が制定しました。
プリンの人気商品が多いことから制定したもので、日付は25を「プリンを食べると思わずニッコリ」の「ニッコリ」と読む語呂合わせから毎月25日としています。
以上、2月25日の記念日についてでした。
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