2月18日には、数少ないもののいくつかの記念日が登録・制定されています。
218という数字からだと語呂合わせが想像しにくいですが、実際にはどんな記念日が登録されているのか紹介します。
エアメールの日
1911年(明治44年)2月18日、インドで初めて飛行機によって郵便物が運ばれたことに由来して「エアメールの日」とされています。
イラーハーバードで開かれていた博覧会のアトラクションとして、会場から8km離れた駅まで6000通の手紙が飛行機で運ばれたそうです。
現在だと電子マネールやSNSで瞬時に海外でも文章を送ることが出来るようになりましたが、紙、しかも手書きによる手紙は嬉しいものですよね。
嫌煙運動の日
1978年(昭和53年)2月18日、東京・四谷で「嫌煙権確立をめざす人々の会」が設立され、日本でも本格的な嫌煙運動がスタートしたことに由来して「嫌煙運動の日」とされています。
当時は嫌煙権という言葉も耳新しく、多くのマスコミがこの集会を報道、一気に嫌煙運動が盛り上がっていきました。
現在では路上喫煙は恥ずかしいもの…という風潮まで生まれてきていますが、管理人が住む札幌は、喫煙率全国1位だけあって、札幌市のほんのわずかなエリアを除き、歩きタバコの禁止条例が無いのが怖いところです。
冥王星の日
1930年(昭和5年)2月18日、アメリカ・ローウェル天文台のクライド・トンボーが冥王星を発見したことにちなみ「冥王星の日」とされました。
なお冥王星は惑星であり、太陽系第9惑星と習った記憶がある方もいるかと思いますが、冥王星は現在準惑星となっており、2007年以降は第8惑星までとなっています。
冥王星は直径2370kmであり、月の直径3474kmよりも小さな星です。
安眠の日
安眠の日は、関東の一部地域で定められている睡眠時間の規定通りしっかりと休もうという日です。
現在はあまり広まっていませんが、数年前までは小中学校などで安眠キャンペーンも行われていたそうです。
方言の日
奄美群島の与論島方言で言葉を「ふ(2)とぅ(10)ば(8)」ということから、語呂合わせで、鹿児島県大島支庁が2007年に大島地区の方言の日に制定しました。
島毎の方言差が大きいため、奄美大島では「シマユムタの日」、「島口の日」、沖永良部島では「シマムニの日」、与論島では「ユンヌフトゥバの日」などと異なる別名も併用されているそうです。
プライヤの日
新潟県見附市に本社を置き、日本で唯一のプライヤ専門メーカーである株式会社五十嵐プライヤーが制定しました。
「プライヤ」とはボルトやナット、パイプなど、さまざまな物を掴んだり挟んだり、曲げたり切断するときに使う作業工具です。
ジョイント部分がスライド構造になっているため先端部分をより大きく開くことができ、小さなものから大きなものまで挟めます。
家庭のDIYからプロまで使える汎用性の高い「プライヤ」を、より多くの人に知ってもらい使ってもらうのが目的です。
日付は2と18で「プ(2)ライ(1)ヤ(8)」と読む語呂合わせからです。
毎月18日が記念日になっているもの
月に関係なく毎月18日が記念日になっているものを紹介します。
防犯の日
日本で初めての警備保障会社として1962年に創業したセコム株式会社が制定しました。
セキュリティのトップカンパニーとして社会の安全化に努めてきた同社の、企業や家庭、個人の防犯対策を毎月この日に見直して「安全、安心」に暮らしてもらいたいとの願いが込められているそうです。
日付は18の1を棒に見立てて「防」、8を「犯」とする語呂合わせから毎月18日としたそうです。
以上、2月18日の記念日についてでした。
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