8月24日には、多くは無いもののいくつかの記念日が登録・制定されています。
824という数字の並びから語呂合わせによる記念日は想像しにくいですが、どんな記念日が登録されているのか紹介します。
愛酒の日
酒をこよなく愛した宮崎県出身の歌人である若山牧水の誕生日が1885年（明治18年）8月24日だったことにちなみ「愛酒の日」とされています。
若山牧水は一日一升程度の酒を呑んでいたといい、死の大きな要因となったのは肝硬変でした。
逸話として、夏の暑い盛りに死亡したのにもかかわらず、死後しばらく経っても死体から腐臭がしなかったため、「生きたままアルコール漬けになったのでは」と、医師を驚嘆させたというものがあります。
大噴火の日
西暦79年8月24日、イタリアにあるヴェスヴィオ火山が大噴火を起こしたことにちなみ「大噴火の日」とされています。
この噴火により古代ローマ帝国の都市ポンペイが火砕流に飲み込まれて滅亡してしまったことは有名な話です。
ジャパンパラリンピックデー
公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会が制定しました。
パラリンピックが東京で開催されることを国民の心に深く留めてもらい、パラスポーツ、パラアスリートへの関心を高めて、パラリンピック・ムーブメントをレガシーとして発展させることが目的です。
日付は2021年8月24日に「東京2020パラリンピック競技大会」が開幕することからです。
ドレッシングの日
マヨネーズ、ドレッシングなどの製造、販売を手がけるケンコーマヨネーズ株式会社が制定しました。
ドレッシングの新しい利用方法をアピールするのが目的です。
日付はドレッシングは野菜にかけて使うことが多いので、「野菜にかける」で8×3×1＝24になることから24日、そして、週間カレンダーの「野菜の日」（8月31日）の真上にくる日が8月24日であることからこの日を記念日としたものです。
また、夏場の食欲不振の時期にドレッシングをかけたサラダを食べて多くの人に健康（ケンコー）になって欲しいとの思いも込められているそうです。
レンタルユニフォームの日
ユニフォームのレンタル、クリーニングを含むメンテナンスなどを手がける丸紅メイト株式会社が制定しました。
レンタルユニフォームのさらなる普及と発展が目的です。
レンタルユニフォームは補修、クリーニングなど３Ｒ（リデュース・リユース・リサイクル）を行い、無駄なく環境への配慮がなされたものとして注目を集めています。
日付は8は末広がりで縁起が良く、横にすると∞（無限＝リユース・リサイクル）になり、24は「ユニ（2）フォー（4）ム」を表しすことからです。
歯ブラシの日
歯ブラシをはじめとする予防歯科のための口腔ケア商品の開発、販売などを行う株式会社オーラルケアが制定しました。
歯ブラシでの歯みがきをもっと普及させて、口腔ケアへの関心を高めてもらうことが目的です。
日付は8と24で「歯（8）ブ（2）ラシ（4）」の語呂合わせからです。
バニラヨーグルトの日
はっ酵乳・乳酸菌飲料の専門メーカーである京都府八幡市に本社を置く日本ルナ株式会社が制定しました。
1993年から発売し、アイスクリームのような味わいと大好評のバニラヨーグルトのＰＲが目的です。
日付は8と24で「バニラヨーグルト」と読む語呂合わせからです。
また、暑さが厳しい時期に栄養価の高いヨーグルトを食べて、元気に過ごして欲しいとの願いも込められているそうです。
フルハーネス型安全帯普及の日
高所作業に携わる人の墜落・転落などの災害を撲滅するために、安全帯の正しい使い方の啓蒙活動を行っている日本安全帯研究会が制定しました。
フルハーネス型墜落制止用器具（フルハーネス型安全帯とも呼ぶ）の普及活動を推進するとともに、利用者に対して適切な取り扱い、使用条件、器具選択などの案内をするのが目的です。
日付は「ハーネス」を英語で発音すると「ハァー（8）（ル）ニィ（2）ス（4）」となることと、暑い時期であり、お盆休み明けは事故増加の傾向もあることから、注意してほしいとの意味も込めて8月24日としたそうです。
毎月24日が記念日になっているもの
月に限らず、毎月24日が記念日になっているものを紹介します。
ブルボン・プチの日
新潟県柏崎市に本社を置き、数多くの人気菓子を製造販売する株式会社ブルボンが制定しました。
同社が1996年から販売する「プチシリーズ」は手軽に食べられる大きさのビスケットや米菓、スナック類など２４種類です。
そのバラエティ豊かな品揃えと、色とりどりの細長いパッケージで人気の「プチシリーズ」をさらに多くの人に楽しんでもらうのが目的です。
日付は24種類にちなんで毎月24日にしたそうです。
同社は「ブルボン・プチの日」の愛称を「プチの日」としています。
以上、8月24日の記念日についてでした。
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